森翔平をどうやって立て直したか?

2025.9.5(金) 

オリックス 2-0 日本ハム 京セラ 

九里亜蓮が6回0失点で10勝目。

それはいいんだけど、台風15号の影響で静岡県で自動車が何台もひっくり返ったそうだ。

この影響を受けたのが日本ハム。東海道新幹線も止まって、プレーボールが1時間半も遅れたそうだ。

 

試合にも負けた

日本ハムの本拠地は札幌ですが、この日は東京から大阪へ移動してナイターの予定でした。

飛行機で移動なら最初から中止だったのでしょうが、陸路ということでハムは新幹線に乗りました。んで電車は4時間も動かなかったそうです。※スポニチ

ハムが京セラドームに到着したのは18時過ぎ。プレーボールは19時30分。

九里亜蓮も1時間半待ちましたけど、ハムはキャッチボールだけでプレーボール。気の毒だねえ…

 

ハムは九里にひねられ0対2で完封負け。

ソフトバンクにマジック18が点灯。気の毒だねえ…

 

新庄監督は選手たちにこう伝えたそうです。

「車内でストレッチをしておけ」

「こういうトラブルも人生」

 

新庄は最高だよう。

今あるもの、今持ってるもので最強の戦い方を探り続けることが人生なのですよ。※アイシールド21

日本ハムはソフトバンクに3.0ゲーム差を付けられたらしい。

頑張ってほしいなあ。私はハムを応援する。

 

カープの打線

2025.9.5(金) 

阪神 6-1 広島 甲子園 

カープは静かに惨敗。2回以降はカープのペースだったんですが、新井の野球は今日もヘタクソでした。

新井と朝山はずっとヒットの数を競っている。だから弱いのです。

 

奨成のバッティング、小園のバッティング、モンテロ・ファビアンのバッティング。

みーんな「クリーンヒットの打ち方」です。佐々木泰ももちろんそう。内田湘大ももちろんそう。

阪神の打ち方は「アウトになっても走者が進塁する」打ち方です。

 

小園のバッティングは阪神のバッティングに似ていますが、ちょっと違うのは

大きいのを打てなところ

ですかね。

 

佐藤や大山は満塁ホームランを打ちつつ、四球も選べる。

小園は四球を選べますが、大きいのを捨ててる打ち方です。

小園がその打ち方を継続するなら、打率は 4割 を超えてほしい。

平成元年にウォーレン=クロマティという選手が、突如小園みたいなセコい打ち方を初めて、打率4割打ったことがあります。

小園は長打を捨ててるくせに打率3割くらいじゃ情けない。首位打者くらいじゃ許さない。

 

小園以外の人たちは低くてキレイなライナーを打つことに専念している。

佐々木泰や内田湘大はそれでいいが、モンテロや末包がそれではこまる。

阪神の坂本と大竹はタイミングをずらして、相手にミートされないことに専念している。そこにタイミングを合わせようとするからいつも苦しむのだ。

詰まっても泳いでもいいんだよ。お前の打率が下がってもいいんだよ。

その隙に走者が進塁すればいいんだし、捉えた時にスタンドを超えればいい。

 

朝山が一軍に来てから、カープは本当にアホになった。ヒットの本数のわりに得点できなくなった。

牽制死はオッケーなんだよ。オーバーランもオッケー。どんどん死ね。次の塁を狙え。

何のために野球をやっているのか? 点を取るためだろ。

ヒット数を増やすためでも、対戦打率を上げるためでもないのだ。

朝山と新井は本当にアホだ。

 

どうでもいいけど、今から22年前に赤星が甲子園で鶴田からライトオーバーのサヨナラヒットを打って優勝を決めた映像が昨日の試合中に流れました。NHKの地上波で夜7時に。

この時、赤星に真っ先に抱き着いたのが矢野燿大で、放送席にいたのが大野豊だったそうです。昨日の解説もこの2人でした。

んで赤星の打球を追ってた選手が背番号38番でした。鶴田が打たれたことはよく覚えているが、ライトが朝山だったことは失念していましたよ。※参考記事

この試合の先発投手が河内貴哉で、1番ライトが森笠繫だったのか。味わい深いな…

 

坂倉と森翔平

スポニチでは大野豊が「2球で追い込んだ森が中野にツーベースを打たれたのが痛かった」と語っています。※スポニチ

そんなことは森翔平が一番わかってる。

1回裏は変化球の制球に苦しみ6失点。5点で止めときゃよかったのに9番にも打たれました。

 

そんなことは森翔平が一番わかっているんですよ。

1回裏を終わって1対6。2回のカープは三者凡退。

ここで問題。

2回裏の森と坂倉はどんなピッチングをしたと思いますか?

 

正解は「変化球を見せ球にしてストレートで押した」です。

私は違う作戦を考えていましたが、阪神の打順が2番からだったため森と坂倉は「安全な方のプラン」で行きました。6~7球で三者凡退。

 

続いて3回裏の阪神の攻撃。得点は1対6で、打順は5番からです。

ここで森と坂倉が「危険な方のプラン」を発動します。私なら2回裏からやってますけどね。

6番熊谷、7番木浪の打席で 変化球を練習 したんですよ。

 

これなんですよね。6点差あるから森にもうプレッシャーはありません。ゼロプレッシャー。

4回裏は坂本と大竹なのでもっと露骨に変化球でした。

そうなんだよ。点差が空いた時に、投球練習すればいいんだよ。

森は4イニング投げました。よくやったぜ、アドゥワ誠を節約できたぞ。

 

本日のゲームプラン

門別vs常廣。

大竹もそうだが、門別もカープ限定のピッチャーなのか? スケールが小っちゃいのう…

カープは常廣。大きく育て。

 

日本ハムほどではないが、常廣も日曜の予定を急に土曜日と言われました。ただでさえシュート回転してるのに、今日も一層シュートするんじゃないか。

そこでアドゥワ誠である。アドゥワこそ土曜日めがけて調整してきた先発投手。床田先輩のおかげでリズムが狂っちゃいました。

今日は常廣を早めに見切ってアドゥワに継投すること。間に左のハーンを挟んでもいいけど、常廣とアドゥワで7~8イング行くがよい。

 

新井のマジメな性格は継投にも現れる。

新井は中6日の先発投手に「6イニング100球投げてもらいたい」といつも考えている。

マジメか、新井。

それは ペナントレース序盤の戦い方 である。

 

今日もそれをやっていいけど、CS本番では1回表から送りバントをして、リリーフをじゃぶじゃぶ突っ込んでスタコラ逃げ切るべきなのだ。

今日は負けてもいい試合なので、新井の気のすむまで常廣に投げさせろ。試合途中にまた投球練習をすればよい。

 

だが本番のCSではそれをやってはならない。勝利最優先で個人記録などクソのクソ。

勝利最優先の試合では理想を捨てて、泥臭く行け。

ペナントレースではなかなかできないけれど、短期決戦では泥臭く意地汚い野球で行け。

今日はやらなくていいけれど、たまにはファビアンにも送りバントさせろ。年に1度のたまにでいいんだよ。