石原慶幸を名捕手に育てた男は誰か?

2019年パリーグMVPは西武の森友哉。首位打者&100打点。

森の年俸は2億円に到達。まだ24歳ですんげえな。

先輩の藤浪に大きく差を開け、我らが坂倉将吾(21歳)にも大きく差を開けた。

坂倉と森は3歳違い。だが年俸は30倍。

ちくしょう、今に見てろよ森友哉。


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誰が石原を名捕手に育てたか?

頼れるうーたん40歳。

まだ会ってもいないのに早くも天理大学の石原貴規をイジるU-石原。

スゴいなあ。すっかり頼れる先輩で石原軍団のドン。

でもいつからこんなに「石原は頼れるお兄ちゃん」みたいな空気になったのかな?

ついちょっと前まで新井や東出と同じような扱いでしたけど。

実は私、ルーキーの頃の石原慶幸をあんまり好きじゃなかったんですよ。

私は木村一喜推しでした。

 

誰が石原を名捕手に育てたのか?

何度もこのブログに書いてきましたが石原って送りバントがヘタなんですよ。

アクロバチックなスクイズ(飛ぶキャッチャー)のイメージで「石原はバントの名手」みたいな誤解が広まっていますが全く違います。

石原は大のバント下手。

忘れちゃいけない重要事項。通算の犠打成功率はたぶん50%くらいだと思います。

2019年は「6の6」で成功率100%でした。だいぶ上手くなったとはいえ私はまだ信じ切れません。

石原の送りバントには苦い思い出が溢れまくっていますから。

 

キャッチングが上手いって評価もプロ入り後、何年か経ってからのハナシ。

若い頃はそんなでもありませんでした。肩は良かったけどね。

石原の転機はプロ2年目の2003年。

前年に打率.300をマークした木村一喜(25歳)がキャンプで出遅れ、開幕捕手はベテラン西山秀二(35歳)。

ちなみにこの年の開幕投手は黒田博樹(28歳)。この年が自身初の開幕投手。

この頃から西山は自慢の打力が落ち始め、西山は黒田と佐々岡(35歳)の時にスタメン。若い石原(23歳)はそれ以外の先発投手の時にスタメン出場が増えます。相棒は高橋建やクリス=ブロックら。今も昔も石原は外国人と相性が良いのです。ブロックってボーク王で石原より打ってた人。

当時の一軍ベンチにいたのは石原、西山、木村一喜の3人。瀬戸(34歳)と倉義和(27歳)は二軍でした。

木村は捕手登録ながらほぼ代打要員でした。だって木村は新人の永川勝浩(22歳)のフォークボールを捕れなかったから。

 

永川のおかげ?

2004年の石原はプロ3年目。キャリアハイと言われる打率.288のシーズン。

阪神から復帰したテレビ新広島の達川光男(48歳)が石原の打撃を褒めてましたが私はまだまだ石原の打撃には懐疑的でした。

だって石原の顔はレフト向いてるのに打球はライトなんだもん。もうこの頃から石原にインチキ臭を感じてたファンは多い。

2005年は故障もあって出場試合数を減らす。その隙に倉義和が一軍定着。木村一喜はキャンプで山本浩二の芋焼酎を勝手に飲んでトレードされました。

2006年からはマーティ=ブラウン監督と永川勝浩のフォークボールに鍛えられ、この時期から急激に石原のキャッチングとブロッキング(前に落とす)技術が向上しました。

2009年には守備力を買われてWBCに初出場。イチローが決勝戦で伝説のセンター前タイムリーを打った時、石原も密かにあのチームにいたのです。栗畑健太も緊急出場してました。

2010年~2011年はカープの選手会長も務めたのですがチームは2年連続5位でした。

この頃、石原のインチキ呼ばわりはカープファンの間ですっかり定番化しており、あまりまだ名捕手というイメージはなかった。守備は上手いけど。

ブラウン政権の2006~2009年、石原はとにかく守備が劇的に向上しました。でもGG賞はまだ獲れない。

 

前田健太のおかげ?

