2021.4.8(木)
ヤクルト 11-7 広島 神宮
終わってみると案外「見られる」スコアですね。11対7は十分「野球のスコア」でしょう。
安打数も15本と14本。これも常識の範囲内。
ならば昨日のグダグダ感は四球とエラーが原因か?しかしカープの与四球数は5個。ヤクルト1個。ごく普通。失策数も両軍合わせてわずか1個である。
なのに何?
この「今日は野球の話をしたくない」って倦怠感は。
さすがの私も昨日は7回までしか見てませんよ。
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途中で諦めた試合
2019年、カープが久しぶりにBクラス転落した時、私が言ったんですよ。
ひが「選手は諦めてないのに、球場のファンが先に帰ってどうするんだ!最後まで応援しろ!」
何某「バカヤロー!こっちにだって都合があんだよ」
ひが「なにを!プラチナチケットもったいないやろ!」
何某「夜10時過ぎたら家に帰れなくなるんじゃ!」
あの時はごめんなさいね。笑
私も久しぶりに途中で諦めちゃった。安西監督ごめんなさい。
私が諦めた瞬間は「まっちゃんのバンザイ」でした。6回裏だっけ?もはや記憶にありません。
島内颯太郎も酷かったですね。
私が最近絶賛している佐々岡コメントも昨日はさすがに出てこない。
ベンチから島内を見るあの暗い顔は去年までのネクラ佐々岡の顔でした。
しかしこれは仕方ない。島内が酷すぎた。
「由宇行き」ならまだ良い。私は「オフのグッバイ」を心配しました。自由契約という意味ですよ!
よかった探し
んでさ、2019年ごろは弱いカープに慣れてない「V3ファン」の方もけっこうここに来られていて、
何某「ひがさん、私、こんな弱いカープに耐えられない・・・」
なんて言うもんですから、負け試合の私の
「よかった探し」
は一時ちょっぴり人気あったんですよ。ホントですよ。
カープの投手が青白い顔で投げていて、カープの野手は転々と転がるボールをどこまでも追い掛けていて、敵の選手はダイヤモンドをグルグル走り回っている。
暗黒時代はそんなことばっかりでしたからね。
ってことで2年ぶりにやっちゃおう。昨日のカープ「よかった探し」
たくさんありますよ。
まず中村祐太。3回6失点。
ダメダメって言うけど、祐太はそれほど悪くなかったですよ。四球も出してない。
まあ空振りを一切取れなかったので、投球は窮屈でした。
原因は雨で1時間の中断と田中広輔と松山竜平のふざけた守備。これじゃ祐太も可哀相です。
今年の中村祐太はストレートのノビが弱いですが、なぜか表情はいつもイイ。私は落とさないでもう一度チャンスをあげたいです。
中田廉。4回裏に登板。1回1失点。
誰もが「2番手投手はコルニエルだ」と思いましたよね。4回表、祐太に代打を出したので、しばらく9番に打順は回りません。できれば2番手投手に3イニングくらい投げてほしい場面。スコアは5対6でした。
ここで出て来たのは中田廉でした。ヤクルトの攻撃が1番からなので信頼度が上の廉を出しました。ベンチはまだ試合を諦めてません。んで私は「これが中田廉の生きる道なのね」と思いました。
つまり廉は「便利屋」として佐々岡の信頼が厚いということ。
私は昨年のオフに廉をクビにしろと言いました。私が残したいのは藤井皓哉でした。
しかし佐々岡は逆でした。未来のエースより「今の便利屋」を残しました。ルーキーも即戦力ばっかりだし。
昨日の廉は1失点しましたが、プロで生きていく道が見つかって「めでたしめでたし」という話です。
中田廉の生きる道は「緊急登板、どんと来い」の便利屋です。いつでもどこでも投げられますよ。
コルニエルは球速159km。カープ最速タイ。もう一人はフランスア。
矢野雅哉。プロ初打席はサードゴロ。ヘッスラ。ケガすんなよ。守備範囲は田中広輔の2倍でした。肩は3倍。ショート守備は十分イケる。
ついでに奥川恭伸。プロ初勝利おめでとう。5回を投げて被安打10。しかし与四球ゼロ。5失点の後も前を向いて投げ続けました。やるじゃん奥川。普通できないよ。
ヤクルトが見せたスモールベースボール
今季初のカード負け越しでカープは貯金が1に減りました。ヤクルトはなんと5割到達。
昨日、ヤクルトの小兵たちがグラウンドを縦横無尽に走りました。一昨日は好守備連発で1点差勝ち。
これが私の好きな野球です。イッツァ、スモールベースボール。
グダグダの島内がワイルドピッチ1個とパスボール1個を献上。
この時、ヤクルトの1塁走者は躊躇なく3塁まで走りました。アツも一生懸命走りましたが、肩が弱いのをヤクルトは知ってました。2回とも1塁から3塁。2塁からホームインまでされました。
1回裏にもレフトフライで1塁走者が2塁へタッチアップしました。これはカープのお家芸やんけ。ちきしょう・・・
5番レフト松山で戦うと当然こういう試合になります。
プロ野球は漫画じゃないので「打者が守備の穴を狙い打ち」は不可能ですが、6勝5敗1分のうちの2敗は松山のエラーが原因です。開幕戦と昨日の試合。
ちなみにどちらも「4点リードからの逆転負け」です。貯金2が借金2になりました。松山の守備で。
これで佐々岡も気が付いただろう。松山は代打。ブルペンを助ける切り札が松山。
田中広輔もちょっと疲れている。昨日は3本くらいヒットを許しました。一昨日も広輔の守備で同点に追いつかれました。同点スクイズの走者を出したのは広輔の守備がきっかけでした。矢野が元気なんだから広輔を休ませろ。
ヤクルトの奥川は早々に崩れたと思いましたが、4回5回を無失点。
高津は奥川を個人記録のために続投させましたが、奥川は自分のためでなくチームのために投げてました。顔を見ればわかります。「戦う男の顔」でした。菅野のボンボンとは全然違いました。
ヤクルトは諦めず粘った。
カープは完全にぷっつん糸が切れていた。誠也は「キレてないですよ」と言いましたが、キレてたよ完全に。松山のケガは完全に不注意。守りに集中してない。打撃のことしか頭にない。だからケガして負けるのです。
今日は巨人の最終回
今日から巨人3連戦。カープは大瀬良九里ノムスケ。天気も良好。
巨人の先発が誰なのか知らんが、マスクはちゃんと付けて来いよ。また保健所に怒られるぞ。
ところで12年続いた「進撃の巨人」が本日で完結するそうです。
私は間違ったことを言ってません。今日が巨人の最終回。事実です。