2022.9.2(金)
ヤクルト 5-0 中日 神宮
村上宗隆が史上最年少で50本塁打を達成。しかもまだシーズンは24試合も残っています。
村上宗隆は順調に60本塁打ペースで打ち続けています。しかも8月に島内颯太郎のインハイを引っぱたいてから大きく自信を付けたようにも見えています。
私は今まで村上宗隆を散々コケにしてきましたが、8月以降の村上には一目置いています。来年3月のWBCで鈴木誠也を差し置いて四番に座る可能性があるんじゃないか。
村上の抑え方 ver3.0
8月まではとにかくインハイにストレート投げとけば安全でした。村上は100%差し込まれて詰まってました。
ところが8月頃から20~30%くらいの確率でインハイの150kmを前で捌けるようになってきました。ライトにライナーを打てるようになりました。
挙げ句の果てにはNPBナンバーワンと見ている島内颯太郎のストレートをライト上段に放り込みました。島内の球は失投ではありません。完璧なタマでしたよ。
村上が次も同じ打撃を再現できるかと言われたら、それはなかなか難しいでしょう。
だが島内のインハイを引っぱたいた打撃がマグレかと聞かれたら、それもまた違います。村上はイメージ通りにバットを出してインハイを上から叩けていました。
村上の抑え方ver2.0は対角線と緩急でした。
遠藤淳志とドリュー=アンダーソンは緩いカーブで村上のアゴを上向かせて抑え込みました。
あと村上対策でマストなのは無駄な走者を出さないこと。ヒットなら仕方ありませんが、村上の前の打者を四球で出すのはホントに勘弁してもらいたい。
村上の抑え方ver3.0は捕手です。村上の打席での反応を一球一球鋭く観察できる捕手が村上のウラをかくべきだと思いますね。
WBCで村上は何番を打つのか?
侍ジャパンの栗山監督が現在渡米中。
大谷翔平、鈴木誠也以外にも日系アメリカ人まで侍ジャパンに引き込もうとしている。笑
バスケやラグビーじゃ当たり前のことだし、サッカーでもラモス瑠偉が日本のエースでしたし。
それはさておき、侍ジャパンの打順ですよ。打順。
2021年8月の東京五輪では鈴木誠也が不動の四番。んで5連勝で金メダル。
2023年3月のWBCではいったい誰が四番を打つのか?
現在マイク=トラウトを筆頭に大物メジャーリーガーがWBCへの参戦を表明中です。同じチームの大谷だけが「出ちゃダメ」とはならないでしょう。仮にトレードされても大谷が出たいと言えば出られるのではないか?
続いて鈴木誠也。ケガもあってメジャーでは少し苦しんでますが、実績と安定感では誠也がナンバーワン。
んで村上です。
認めたくありませんが、当然侍ジャパンの四番に入ってくるバッター。61発打って三冠王も現実的。
今日は本気で予想しませんが、例えばこんな打順も考えられます。
■WBC2023 侍JAPAN(仮)
1松本剛 7
2大谷翔平DH
3鈴木誠也9
4村上宗隆5
5山川穂高3
6秋山翔吾8
7菊池涼介4
8森友哉 2
9源田壮亮6
例えばの話ですよ。笑
誠也と山川で村上を挟めば村上のプレッシャーも減るでしょう。
それに村上はプレッシャーよりも全日本の四番を喜ぶタイプじゃないでしょうか。
今、最も穴の小さいバッターが村上です。弱点が少ないという意味ね。動くボールにもメチャクチャ強いし、メジャーの投手にもタイミング合うんじゃないでしょうか。
四番誠也と言いたいところですが、ここまでは「数字」で村上に圧倒的に負けています。
栗山監督がどう考えますかね? 私は栗山監督の性格からして23歳の若者を全日本の四番に据える確率は高いと思います。