新年おめでとうございます。
2021年のブログ開きは、まさかの他球団ネタをお届けします。
だってカープは順調で平和なんだもん。来年オフはちょっとコワいですけどね。
ポスティングシステムの期間が短かすぎ
ポスティングシステムでMLB挑戦を目指した西川遥輝にオファーなし。
FAではないので西川遥輝の保有権は日本ハムに残ってます。よってハム残留が確実。
有原はテキサス=レンジャース入りが決定しましたが、西川遥輝は残念でした。
西川遥輝はまだ28歳。来年オフには海外FA権を獲得します。カープのキクは4年契約を結びましたが、28歳の西川遥輝がどういう決断を下すのか要チェックです。
前も言いましたけど、私はドラ2の五十幡亮汰選手のファンなんですよ。
西川遥輝も結構好きです。
ライトは大田でレフトは近藤や中田。センターに西川が座るなら五十幡君は代走要員。浅間君はどうなるの?
西川遥輝は今年単年契約で来オフ再びMLB挑戦すればいいと思います。まだ29歳ですからね。
西川遥輝は肩が弱いとか、打撃が弱いとか言われていますが、私はそんなことは小っちゃい問題だと思います。
キクの時にも感じましたがポスティングシステムの交渉期間30日は非常に短い。
11月1日に申請すれば11月末までに。ギリギリ後ろまで申請日を引っ張っても1月上旬までに契約をまとめないといけない。
これじゃいくら何でも短かすぎ。
ポスティング申請の選手は年間4~5人程度のアジア人。
FAのメジャーリーガーは毎年100人規模です。2019年は130人でした。んで期限は実質無期限。たいてい2月中に決着がつきますけど、遅い人は3月に契約することも珍しくありません。
年俸10億円以上の大物選手を獲るか獲らないかはチーム編成に多大な影響を与えます。
チームの中心が未定な時期に、MLB球団がわざわざ譲渡金を支払ってまでアジア人の野手を獲得するメリットは少ないのです。
投手なら余っても困りませんが野手は余ると勿体ない。
よってMLB球団が100人のFA選手より1ヶ月も前に、ポスティング申請のアジア人野手と契約することは非常に困難なのです。
西川遥輝は確かに強肩ではないし、菊池涼介も強打者とは言えません。
しかしそのことが理由でMLBに移籍できなかったわけではないと私は言いたい。
MLBにも肩の弱い外野手はいるし、三振の多い二番打者もいる。
ハルキとキクに足りなかったものは「時間的猶予」なのである。
ハルキもキクもMLB球団の「最優先補強ポイント」にフィットしなかっただけで、編成終了後の「チームの弱点を補う役割」はあったと私は思います。
保有権を持つNPB球団が「許可した移籍」なので、早めに決断を迫る事情もわかりますが、ポスティングシステムと育成契約のルールは即刻改善すべきだと思います。
ポスティング移籍の期限は3月末までとすればよい。2月1日以降は自費でのキャンプ参加です。
球団だってタダでFA移籍されるくらいなら、移籍金のもらえるポスティングで行かせてあげたいはずですからね。
田中将大がNPBに復帰する?
一方、7年契約を満了したヤンキースの田中将大。
今年のFAランキングで全体14位。先発投手としては3位だそうです。超大物。
常識的に考えれば年俸20億円以上の3~4年契約ですが、2021年は実に異質なシーズンです。
まずはコロナ禍。「MLBで20億円」よりも「NPBで6億円」とかで1~2年プレーする可能性も否定できません。
次に東京五輪。
2020年の東京五輪が中止で2021年に開催される予定。
今年33歳になるメジャーリーガー田中将大が侍JAPANで投げるチャンスはこれが最後かもしれない。
菅野智之が抜けそうな東京の某球団も色めき立つでしょうが、マー君はおそらくNPBなら楽天一本でしょう。
ノムさんがお亡くなりになったの2020年の2月11日でした。
あれから1年後、田中将大が楽天復帰を発表すれば球界は大いに盛り上がります。
楽天の現監督は石井一久です。そこをマー君がどう捉えているか?
楽天一筋の功労者を次々に切っているので私はキライです。
しかしマー君は日本でもう一度見たいです。
またパリーグが強くなっちゃいますけど私はマー君を歓迎します。
ただNPB復帰には大きなリスクがあります。
日本人のFA選手がNPB球団と契約すれば、FA権の再獲得まで4年かかるからです。
これはマー君が絶対飲めない条件。
もしも楽天がこの4年を1年に書き換えられればマー君復帰は一気に現実味を帯びます。
例えば「楽天がマー君を毎年オフに自由契約選手とする条項」や、それこそ「毎年ポスティング申請を容認します」ってオプションを付けると良いでしょう。
自由契約ならマー君をソフトバンクに獲られちゃうかもしれないけど、ポスティングならマー君は海外球団としか契約できないからです。マル