2021.6.25(金)
広島 3-6 中日 マツダ
野村克也監督が天国でおっしゃっています。
「負けに不思議の負けなし」
「広島は変わった野球をするねw」
「バッカじゃなかろか・・・ルンバ!」
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スタメンオーダーは最高だった
スタメンの9人は最高でした。
レフトから龍馬、野間、宇草
サードから羽月、小園、キク、林
バッテリーは玉村、坂倉。
目を疑いました。私の希望オーダーとピタリ一致だったから。
私は
「よーし!これで柳に勝つぞ。2対1だ!」
と意気込みました。
5番坂倉ツーベース。
龍馬は打ち上げましたがタッチアップで2死3塁。
ここで7番宇草が良い当たりのファーストライナー。
これを中日のビシエドがはじきカープ先制!
「見たか!これがヒット1本で1点を取る野球、古葉野球だ!」
実は古葉野球のルーツは野村克也ともドン=ブレイザーとも言われています。
宇草の記録はヒットになりました。だから結果は「2安打で1点」なんですが、走者3塁なら暴投もエラーも得点になります。
痛烈な一塁ライナーをビシエドが弾く。柳はライナーでしたからベースカバーに走り出すのが一歩遅れました。その一歩分宇草が速く一塁セーフ。これで難敵エースから1得点です。2死3塁からの1得点は宇草のスピードと深い関係があるのです。
昨日は遊撃三ツ俣と名手・堂上直倫も各1個エラーしています。キクと宇草の打席でした。エラーと足の速さは密接に関係するのです。薄っぺらい公式記録に足の速さや守備側のプレッシャーは載っておりません。
「失策」は単なる凡打として記録されます。タコです。ゲッツー崩れもタコ。
しかし私はずーーっとコレを待っていた。
カープはタコで点を取るのです。古葉さんの言葉に置き換えるなら「アウトで走者を進める」です。
防御率1位の柳を相手に、クリーンヒットを1イニング3本集めようとしたアホの朝山。
この日は走れて守れる選手をスタメンに並べました。
私はこの野球を待っていました。やればできるじゃないか。
私はボッテボテの内野安打や、グシャッとつぶれたポテンヒットを待っていました。
相手はエース。こっちは20歳。
このまま静かに1対0で勝てるとは思いませんが、カープは「1対0で勝つ野球」を目指すべきです。
昨日の佐々岡は珍しく良いスタメンを組みました。あとは相手のミスをジッと待てばよい。
佐々岡が目覚めた
6回裏、再び宇草のスピードが相手のエラーを誘い同点。3対3
なおも2死1塁。打者は8番羽月。
佐々岡がこのまま眠っていれば勝てた試合でした。
しかし佐々岡は目覚めた。
ササ「羽月に代えて代打鈴木!」
観客「ハアァァァ?ここは宇草の盗塁じゃろ!」
中日「やった、盗塁はないw」
誠也「初球ポコン」
スリーアウトチェンジ。
代打誠也を出したので宇草の盗塁は100%無くなりました。
おまけに誠也は初球ハーフスイングでポコンと一ゴロ。
宇草の激走を水の泡に帰すのが佐々岡イズム。
全力疾走を怠るのも佐々岡イズム。
以後はお決まりの「暗黒采配」が連発される。
頼むから何もしないでくれ、佐々岡。
ずっと寝ていてくれ佐々岡。ここからいなくなってくれ。
監督に足を引っ張られても若手たちは必死に前を向き、諦めないでボールに食らいつく。守備も打撃も必死で粘る。
そしてベンチはそんな若手にとどめを刺すのです。
それが9回裏の松山竜平の走塁です。
廣瀬「ボクの責任です・・・」
論外です。打ったバッターが3塁に向かって走るのと同レベルの珍プレーです。廣瀬は野球のルールを知らない。
松山も松山です。3塁コーチャーが腕を回しても止まらないといけない。「オレは打つだけ。後は知らん」と思ってるからこうなるのです。頭を使わず来た球をただ打つだけ。アメリカや巨人と同じアホ野球です。
昨日の試合で決定しました。
佐々岡は更迭。
今すぐにだ!
■廣瀬と朝山にふさわしい動画です
小学生に見せられません
佐々岡はもうダメだ。日に日にチームがダメになる。
5回表に3失点した玉村も、8回表に3失点の塹江敦哉も、打たれる前に交代させることができました。
捕手坂倉の懸命のリードを見ましたか?
