2020.8.12(水)
広島 1-4 中日 マツダ
今年はホームゲームで勝てません。ここまでマツダで6勝11敗。ビジター12勝12敗。
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クリス=ジョンソンの現在地
今季初の9連戦を5勝4敗で終えました。
首位にいれば「まずまず」ですが5位のチームがこれではちょっと苦しいですね。
2カード連続勝ち越しの後、中日3連戦に「九里ノムKJ」を中5日で送り込み1勝2敗。
私は月曜日にアドゥワを挟んで中6日をキープすると予想したのですが、佐々岡は前倒し中5日作戦を決行。
九里は粘りましたが、ノムスケとKJは打者2巡目にバランスを崩し失点しました。もったいなかったです。
ノムスケは元々中5日が大の苦手。
KJは去年から中5日登板に苦しんでました。
今後この二人の中5日はやめた方がいいと思います。
特にKJ。
今年はこれで7試合に先発し0勝4敗。ERA5.70。
昨日はまずまず良かったですが、この先エースとしての仕事はできないでしょう。
この先のKJには「中6日で6イニング2失点」を期待することにします。大瀬良九里森下に次ぐ4番手のポジション。
来季、KJへの提示額は1.5億円×1年。もしくは1.2億円×2年。足下を見るわけじゃありませんが、これでコロナ禍のアメリカ復帰を目指すかどうかはKJが選択すればよい。
去年から見てますとこの先のKJは「アウトローに150kmズバズバ!2回目の沢村賞!」みたいな豪腕復活は期待できないと思います。
ローテを守り「規定回数&2ケタ勝利」ははまだできると思います。
遠藤や森下にアドバイスしたり、KJの人間性も私は大好きです。
柳裕也について
2016年のドラフト1位。
私はこの時、明治大学の柳裕也を一番ほしかったです。
カープが指名したのは創価大学・田中正義。6球団競合。
んでくじを外して佐々木千隼。また外して矢崎拓也へ行きました。
柳君のいいところはあの曲がりの大きいカーブではなくて、実は小っちゃく曲がるスライダーです。
カットのように真横に曲げることもできて、フォークのようにタテに落とすこともできます。
右打者の外角への出し入れは大学時代から絶品で、右打者では打てないだろうなあと思ったものです。
んで昨日はそのピッチングをまんまとやられてしましました。
誤解しないでください。
だから大盛を出せとか、羽月を出せとか言ってんじゃありませんよ。
昨日の柳は1対1の真っ向勝負で攻略できるピッチャーではありませんでした。
試合後にキクが言ってたみたいですが「一体感を持って攻略しないといけない相手」でした。大絶賛ですよ。
足と捕手を使え!
また同じこと言って申し訳ないですね。
でも観客の後押しがないマツダスタジアム。
相手エースと真っ向勝負してホームランを打つ野球では勝率5割が関の山ですよ。
去年がそうだったでしょうが。
バレンティンが9人いるチームが強いと私は1ミリも思いません。
1塁走者がバッテリーに圧をかけ、
バッターボックスの打者が後ろにつなぎ、
ネクストのバッターが泥臭くアウトになりにくい打法で粘る。
すぐ得点にならずとも、相手投手に精神的肉体的ダメージをジワジワ与え続ける。
んで6回か7回に相手先発を引きずり下ろす。
2番手で出てきた「勝ちパでない投手」を打ち込む。
先制できればベストですけども、そうでない場合は最少失点で粘る精神力も必要です。
コレがチームの精神力。つまり一体感ですよ。
3番堂林はチームダントツの盗塁王です。リーグでも3位。
コナミのパワプロ対決で、自身の能力値が「ミートF」や「パワーD」だったことには文句を言わなかった堂林。
しかし「走力D」については
「オレ、脚もっと速いけどなあ」
と文句を言い放った堂林。どこに自信を持ってんだよ・・・ミートに文句言えよ。
とにかく!
3番堂林は堅持してほしい。無理だと思うけど。
んで誠也の打席でも走ってヨシ!
誰が誠也の前のランナーが走っちゃダメと決めたのか。
アホな巨人ファンがまた
「誠也敬遠しやすくなるわw」
とサルでもわかる話を言い出すだろう。
いいんだよ。
誠也の前のランナーが走ったり、甲斐キャノンに6回連続盗塁を仕掛けたら相手チームに
「カープは何するかわからん」
と思わせることができるでしょう。
相手投手にノビノビ投げさせるんじゃない。
特に昨日のような柳を相手にする時は、代走を使ってでも圧をかけないといけないと思います。
試合中にキャッチャーを交代させてはダメというルールもありません。
リード?布石?
そんなの関係ねえ!!
リードしてるなら捕手を代えるべきじゃないと思います。
昨日の試合の5回裏。2点ビハインド。
6番アツが出塁しました。1死1塁。7番8番はキクタナ。9番KJにはまだ代打を出せない。
ここで「代走大盛穂」を送るべきでした。
1死1塁でキクタナで1点取らないとKJに勝ち星は付きません。柳に圧もかけられません。
カープの捕手は現在4人体制。いずれもアツにひけを取らない名捕手揃い。
リリーフはジャブジャブ使うくせに、いつも野間や磯村をベンチに置き続ける佐々岡采配。
順序が逆でしょう。
勝ってる時は山のごとし。
負けてる時は風や炎のごとし。
1死1塁で走者アツ。
キクタナ連打でもまだ1死満塁。得点は入りません。
柳相手にヒット3本続けて打つ確率は何パーセントですかね?
この先はアバウトな野球では浮上できないと思います。
勝ってる試合と負けてる試合で野手の使い方も変えていくべきです。
特に捕手の使い方。
石原が一軍ベンチにいるのはKJとコンビを組むためではありません。
アツイソさくら、あと中村奨成も含めたゴールデン捕手陣をフル活用するためです。
今のカープは1試合の中で捕手3人を全員出場させることが可能なのです。
それができれば君が追い上げの切り札になる。
沈まぬ太陽。山崎豊子。
カープが優勝を諦めるのはまだ早すぎるのである。