森下暢仁、凶暴につき

今日から東京ドームで巨人3連戦。

先陣を切るのは森下暢仁。まだプロ2年目ですが、すっかり全日本のエースを思わせる気品と風格を漂わせています。

森下って・・・

彼女、おんのかなあ?

おるやろなあ。

彼女の人数は一人かなあ。

一人やろなあ。森下はマジメだから。笑

あのな、おっちゃんにはわかるねんけどな、森下暢仁はアンタらが思てるような、おとなしい人間と絶対違うで。

アイツは・・・

ヒツジの皮をかぶったオオカミです。おっちゃんにはわかるのです。



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森下は「凶暴」です

森下を動物に例えると何でしょうか?

見た目は「リス」っぽい。カピバラではない。

ランナーがいない時、森下は優しい。リスっぽい。森の小動物。

しかしひとたび走者を背負うと森下は激変します。ジキルとハイド。

私が森下を動物に例えるなら、それは・・・

ティラノサウルス

ですかね。走者がいる時の森下はまるで恐竜です。

捕手坂倉の時の森下暢仁が最も凶暴です。笑

森下のカーブ

走者なしの森下は制球重視。スタミナを温存しつつ70%の力でカットボールとストレートを投げ分けます。「森下のカーブ」も良いボールですが、実は森下本人はカーブをあまり投げたがっていません。なぜかと言うと簡単にストライクが取れるからです。相手が振ってこないので森下はカーブが面白くないのです。これ実話です。ソースは私。

普通の捕手は森下のカーブが大好きです。簡単にストライクが取れるから。

森下のカーブは今季被打率.163。五輪決勝でもたくさん投げました。

でもね、

私と坂倉将吾だけが知ってるヒミツなんですけどね、

森下はカーブ投げる時、あからさまに面白くなさそうな表情をするんですよ。

森下「またカーブかよ。俺のストレートを信じられないのかよ」

という顔をします。ホントです。ぜひ今夜見て下さい。

カワイイ顔にだまされるな

みんなのイメージでは森下暢仁って

「森の小動物」

「ピンクなプリン」

「少女漫画の王子様」

だと思うんですが、私のイメージでは

「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」であり、

「出来杉の顔をしたジャイアン」であり、

「カワイイ顔のティラノサウルス」なのです。

特にピンチの場面では「ジキルとハイドな森下暢仁」が露見します。

森下は決してコントロールAではありません。Bくらいです。山本由伸もBくらい。

森下は顔と投球フォームが爽やかなため、何となくコントロールAに見えますが、実は結構バラけてます。抜け球、逆球、結構あります。

んで走者を背負った森下はピンチになればなるほど、コーナーワークではなく力尽くで抑えています。本当の話です。

まっすぐを投げたがる

森下ってピンチになればなるほどまっすぐを投げたがります。

坂倉は「ダメよー、ダメダメ」と言ってチェンジアップを要求します。

すると森下は

うるせえ!俺はまっすぐで行くんじゃあ!」

と言ってクビをブルンブルン横に振ります。

このやり取りが10回くらい続き、相手打者がタイムを要求。私と坂倉は苦笑いなのであります。

坂倉「森下さーん、いい加減にして下さいよー」

森下「パオーン!ガオー!!ドスン、ドスン!!」

マウンドで森下は暴れ狂っているのです。ホントです。ぜひ今夜見て下さい。笑

中田翔は敵じゃない

3連戦のゲームプランを発表します。

アホの巨人ファンが5番一塁中田翔に夢を見ているようですが、私と森下の眼中にはありません。

ついでに言うと、4番三塁岡本和真も眼中にない。昨日も説明しました。

坂本、丸、ウィーラーはちょっぴり手強い。一発を避けて最少失点で済ませるべし。

第1戦のバッテリーは森下&石原貴規と思われます。2ストライクから外スラばかり投げてると、狭い球場では事故が起こる可能性があります。森下&石原はまっすぐ中心で押しながら、打者の反応を見て変化球を使うこと。

第2戦、第3戦は玉村と大瀬良。2試合とも捕手は坂倉なので間違うことはないでしょう。全幅の信頼です。前回と同じような好投が期待できます。

巨人の松原君。今日の1番ライトと予想。

私のイチオシ選手ですが、中田の加入をモロに影響受けた人。梶谷の次は中田翔。普通ならモチベーションが下がることろですが、彼の場合はガッツをむき出してくる可能性がある。だから私は松原君が好きなのですが、原辰徳は忍耐とか育成という言葉を知りません。このまま消え去るのかな、もったいないな。梶谷と中田が先に人的補償だといいんですけどね。松原聖弥は童顔の割に意外といい年齢です。

メルセデス&大城

佐々岡はリードされると石原を引っ込めて「捕手坂倉」で反撃に出ます。遅いっての。なんで最初からやらないのか? リードされてから攻撃的布陣を敷くのはアホ野球。最初からやんなさい。

巨人は逆です。リードされると捕手を大城から小林に代えてます。これについてはまったく意味不明です。普通は逆です。巨人の試合を見てないので、原の意図はわかりません。

メルセデスは左打者に弱い。あとカープにも弱い。まあ5回で2~3点は取れるだろう。

第2戦は山口俊vs玉村昇悟。この3連戦で一番分が悪い。負けるとすればこの試合かな。

第3戦は菅野vs大瀬良。ここは問題ないでしょう。ケガすんなよ、ともちん。笑

今夜と大瀬良は勝利濃厚。第2戦を引き分け以上。3連戦を2勝1分くらいで行きたいですね。

小園海斗について

攻撃のキーマンは小園海斗です。

誠也にも打ってほしいですが、打たない試合も私は勝ちたい。

カープの新しい弱点は2番打者です。私は2番野間か2番宇草がいいと言い続けていますが、今夜の2番は長野か龍馬でしょう。この人たちは2番に座ると成績が落ちます。長野は25打数6安打。龍馬は59打数15安打。どちらも.250くらい。

私は1番野間をまだあまり信用していません。下位打線は坂倉、林、田中、安部、石原たち。ヒットは出るが足も長打もイマイチです。

となると東京ドームで一番頼りになるのは3番の小園海斗だと思います。

メルセデスは打てるでしょう。大江竜聖も大丈夫。キッチン高梨は立ってれば四球。

ビエイラの160kmは小園や坂倉には打てないかもしれません。

巨人ファンが去年の3月に「サンチェス、サンチェス!」と騒いでいた時に、私は「サンチェスはクソ。ビエイラは将来性がある」と言いました。今日も出てくれば足で揺さぶりたいですね。ビエイラのまっすぐを打ち返せるのは誠也とアツとクロンくらいかと思います。

「ならビエイラを出さない展開にすればよい!」

は正論ですが、原辰徳は勝ってても負けてても同じ投手を毎日使います。どんな展開になってもカープ3連戦で高梨とビエイラは3連投するでしょう。桑田と原は投手が壊れるまで使い切るつもりです。