森下に新人王を!っていう「一体感」はヒシヒシと伝わったよ

2020.10.10(土)

広島 3-0 ヤクルト マツダ

昭和だったら昨日は「体育の日」でしたね。2020年から体育の日は「スポーツの日」だそうです。

んで今年は60年後の東京五輪。2020年のスポーツの日は東京五輪の開会式に合わせて7/24に変わりました。

でも第1回スポーツの日はコロナ禍でわけわかんないうちに過ぎ去り、10月は庶民まで祝日無しの過密スケジュールとなりました。


 

昨日の試合の盛り上がったところ

だからどうした森下暢仁。

この日は高校も大学も全日本でチームメイトだった宇草の2点タイムリーで勝負あり。

8勝目をあげヒーローインタビュー。

新人王のライバルと言われている巨人の戸郷について尋ねられ、森下暢仁はガン無視。

アナ「新人王を争うジャイアンツの戸郷投手に勝ち星で並びましたね!」

森下「イラッ・・・あんなのと比較するんじゃねえ」

 

まさにレベルが段違い。

戸郷君も良い投手ですよ。ただまだ20歳。今はまだ森下の足下でウロチョロしてる段階です。

村上宗隆君もそうですね。今はまだヘボいピッチャーを打って嬉しげにガッツポーズしてなさい。チームを勝たせる打撃は今年も去年もついぞ見られませんでした。

 

森下のヒーローインタビューも盛り上がりましたが、昨日の試合で私が盛り上がったポイントは他にもたくさんありました。第5位から順に発表します。

 

第5位。

森下のバント守備。

5回表、無死1塁で9番スアレスの送りバントを見事なフィールディングで2塁封殺。

キクの強肩も相まって1塁もアウト。併殺。これは燃えました。さすが森下。

その裏に1死12塁で投手スアレスが送りバントを間に合わないサードに投げてオールセーフをくれたのもこのプレーと絶対関係ありますよね。笑

 

第4位はキクの激走。

そのスアレスの拙いバント守備の直後。5回裏の1死満塁。バッター宇草。

宇草の叩きつけた打球はホームベース付近で高く弾み前進守備のショートの頭を超えました。

この時にカープファンは「宇草の打球がショートの頭を超えるか超えないか」に注目しました。私も同じです。

しかし2塁走者の菊池は打球が既にワンバウンドしているので鬼のようなスタートを切りました。コレが今日の熱盛ランキング第4位。

実はこの時、ヤクルトのセカンド山田哲人は2塁走者キクのリードを抑えるため、セカンドベース付近を守っていました。このためキクは普通のリードしか取れていませんでした。

内野も前進守備なら外野も前進守備です。

しかし菊池は悠々ホームインで3点目をゲット。

このプレーは実に攻撃的走塁で高橋野球。

今さら皆さんに言うまでもありませんが、慶彦vsキクは師弟関係なのであります。

参考記事:慶彦「はるばる会いに来たんやないか。打率.233のバッターに」

 

第3位。

8回表の長野の守備。

再三申しておりますが、今年の長野は足と守備が良いです。キレが良い。

だから長野を常時レギュラーで使えとは思いませんが、センター宇草、レフト長野の布陣は逆でもいいかなと思います。

センター宇草はちょっとコワいです。

 

第2位。

4回裏の円陣。

カープ攻撃陣は1点リードしているのに4回裏に早くも円陣を組みました。

これは明らかに「森下にもう1点!」の意味です。

新人王を森下に!

チームが一丸となった円陣でした。なら開幕からずっとやってくれよ・・・

 

第1位。

またヘンなことを言いますが、1位はNHK今中慎二の解説です。

投手心理の分析も良かったし、NHK判「熱視線」のタイミングもバッチリでした。

んで一番良かったのが1991年の思い出話。

中日カープの優勝争いに加えて、あの年は23歳の佐々岡真司と21歳の今中慎二の防御率争いも名勝負でした。30年経っても克明に覚えていた今中に感動しました。

今中が佐々岡を防御率で追い越すためには「8回0失点が必要」

いや、懐かしかった。そんなこともありましたねえ・・・

 

オマケ

パリーグ首位攻防。

ソフトバンクが東浜の粘投で粘り勝ち。1勝1敗でゲーム差は再び1.0ゲームに広がった。

しかしこの東浜って投手。

九里亜蓮にソックリですね。

まあ亜細亜大の後輩、九里亜蓮が東浜を真似ているんですけども。笑

東浜は15試合で7勝1敗。ERA2.52。

九里は15試合で5勝5敗。ERA3.65。

現状、ほんのちょっぴりだけ九里が負けてますかね。

 

ドラフトネタの時に書こうか書くまいか悩んだのが亜細亜大学4年生の平内投手。ひらうちではありません。「へいない」と読みます。

156km右腕と評判で、カープのドラフト指名上位候補でもある投手。

亜細亜大学4年と言うことは正随優弥の2個後輩。んで昨日東浜に敗れたロッテ中村稔弥の2個後輩でもあります。

この平内君は確かにタマは速いんですが私はあまり好きではありません。ごめんなさいね、正直で。

この子はなんだかゴチャゴチャしてるんですよ。投球フォームもストレートの回転も。

だから打者は打ちにくいのかもしれませんが1位指名はイヤです。2位なら嬉しい。

 

九里亜蓮の2位は嬉しかったですよ。

大瀬良を外したら1位で行ってもいいと思ってましたから。

今年は早川を外せば木澤(慶大)。木澤が取られていれば森博人(日体大)です。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感