2021.9.5(日)
阪神 6-6 巨人 甲子園
6点ビハインドを6回7回の2イニングで追いついた阪神。
8回と9回もチャンスを作ったが、とどめを刺せず引き分け。優しいのう。
巨人は「なぜ坂本を代えたのか?」で盛り上がっているが、守れない坂本を早めに代えるのは当然の策。そっちじゃなくて「なぜメルセデスを5回で代えたのか?」が大問題である。
昨日の原辰徳の数々の采配ミスの中で最大のミスは「メルセデス5回70球」である。もっと引っ張るべきでした。裏事情は知らんけどね。
藤浪vs岡本
阪神は秋山を2回3失点で降板させた。
佐々岡と違い、矢野輝弘はスパッと代打小野寺を球審に告げた。
阪神の2番手は藤浪晋太郎でした。これがまあすこぶるナイスボールでした。最速161km。
巨人打線は手も足も出ない。藤浪のストレートを強く引っ張れる打者は一人もいない。
この日は強い浜風が吹いていて、右打者に有利な風でした。
藤浪の160kmを引っ張ったのは坂本勇人とウィーラー。
だけども共にレフトフライ。あとは全員流し打ち。
藤浪からスリーランを打ったのは岡本。カットボールをレフトスタンド。
そんじょそこらのブロガーや、対戦打率ばかり気にしてる若き巨人ファンは到底気付くはずもないが、巨人軍は3年間ぐらいずっと
150kmを引っ張れていません
知ってっか、巨人ファン? 丸がまあまあ強く引っ張ろうとしているくらいで他のザコは全員センター返し。特に岡本が情けない。個人記録を追いかけている。ヤクルトの村上も同じ。だから侍では8番なのです。
梅野も情けない。
3回の先頭坂本に変化球で四球。
5回の岡本に変化球でホームラン。
この3連戦で岡本はインコースをツーランして、変化球をスリーランしました。打撃を崩す打ち方です。
聞けよ、巨人ファン。
岡本はあんなサーカスみたいな打ち方をできる打者ではない。
岡本和真は甘い球を腰据えて一球で仕留めるタイプ。
崩されながらトリッキーなホームランを打つと打撃を崩すタイプです。
だから今週の岡本は25打数5安打くらいじゃないか。打率2割。先に言っといてやる。
梅野のリード
梅野も梅野である。変化球が多すぎる。
藤浪のストレートについてこられた巨人の打者は一人もいませんでした。
打たれるまではストレートで押してほしかった。
岡本に打たれたのはカットボールのすっぽ抜け。
岡本の泳ぎっぷりを見たでしょう。まっすぐで押してほしかった。
カープファンはキャッチャー坂倉将吾を毎日見ています。
だから侍・梅野のリードが寂しく見えるのですよ。
岡本にスリーランを打たれた後、梅野はますます藤浪に変化球を要求しました。
このリードの意図は「藤浪のストレートはもうOKだから、変化球の練習をしておこう」なのでOK。
梅野の反省材料は「スリーランの前に変化球を要求したこと」です。
巨人打線と阪神打線
阪神打線はアウトにならない打ち方をします。
大山のセンターフライと糸原のショートゴロはものすごいインサイドアウトでした。
巨人打線はストレートを引っ張れない。
絶対に引っ張れない。ストレートを引っ張ってホームランすることは100%ない。
100%は言い過ぎかな。でも99%ない。3年間ずっとない。
明日はどこと巨人がやるんだ?DeNA?
よーし。
今週のオレはDeNAファンになる。徹底的に協力してやる。
基本は150kmで押しまくれ。巨人のセンター返しにびびるんじゃねえ。
ヒットなんかいくらでも打たせろ。
巨人は足も使ってくる。
昨日の巨人は盛んに2塁走者が3盗の構えを見せていた。
なんでかわかるか、巨人ファン。
「藤浪のストレートが打てましぇーーん」
と発表しているようなものだからだ。
坂本とウィーラーだったかな?
2度、3盗を試みました。藤浪が2塁牽制をできる投手なら2つアウトを取れてました。
巨人の走塁は上手です。
しかし打撃はてんでダメ。巨人がストレートを強く引っ張ったの、俺は3年くらい見ていない。
だからストレートで押せ。
盗塁なんかいくらでもさせてやれ。