私は見ました。古田敦也のような的確なリード。うっとり惚れ惚れ見とれるほどでした。
相手打者の反応も味方投手が投げたい球も全部分かって、理にかなった配球をしていました。佐々岡にはそれがわかりません。アイツも投げるだけ。だから日本シリーズの第7戦で石毛に初球スチールなんか許したのです。30年前の話です。
5回表の玉村は限界でした。
柳にまっすぐを投げ、三ツ俣にもまっすぐを投げました。変化球だと事故が起きるのでストレートは「最善策」でした。どちらも林に捕ってほしかった。
8回表の先頭打者に出塁を許したのもショート内野安打です。塹江も捕れたし小園もアウトにできたと思います。
ビシエドへのインハイにもアホがゴチャゴチャ言うと思いますが、あの場面で塹江を続投させるなら投げるコースはインハイしかありませんでした。打者はビシエド、カウント2-2。坂倉はどこに投げてもツーベースを打たれる状態に追い詰められていました。これは中日が「1死12塁でビシエド」という状況を作ったからです。ビシエドの前に走者を出すと守備側は「どこに投げてもツーベース」という状況に追い込まれるのです。
塹江は坂倉の要求通り投げられない状態。ベンチはバッテリーを無視。孤立する坂倉。
「インハイにボール球を投げて、3-2から外のフォーク」
坂倉にはコレしか投げる球が残っていませんでした。ボールを要求しても塹江の球は真ん中に入ってくる状態。外角要求なら100%捉えられます。内角要求なら20%くらいの確率で詰まるかボールになるかもしれない。
内角はHRになるリスクがあります。しかし外なら100%二塁打です。試合に勝つには内角を突くのが正解です。んでキッチリ被弾しました。
9回裏の松山の大暴走については深入りしません。
恥ずかしすぎるからです。
もし巨人ファンに見つかったら、どえらい恥です。
小学生にも見せられません。50年生きてきて史上最低のアホプレイだからです。
グッバイ佐々岡
スタメンでワクワクしたのに、6回の代打鈴木誠也で流れが変わりました。
田中も長野も初球攻撃。
え?アンタたち球数投げさせるのが任務じゃないの?
初球からまっすぐをクリーンヒットに行くの?
西川龍馬も長野久義も松山竜平も空気を読まず自分の打撃をしました。これは昨日までの「3安打で無得点」の野球でした。東出チルドレンたちが必死に相手に球数投げさせてるのに、お前らは何してる?「代打だから積極的に」ってのもあるけど、この人達クラスなら代打でも粘ってほしいです。そのために年俸1億払ってるんですよ。
20歳の小園と林は必死こいてストライクをファールして、柳裕也に球数を投げさせようとしていました。キクと野間も粘ってました。こいつらはサイコーでした。野球を知っている。エースに勝つにはこれが最善策。
7回裏の代打田中広輔には心底ガッカリしました。
2球目を叩いてセンター前ヒット。
どこが悪いの?
前に打ったところが悪いのです。
この時点で柳の球数94球。絶対にこの回の途中で引きずり降ろしたい。
なのにファーストストライクをヒット。
いつも言ってますが完全に個人プレー。自分の打率とヒットの数を数えてます。
なんで田中広輔や西川龍馬のようなベテランが個人プレイに走るのか?
これこそ佐々岡と朝山と河田の最大の責任です。チーム一丸になれていない個人軍。打線が点。野球の質が低次元。昨日はここに廣瀬純まで加わりました。3バカトリオから4バカカルテットになりました。アホが一匹増えました。
ポイント・オブ・ノーリターン。
もう臨界点を超えました。これ以上佐々岡で戦うと選手が壊れ、ファンはいなくなります。
休養決定。佐々岡真司。50年ぶりのアホ監督でした。珍しいものを見せてくれてありがとうございました。
1972年の根本陸夫は6月18日に休養に入ったらしい。
1975年の古葉竹識は39歳の若さで5月に監督就任。
カープのシーズン途中の監督交代劇は古葉以来ない。
東出輝裕は40歳。
私の考えは東出監督代行である。
佐々岡は休養。朝山と廣瀬は二軍降格。河田は三塁コーチャー。ヘッドは要らん。東出一人でよい。