FA権獲得の田中広輔は「結論は急がない」と発言。
言ってることは正しいですし、条件や要求を主張するのもプロ。
しかし契約の時にゴニョゴニョしてるイメージは正直爽やかじゃありません。
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広輔は自分のことだけ交渉しているのではありません
去年のアツはドラフト前に残留表明しました。
正捕手がドラフト会議の前に残留を表明することは、カープにとって非常に大きいこと。
正捕手の去就が不透明だったら球団はドラフトで捕手を1枚多く「補強」しなくてはなりません。FA補強がないのでね。
捕手を1人指名すると当然他のポジションが1人減ります。カープの支配下枠は70人なのでね。
そしてドラフト後に満面の笑みでアツが「球団の誠意は伝わりました」ってニッコリ会見を開いても、カープはもう投手の枠を1人削って捕手を1人獲得しているんですね。
となるとチームにはちょっぴりマイナスなわけですよ。んでこのルーキーの捕手も試合に出られず気の毒なわけですよ。
私は三軍制のアホチームと違い、70人枠を有効活用し、選手全員を一軍の試合に出したいです。
結局、去年のドラフトでカープは天理大学の捕手、石原貴規を指名しました。
この石原君は私がキャンプで大絶賛するも今季の一軍登録は一度もナシ。だってそこには坂倉将吾と磯村嘉孝の高い壁。中村奨成の一軍帯同も僅かの間でした。カープ捕手は層が厚すぎる。「補強選手」として誰か一人巨人にレンタルしてあげたいくらい。
ちょっと話が逸れましたが、アツはチームのために「超速!漢気決断」を見せましたが、田中広輔は真逆の熟考。
広輔の名誉のために申し上げますと広輔は「年俸2億」とか「3年契約」とかの「個人の要求」だけを主張しているのではありません。
選手会長としてチームのために交渉しています。
たとえば球場の設備をこうしてほしいとか、打撃投手を増やして欲しいとか、守備の強化のためにはああだこうだとか、そういうことも今交渉しています。だってシーズン中はできませんからね。
だから広輔はただゴネているわけではなく、来季の強化策をスーさんと一緒に相談しているというニュアンスでの「熟考中」なのです。
「なんでお前にそんなことがわかるんじゃ?」
と言いますと、
「タナキクとは長い付き合いだからわかるんですよ」
というのが根拠です。
栗林良吏、好投
2020.11.22(日) 都市対抗一回戦
トヨタ自動車 0-2 セガサミー 東京D
新監督・西田真二が率いるセガサミー(東京都)は優勝候補のトヨタ自動車(豊田市)を破り、二回戦に進出しました。
トヨタ先発の栗林良吏は7回2失点13三振。しかしツーラン一発で敗戦投手。
悔しいのう・・・球場が狭くて。
やっぱり栗林は球が高い。昨日だけじゃなく私が見た試合は全部高い。
んで昨日はやけに変化球中心でした。相手打線がストレート待ちだから、一発アウトのトーナメント戦だから、という理由があるにせよ「ジジ臭い」投球でした、栗林。変化球でカウントを取り、変化球で決める。
なんかいつもそうなんですね。初球カーブ、2球目カット、3球目ストレートをボールにして、4球目フォークみたいな・・・
菅野智之みたいで大キライなピッチングです。ジジ臭い。上原浩治もこうでした。
やはり当初の構想通り、私は栗林をリリーフで使いたい。勝ちパターンですよ。
2ランを浴びたのはストレート。実はこの2ランの前にも相手の5番打者(左)にストレートを思い切り引っ張られ、ライト上段に特大ファールを打たれています。あわや3ラン。
守備は普通。上手くもないし下手でもない感じ。
クイックと牽制はよくわかりませんでした。
フォークボールも速いのと遅いのがありました。遅いのはチェンジアップのようでした。
面白かったのは栗林は走るのが速い。
三振取ってベンチに帰るのがメチャクチャ早い。笑
プロであれをやられるとカープファンはちょっぴり寂しいんじゃなかろうか?
本当にいいフットワークです。足が重心の前で回転する「スプリント走法」です。カープでコレができるのは大瀬良だけです。森下もまだできない。私が知る限り、カープの投手は大瀬良以外みんな「ランニング走法」です。
高橋昂也、好投
2020.11.22(日) 宮崎フェニックスリーグ
広島 3-0 日本ハム 天福
カープ先発の高橋昂也は7回5安打無失点。
昂也君はこれでフェニックスリーグ3試合に先発し、6回2失点、7回無失点、7回無失点。
視察した佐々岡監督は「ファームで見ていた分、期待する面はある。左ということもあるし、楽しみ」と期待を寄せた。ニッカン
佐々岡よ・・・
また非礼な失言をやりやがったな。
昂也君は北別府や前田健太に並ぶ大エースです。右でもないし左でもない。失礼な発言をするんじゃない。
お前は大野豊や川口和久が「左だから」という理由で先発ローテに入れるのか?
そんなヤツはお前だけだ。
だから西川龍馬に送りバントさせて次打者の瀬戸輝信で勝負できるのだ。信じられん。
昂也君は今はまだエンジン全開150kmではありません。フェニックスリーグとはいえシーズンオフですからね。強度を上げる必要はない。
現在はキャッチボール投法で140km。トレーナーさんや永川と相談しながらやっているのでしょうから信頼しています。
昂也君への期待値は「開幕ローテ、10勝、140イニング」です。ハッキリ言って高橋昂也は遠藤淳志のちょっと上。
森下13勝、昂也10勝、遠藤8勝くらいの感じ。年齢順じゃありません。
高橋昂也のフェニックスリーグはこれで終了かな。次は契約更改とキャンプです。