2009年、マツダスタジアム開場。

2010年、前田健太登場。

広島の教科書に載ってるカープ維新の年です。

カープの夜明けはこの二つから始まった。

 

緒方と前田が支え続けた土台の上にこれだけのものが加わった。それがカープの夜明け。

マエケンの後に続いたキクマルの存在も大きい。

でもやっぱ新球場と前田健太がカープの暗黒時代に明るい光を差し込んだのは間違いない。

この年の前田健太(22歳)は28試合に先発し15勝8敗。投手三冠、沢村賞。

そして28試合中26試合でバッテリーを組んだ石原とともに最優秀バッテリー賞に輝く。

石原は31歳にして初めてNPB表彰。どさくさまぎれにオールスターファン投票1位や国内FA権まで取得していた。笑

この頃からカープファンの間に「石原=名捕手」の香りがほんのり漂い始めます。

希望の光、前田健太がやたらとヒーローインタビューで「石原さんのおかげです」とか言うもんだから。

 

新井と黒田のおかげ?

でもまだチームは弱かった。

2010年のマエケン登場以降もカープは5位、4位、3位、3位。

もうクライマックスシリーズでは満足できなくなっていたカープファン。24年ぶりの優勝を待ち望んでる。

そこに飛び込んだ大ニュース。

大物メジャーリーガー電撃入団!

2015年、黒田博樹(40歳)がカープに帰ってくる。このニュースには広島全部が沸いた。

ついでに新井貴浩(38歳)も帰ってくる。このニュースにはちょっぴり微妙な空気が漂った・・・

 

実は石原は新井の親友。

阪神にFA移籍した後も毎年新井と一緒に護摩行を続けていました。

新井のまさかのカープ復帰の時、男気を見せたのも石原。

「新井さん、どのツラ下げて帰って来たんですか」

これで新井の緊張感もだいぶ緩んだとか。

とにかく2015年のカープは黒田と新井で大フィーバー。

緒方新監督はこの他にもクリス=ジョンソン、ヘスス=グスマン。大物助っ人を立て続けに補強。

 

クリス=ジョンソンのおかげか?

球団史上最高額で獲得した大物外国人。

それはクリス=ジョンソン・・・ではなくて実はグスマンのほう。

ジョンソンの1年目の年俸はなんと7000万円でした。2019年は3.4億円。

このジョンソンが来日初登板で1安打完封勝利。28人斬り。捕手石原。

2019年現在もKJ=石原コンビは継続されており、5年間で118試合に先発したKJが石原以外の捕手と組んだことはたった2回(2017年2019年)。ポストシーズン7試合も含めて125試合中123試合がKJと石原。

KJの5年間の華々しい実績はご承知の通り。

そのKJやマエケンと黄金バッテリーを組んできた石原。

コレ、ホントに石原の力なのかな・・・

この二人なら誰がキャッチャーでも結果を残しそうですけど。笑

 

結論「石原を名捕手に押し上げたのはこの男」

石原は40歳の大ベテラン。暗黒時代を知る数少ない現役選手。あとは小窪哲也くらい。

キクマルと松山はマエケン以後ですからね。私の中では2010年のマエケンがカープの暗黒時代に終わりを告げた。コイツがいれば優勝できると思いました。

石原慶幸との付き合いも19年目。

かつて木村一喜を応援していた私も今では石原慶幸をカープ最高の名捕手と認めます。達川も水沼も覚えてますよ。

 

でも正直言うと30歳代の脂の乗った石原慶幸が全143試合にマスクを被っていたらどうだったでしょう?

 

たぶん私は

打てなくてイライラしてた

と思います。バントすらできない。

 

守備はイイ。名手。

 

でも決定的に打てない石原。

 

そんな石原がなぜカープ最高の名捕手と評されているのか?

 

それはもう一人の正捕手が打てるキャッチャーだからです。

會澤翼。FAせずにカープ残留。くーーーー嬉しいぜ。

 

石原も大好きですよ。

でも正直143試合石原はツラいです。ごめんなさい、正直で。

 

2019年の先発捕手はアツが100試合、石原が26試合、磯村17試合。

これくらいのバランスだと打てない石原にもイライラしなくて済みます。←してたけど・・・ぼそ

 

とにかく守備の上手い石原。

総合力の會澤。

 

アツの存在が石原の長所を引き出していると思います。

そんなアツが昨日大阪で「来年は143試合全部に出る!」と宣言。

参ったなあ。石原もいよいよ引退か?

そして坂倉ですよ、坂倉。

高い壁だなあ。