2023.8.30(水)
巨人 1-2 広島 京セラD
菊池涼介の5つくらいの美技でロースコアの接戦をものにしました。
阪神も敗れ5.0ゲーム差。私は来週の阪神戦までに5ゲーム差にしたいと考えていましたが、1週間早く5ゲーム差に持ち込めました。
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末包の3試合連続ホームラン
末包昇大が昨日も打ちました。これで3試合連続ホームラン。
球団記録は鈴木誠也の6試合連続本塁打。ちなみにリチャード=ランスと新井貴浩も6試合連続本塁打。
日本記録は王貞治とランディ=バースの7試合連続本塁打。
昨日の菅野相手に末包を8番ライトで先発させたので、今日の赤星に対しても8番ライト末包でよいでしょう。
今の末包を外すとファンが暴動を起こしそうです。笑
ただあくまでも私の野球は
ホームランに期待しない野球であります。
高校全日本の馬淵監督もそう言ってる。
佐々木麟太郎と真鍋慧をメンバーから外し、
「バントのできる選手を選んだ」と発言。少々物議を醸しました。
私は馬淵さんのことをあまり好きではありませんが、私が代表監督でも佐々木と真鍋は選びません。
今年3月のWBCでも「村上宗隆に送りバントさせろ!」と騒いでました。※関連記事
昔の日本人はパワーで欧米に勝つことができませんでした。だから菊池涼介のように送りバントや堅い守備で守り勝つ野球を目指してきました。
だが令和の現在では日本人がメジャーリーグで本塁打王を獲ろうかという時代になりました。
ホームランで勝ちに行く「フライボール革命」にも一理はあるんでしょうが、非力な巨人打線が京セラドームでそれをやっても勝てないのですよ。
巨人は京セラドーム2試合で23個のフライアウトを打ちました。カープは19個。
トータルの数では大きな差がありませんが、勝負所での門脇のフライ、松田のフライ、丸のフライ、中田翔のフライが私には非常に印象深いです。
転がして走る
伝統的な広島野球では
1つのアウトを失う間に1つの進塁を得る
ことが大前提であります。
馬淵監督の言う「送りバント」がその代表例。
私は2年前から野間を2番で使えと言い続けてきましたが、その理由は「野間がショートゴロを打てるから」です。
本当なら12塁間に引っ張って走者を進めるのが理想ですが、相手バッテリーはそれをさせたくないから左打者の外角を攻めます。
野間はそれを三遊間に転がすことができるんですよ。
抜ければヒットだし、抜けなくても野間が1塁に残ります。1死1塁。
「1個のアウトの間に進塁してないじゃん!」
と言われればその通りなんですが、相手バッテリーが「12塁間に引っ張らせない投球」をしてきた時に、野間ならそういう逃げ方もあると言っているのです。
相手の投球が甘く入れば野間はしっかりと12塁間に転がすこともできます。
一方、フライボール革命では
ヒットを打たないと何も起こらない
のであります。あたりまえ体操。
私は巨人がフライをポコポコ打ち上げるたび
「フライでは何も起こらないぜw」
と思いながら見ていました。東京ドームなら入るフライも京セラドームではフェンスの手前で失速します。
本日のゲームプラン
さて本日のゲームプラン。もちろん必勝。5対0。
なぜか今日は岐阜市に移動しての移動ゲーム。明日はマツダ。
なんちゅうアホな日程だ。巨人は新潟で試合した次の日にちゃっかり移動日もらってたけどね。新潟ー東京は新幹線で2時間なのにさ。
岐阜と言えば県営長良川球場。
菊池涼介、野間峻祥、床田寛樹らが青春時代を過ごした場所。
石原慶幸も岐阜県出身。
本日の予告先発はその床田寛樹。
巨人で岐阜と言えば吉川尚樹ですが、吉川は一昨日の試合で代走を送られ、昨日も途中交代。足でも痛めているのかな。
巨人の予告先発は赤星。たぶん岐阜には縁もゆかりもないでしょう。
赤星は「ホームランに気をつけたい」と言ってます。アホですねえ。笑
カープはホームランなど狙いません。足で揺さぶるんじゃ。
言い忘れてたけど、新井が6試合連続本塁打を記録したシーズンは最終的に43本塁打まで記録を伸ばしました。
しかし新井はその打撃を捨てて、翌年以降2年連続25本塁打、100打点をマークしました。
新井は阪神でも100打点。カープ3連覇時も100打点しました。
本塁打もいいですが、新井が30本塁打以上打ったのは43本塁打のシーズンただ一度です。
末包にそうなれと言ってるわけではありませんが、鈴木誠也も本塁打最優先のバッターではありません。
ヒットの延長がホームラン。
奥の深い言葉ですがね。