映画おっぱいバレー

今日はカープの話はありません。

今日は映画「おっぱいバレー」の話をします。

 

24歳の綾瀬はるか

この映画は2009年公開で、綾瀬はるかちゃんが24歳、私は38歳でした。

当時の綾瀬はるかは伸び盛りのアイドルというか俳優さんで、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

彼女が国民的スターとなったのはこの映画からか、2011年のプリンセストヨトミではなかったでしょうか。トヨトミの時はもう既に国民的でしたかね。

調べてみると、綾瀬さんが紅白歌合戦の司会を初めて務めたのは2013年の大晦日でした。2013年は彼女がNHK大河ドラマで初主演した年でした。綾瀬さんは2025年現在も大河ドラマのナレーションを務めておられます。

 

言わんでもいいことですが、綾瀬さんは広島市安佐南区のご出身。

昔は時々カープのことも口にしてくれていましたが、おっぱいバレー以後は一切言わなくなりました。国民的スターはローカル色を出しにくいものなのです。

当時の綾瀬はるかを現役プロ野球選手に例えるなら、また小園海斗と言わざるを得ません。年も似たようなものだし、期待通り成長しているという意味においても似てる。

24歳の綾瀬さんはまだ大谷翔平クラスではありません。当時の綾瀬さんはやっぱり小園クラス。小園が来年のWBCで国民的スター&長嶋茂雄賞1号に輝くように、24歳の綾瀬さんはおっぱいバレーで国民的スターに登り詰めたのだと思います。

 

寺嶋美香子

ここから映画の話。

綾瀬はるか演じる寺嶋先生がとある公立中学校に転勤してきます。

美人の寺嶋先生を待ち構えていたのは、思春期真っ只中の男子中学生たち。

映画のオープニングはこの子たちが

「時速60kmの車の窓から手を出した時、その空気抵抗の感触は女性の乳房と同じ感触だ」

と語りだすシーンから始まるのです。

 

アホだスケベだと笑うなかれ。

男子中学生や男子高校生がいかにおしゃれでスカして見えても、やつらの頭の中は女のおっぱいのことでいっぱいなんですよ。

こればかりはいくらコンプライアンスがどうこうと言われましても、絶対的真実であります。男子中学生の頭の中は女のおっぱいでいっぱい。これは宇宙の真理であります。無くなれば宇宙は滅びます。

 

話が逸れた。

とにかく24歳の寺嶋先生が赴任する。

担当するのは国語の授業と男子バレーボール部の顧問。

またこの「バレーボール部」という設定が絶妙にエロい。作者はよく考えついた。

わかるでしょ、野球部や剣道部は全くエロくありませんが、バレー部とテニス部はちょっぴりエロい。これ以上言うと、今度はコンプラに引っかかるためこれ以上言わない。

 

しかも寺嶋先生はひょんなことから男子部員たちと

「試合に勝ったら、先生のおっぱいを見せてあげる」

と約束させられてしまいます。

先生が「そんなことできるわけないでしょ!」と否定すれば、男子部員は

「やっぱりな。大人なんてみんなウソつきだ」

とひねくれる。だから寺嶋先生は「私はウソなんかつかない!」と跳ね返す。よく考えられたストーリーだよ。

 

おっさんも興奮した

さて寺嶋先生がおっぱいを見せてくれるという話に興奮したのは、男子中学生だけではありません。

当時の日本人男性の多くが、

「綾瀬はるかのおっぱいを見られる!?」

と興奮しました。間違いありません。

 

「あんな大女優が映画でおっぱい出すわけないだろ」

「いやわからんぞ、宮沢りえと菅野美穂のケースもある」

おっさんたちは激論しました。「んなわきゃねーだろ」と思いつつ、どこかに期待する気持ちがあった。

 

結論から言うと、綾瀬はるかのおっぱいは映画に一切登場しません。当たり前でしょうが。

だけど映画の中学生たちと一緒に「見たい」「見られるかも」と夢を見るのは個人の自由であります。

なに?夢を見るのも妄想するのもコンプラ違反だと?

マジか、住みづらい世の中じゃのう。

 

青春

結論。

映画「おっぱいバレー」は 感動 します。

仲村トオルが

「ナイスおっぱい…」

とつぶやくシーンは涙なしでは見られません。

 

なんでそうなるかは見てもらわないとわからない。字で説明しても伝わらない。

この映画、絶対タイトルで損してる。いや、得してるのか? よくわからん。

 

公開当時、妻のお腹の中にいた息子に去年この映画を見せました。

思春期なので最初はアホっぽいタイトルの映画にドン引いてましたが、無理矢理ビデオを見せると、

「なんやこれ、この映画の主人公って寺嶋先生のほうやったんか」

と嬉しいことを言ってくれました。

そうなのよ、息子よ。よくぞ気付いてくれた。

 

前半は中学生が目標に向かって頑張る姿。

後半は先生が生徒を守る姿。寺嶋先生が教師を目指した理由は自分の青春時代にあったのだよ。

この映画は女性が見ても男性ほど楽しめないかもしれない。こういう感想もジェンダーに引っかかるかも。

わが家のハードディスクにおっぱいバレーがあるのは、テレビの再放送を録画したものなんですが、これはNHKで再放送されたものなんですよ。

おっぱいバレーは過去にNHKで再放送されたマジメな青春映画です。タイトルがアホっぽいので今後はどうなるかわかりませんが。

映画おっぱいバレー


おしまい
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ありがとうございました。

-妄想