玉村の身長と塹江の球種と仲田の読み

沖縄キャンプ2日目。

島内、佐藤、岡本がBP登板。

島内がスゴかった。今日開幕しても8回を任せられそうでした。見た感じの球速は154km。

あまりに余裕があり過ぎてヘンテコなスライダーやカットボールみたいなのも投げてました。もうやめとけって。お前はまっすぐとチェンジアップだけでいい。

 

玉村の身長が伸びてる?

今日は書くことがないので、キャンプ雑感を書きます。

玉村がこのキャンプで評価を上げていますが、なんか身長まで伸びてるようで気になります。

玉村と言えばカープ入団時に「大野豊さんと身長体重が同じ」と話題になりました。玉村入団時の身長体重は「177cm、75kg」でした。

2025年の球団公式HPによると、玉村の身長体重は「179cm、85kg」とあります。そりゃプロで5年間やってきたら体重も増えますわね。

 

んで、JSPORTSの日南キャンプ中継に玉村が映った時、テロップに玉村の身長が 183cm と表示されたんですよね。

あたしゃ目を疑いました。確かに体は少し大きくなった印象ですが、24歳のお兄ちゃんが1年で4cmも身長伸びますかね? おそらくJSPORTSの誤植だと思われます。

ただ今年の玉村は179cmより大きくなってるかもしれない。180cmになってるかもしれない。今年の玉村には風格がある。

 

達川が褒めていましたが、玉村は紅白戦でキャッチャーのサインに何度も首を振りながら投げていました。首を振って投げた球は「右打者への小さいスライダー」でした。紅白戦でけっこう多投しました。結果、2回無失点4三振。

カットボールのつもりかもしれませんが、「右打者への小さいスライダー」は昨年なかったボールです。大きなスライダーはありました。

玉村は小さいスライダーを右打者のアウトコースにもインコースにも投げていました。カウント球ではなく主に 決め球 として使っていました。この球で三振を2~3個取りました。

玉村は今年坂倉と一緒に自主トレをしてシンクロ率をさらに高めました。今年は投球回数150イニングが目標らしい。素晴らしい。

なんで突然こんなに自信をつけたのかわかりませんが、玉村が張り切ってることは非常に嬉しいです。小さいスライダーに相当な手応えがあるのかもしれません。

 

塹江敦哉のピッチング

続いて塹江。

侍JAPANに選ばれ、喜んでました。

常廣も選ばれたんですが、こちらは森下が辞退してお鉢が回ってきたのかな。

塹江はなんで選ばれたのかよくわかりませんが、侍でも通用する「一芸」は持ってます。

 

塹江の長所は何と言っても変則モーションから投げ込む力強いストレートとスライダー。見てる分には非常に楽しいし、おもしろい。

だが勝負所で信頼してマウンドに送り出せるかと言われると、私は怖い。島内と玉村は信頼してい送り出せるが、塹江は正直

「他におらんの?」

と思います。要するに勝ちパターンの森浦やハーンよりは一段落ちる評価です。 

 

塹江の欠点はコントロールがアバウトなことと、スライダーの対になる球がないこと。オーバースロー時代からの永遠の課題です。

要するに真っすぐとスライダーしかないのでピッチングが窮屈なんですよ。スライダーがストライクになる確率も50%程度だし。真っすぐを狙われるのが怖いんです。

 

このキャンプで塹江はまだシュートチェンジアップ系を1球も投げてません。ブルペンでは投げてるかもしれないが、紅白戦やシート打撃では投げてないと思います。

たぶん今日明日の練習試合でも投げないと思います。JAPANでも投げない。

そもそも公式戦で投げるかどうかもわかりません。今年も塹江はまっすぐとスライダーで勝負するつもりか。今年の真っすぐは非常に球威があります。もう150km出てます。

 

塹江はフィールディングも上手。守備は森下より上手いかもしれない。

佐藤柳之介もハンドリングがめっちゃ柔らかい。今週の練習試合には出ないかもしれないが、楽しみにしています。

 

仲田侑仁の読み

今日は浦添でヤクルト戦。

おそらく沖縄出身の仲田侑仁がスタメンすると思いますが、仲田はまだ一軍で使うべきではないというのが私の考えです。

仲田はまだスイングスピードも弱いし、ミートポイントで力が100%出ていないんですよね。90%くらいしかボールに力が伝わってない感じがします。ボールに当たった後、100%になってる感じ。

 

なのに仲田は紅白戦でも公式戦でもヒットを打ちました。いわゆる「結果」を残せています。

この理由は彼が 配球を読んで打ってるから だと思います。

昨年のプロ初ヒットもそんな感じでしたし、今年の日南のシート打撃でも滝田一希の剛球を突然強く三遊間に引っ張りました。

この日の滝田のストレートにはみんな差し込まれていました。4人中3人が三振。1人がフライ。

この流れで仲田の打順が来て、どう考えても三振かポップフライだろと思っていたら、若いカウントで滝田の内角150kmを三遊間に強く引っ張ったのです。

矢野雅哉が変態的な守備をしたので結果は遊ゴロでしたが、仲田は鋭い打球を深い三遊間に打ちました。打球速度も速かったです。

 

通常なら仲田の打ち方で滝田のインコースを三遊間に強く引っ張れるはずないんですよ。それができるのは仲田はヤマを張って打ってるからだと思うんですよ。

仲田は新井のムチャ振りさえ読んでしました。新井は「危機管理能力が高い」と言ってましたが、私は仲田の「配球を読む力」が優れているのだと思います。

 

末包昇大も読みで打つタイプです。

モンテロとファビアンが評価を上げていますが、私の四番候補筆頭は末包昇大です。今年はスロー調整で仕上がりが遅れていますが、しっかり頼むぜ。

モンテロと末包が30発打てるようだと、

1番小園、2番ファビアン、3番モンテロ、4番末包、5番坂倉

も面白いですね。3番5番が逆でもいいかもですね。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感