昨日は凄い試合でした。
日本文理に追い上げられる中京磯村の気分でしたね。笑
そのきっかけを作ったのが私の森浦大輔です。二軍降格はあるのか、ないのか。
森浦の登録抹消はない
森浦は球速が140kmそこそこなので、なんとなく「コントロールが生命線」と思われがちですが、私の見立ては違います。
森浦のコントロールは評価Cです。ただし四球は出さない。ここまでは7回8四球ですけどね。
私のコントロール評価では大瀬良がA。森下と中﨑がBです。栗林と九里はC。菅野智之もC。
森浦のウリはコントロールではなく「投球テンポとタイミング」です。
打者が予想するより球が速く来て、打者が予想するより遅く来る。これが森浦の生命線。一番の武器は遅いモーションで速く投げ、速いモーションで遅く投げること。まっすぐと変化球による緩急もその一つですが、もっと重要なことはセットポジションで長く持ったり、クイックモーションで投げたりすること。
以前「時をかける森浦」とか「時空を歪める」とか表現したことがありますが、要するに森浦は「打者のタイミングを外す投球」がウリなのです。コーナー四隅には案外決まらないピッチャーです。
中日福留のピッチャーライナーを受けてケガをしたとの報道もありましたが、森浦の不調はその前から始まっていました。
プロ初黒星を喫した4月7日のヤクルト戦(神宮)あたりから投球テンポが単調になっている印象です。投げ急ぎとも言えます。
昨日は全部高めで、打者に向かって行く気持ちも弱かった。逃げてました。
捕手が合わないってわけでもないでしょうが、投球テンポが悪くなってる気がします。登板間隔も空きすぎて体が軽い感じもします。
佐々岡がこの先、森浦をどう扱うかが注目です。登録抹消はあるのか?
現在の一軍登録人数は31人で満席。投手は14人。先発5人のリリーフ9人です。ベンチ入り26人は連日「野手17人、リリーフ8人」なので昨日は菊池保則がベンチ外でした。
今週は9連戦でリリーフ総動員の構え。なので私は森浦を抹消するどころか、逆に森浦の登板をもっと増やしたいと考えます。中田廉のようにポンポン連投するくらいが森浦大輔のリズムに合ってると思います。岩瀬二世なのでね。
気分転換に「森浦先発起用」も考えましたが、カイル=バードの見込みが立つまでは、森浦にブルペンにいてほしいですね。
4/29(木)に先発投手を一軍昇格させるので、そこで野手を落とすかリリーフ投手を落とす必要があります。
森浦抹消も考えられますが、本命は高橋樹也でしょう。ベンチの評価は今なお「森浦>みっきー」だと思います。森浦は細かいコントロールを気にするよりテンポ良く投げ込めばよいと思います。力投派の大道と違い、森浦は多少連投させても壊れにくいと思います。大事に使いすぎると逆にリズムを崩すのではないでしょうか。
中村奨成のポジション
昨日のヒーローは中村奨成。代打で打てたのは奨成個人にとって非常に大きい。しかもツーストライクから右へライナーを打ったことも好印象。奨成は右にも打てるのですよ。
奨成を先発起用したい気分も満載ですが、今は羽月隆太郎が良すぎて外野で奨成と併用することを考えにくい。
この後、朝山東洋を大絶賛しますが、おそらく羽月隆太郎はガッチリと
レギュラーを掴んだ
と思われます。
明日から羽月のメインポジションは「2番センター」になるでしょう。非常に嬉しいです。
となると両翼が主砲の龍馬と鈴木誠也。中村奨成の出るところがなくなりました。非常に不憫です。
昨日のスタメンはレフト長野でサード羽月でしたね。
「ならレフト奨成もいけるやん!」と言いたいところですが、うーーん・・・私は難しい。羽月を外野に固定したいからです。
羽月にセンターをやらせれば、この先どんどん外野守備がうまくなると思います。私は羽月をしばらくセンターに固定したいです。羽月の守備範囲が広いからです。この先もますます広くなりますよ。
中村奨成はサードで頑張ってもらいましょうか。今度はライバル堂林。こっちも厳しい相手だなあ。笑
捕手は坂倉。一塁クロン。
羽月をセンターで使ったら奨成は出番が激減しますねえ。石原貴規がいつ一軍復帰しても不思議じゃないし、一塁を守れる磯村も便利です。
奨成は「サブポジションを練習させる」とか言って、今年も二軍でチャンスを待ち続ける日々になるのかな。もったいないなあ。
大盛が実る日もまた遠ざかりました。厳しいなあ・・・
朝山東洋の英断
さて。
私、昨日のブログに書きました。
「今日、小園と羽月を同時スタメンさせたら、朝山東洋の数々の愚行を全て水に流す」と。
約束は守ります。
私は朝山を許します。
ついに左投手相手に「2番羽月」をやったから。1回表に不可解なスリーバント作戦もあったけど、私はもう朝山を許します。
羽月隆太郎は昨日で3試合連続マルチ安打。5回表には今村のフォークを拾って中前打。盗塁も決めました。
今季成績はこれで25打数10安打。打率.400。盗塁3個。
私には羽月の盗塁王と背番号4が見えてきた。2番センター羽月隆太郎、背番号4。いい響きでしょうが。笑
長いシーズンで調子の浮き沈みもあるでしょう。奨成、大盛も黙っちゃいません。野間と宇草も間もなく復活。
朝山が羽月を打順1番か2番で使い続ける限り、カープの走って守る野球は続くと思います。絶賛します。
小園8番も容認します。1番菊池に繋がる打順だし、いつもフルスイングできる打順でもあります。矢野や田中と併用もしやすい。
ショートの守備ではいろいろありましたがドンマイです。高橋慶彦や野村謙二郎もなかなか酷かったですから。笑
エラーもしたけど、昨日の試合では小園の肩で2つのアウトを取れました。
8回裏の松原のビデオ判定は小園じゃなければアウトにできなかったのではないか。
昨日の勝因は小園の守備である。
ついにこのセリフを口にする日が来たか。感慨深いぜ・・・
同級生のゾノハツコンビを二遊間で見たいけど、二塁のキャプテンはまだまだ元気です。羽月は当面2番センター。田中はベンチで小園を助けてくれ。