上白石萌歌さんの「VISAでターッチ！」というCMはかわいらしいが、恐ろしい。
ニューヨークの屋台で「VISAでターッチ！」と決済するのはよいのだが、ニューヨークの物価は東京の2倍であります。ホットドッグも1個1000円で買えるのかどうか非常にアヤシイ…
鈴木誠也は5年133億
鈴木誠也は4年前に5年133億円の契約を結びました。
単純に5で割ると、誠也の平均年俸は26億円です。格安契約と報じられた村上は27億円。
MLBの平均年俸は7億円。NPB平均は0.5億円。
誠也は来季が5年契約の5年目です。オフにFAとなります。
来季32歳となる誠也がMLBでどれくらいの契約を結べるのか。
最低でも「40億×4年」くらいの契約は欲しいところ、今季と同じくらいの成績なら十分勝ち取れる。
もし40発100打点をクリアできれば、もっと大きな契約を獲得できる。だからケガするんじゃねえぞ。
村上にも25億×5年くらいのオファーはあったと思います。
だけど村上は早くFAになりたかったんじゃないか。私は大物メジャーリーガーが7年とか8年契約を結ぶ理由がわかりません。てめえの腕に自信があれば、短期契約でFAになるたび年俸を吊り上げる方がトクだと思うからです。
NPBでもMLBでも大型契約を結んだやつは不良債権化することが多いです。阪神の大山や近本にもそうなってもらいたいものである。
山田哲人と柳田悠岐
ヤクルトの山田哲人はFA権を行使せず、2020年にヤクルトと5億円×7年契約を結びました。7年ですよ、7年。
山田の来季年俸は5億円です。再来年も5億円。
ソフトバンクの柳田悠岐もFA権を行使せず残留。2018年から変動制の平均5～6億円×7年契約。2024年から5.7憶→4.7億→3.7億と右肩下がりであります。
山田とギータがNPB7年間で稼いだ30～40億円が、MLBでは1年で稼げる金額です。おいそれとタッチ決済なんかできません。
「お年玉をスマホにチャージ」されたことのある日本の小学生は5人に1人もいるらしい。
神社の賽銭箱にペイペイのバーコードが貼ってあるのは、もはや日常風景だ。
みんなが初詣でタッチ決済すれば、賽銭泥棒は確実に減るでしょうが、正しいことなのかな？ バチが当たりそうな気もするぜ。
ローマのトレビの泉にコインを投げるのも来年から 有料 になるらしい、意味がわかんねえぜ。
小園海斗はどこへ行く？
小園の越年は決定。
全試合スタメンで首位打者獲って0.9億→1.6億なら、小園は当然グレてよい。
村上が27億円で小園が1.6億円。カープに頑張れとか、日本にもっと頑張れと言うんじゃなくて、カープと日本は金額以外のところでアメリカや中国と勝負するべきというのが私の考え。
アメリカが20億だからカープも20億出せというのはアホの素人考え。出せるわけないっての。
金持ちと同じ土俵で勝負しちゃいけません。
だからカープは昔から「上がりにくく下がりにくい給与システム」で戦ってきた。今までもこれからも。
選手が出て行くのは仕方ないんじゃないですかね。カープが抱える選手は小園だけじゃありませんからね。
小園の年俸が上がらない分、他の選手の給料が下がらないわけです。
カープ全体の年俸総額が毎年だいたい30億円です。この予算でどうやって誠也や小園を引き留めろというのか。
ファンがあったかいとかお好み焼きがうまいとか、カープ球団はそういうとこで勝負しなきゃならない宿命なのです。
だから私はカープが好きだ。
今はいい時代になりました。巨人に行かれるよりメジャーに行かれる方がよっぽどマシです。
