2023.9.26(火)
広島 2-0 中日 マツダ
島内が41HPを獲得。ライバルのS清水は38HP。ヤクルトの残り試合は4試合。
島内颯太郎の最優秀中継ぎ投手賞は99%決まりでしょう。おめでとう。
実は今年の島内は絶好調ではありませんでした。春先はストレートで全く空振りが奪えず苦労しました。
来年はスライダーを習得するか、ストレートを磨き直すかしないと苦しむぞ。
FA権を持った選手
今オフは久しぶりにFA市場に大物が溢れます。
山本由伸と今永昇太はMLB移籍が確実。
私が注目しているのは楽天の松井裕樹(27)。彼はMLB移籍と国内移籍のどちらも可能性あると思います。
左の先発ではオリックスの山崎福也(31)と日本ハムの加藤貴之(31)。残留かもしれないが宣言すれば欲しくない球団はないでしょう。
ヤクルトの田口麗斗(28)も人気あるでしょう。もし松井裕樹がメジャー宣言すれば田口の人気は3割増です。
カープでは西川龍馬(28)、會澤翼(35)、磯村嘉孝(30)、中崎翔太(31)などがこのオフにFA可能。
全員が宣言せずに残留することが濃厚だと思ってますけど、もしカープがCSからの下剋上で日本一になった場合、西川龍馬がDHのあるパリーグに行く可能性は100%無いと私は言い切れません。
西武ライオンズの山川穂高(31)も国内FA権を獲得しました。
NPBのFA権は「宣言」をしないとFAにならないため、山川がFA市場に出てくるとはなかなか考えづらいのですが、かつての長嶋茂雄や渡辺恒雄、若かりし原辰徳だったら問答無用で獲りに行ってましたので、こちらも100%無いとは私は言い切れないです。
育成路線
近年の巨人は「育成路線」を掲げ、FA戦線には消極的です。
去年、外野手の近藤健介、捕手の森友哉などの大物がFA宣言しましたが、巨人は完全スルー。
私はこの時、巨人をホメました。※参考記事
アホの長嶋や幼き原のように「FA選手がいれば獲得するのがジャイアンツ」とか言ってた時代はもう終わりを迎えたのです。報知新聞
やっと巨人軍も身の程を知ったと言いますか、メジャーリーグとマネーゲームできないことに気が付いた様子。
単純に井納と梶谷で懲りた可能性もありますがね。笑
あんなロートルと複数年契約を結ぶくらいなら若手を使おうとようやく気付いたのでしょう。
普通は金城と相川の時に気付くはずなんですがね。笑
私はお金を失うことより、若手の成長機会を失うことになるから中途半端なFA選手を獲るべきでないと考えています。
去年カープが秋山翔吾を獲得することにも私は反対でした。※参考記事
もちろん今はしっかり秋山を応援してますけど、1年前は「中村奨成や末包昇大の出番が減るやんけ!」と反対していました。
「ほなピッチャーならええんか?」
ダメです。キッパリ。
加藤や福也は中途半端です。
あんなのを使うなら横川凱を使いなさい。
松井裕樹はおもしろい
そんな巨人に唯一適合しそうなFA選手が楽天の松井裕樹です。
松井は神奈川県桐蔭高校の出身。デーブ大久保は松井をリリーフ転向させた恩師。
キッチン高梨は松井の親友。
松井は巨人の弱点を埋める投手だし、松井側にもメリットがありそう。
松井にメジャー指向があれば勝負になりませんが、国内移籍を目論むなら巨人は有力な候補になるでしょう。
松井は確実にBランク以上ですから人的補償は発生します。だが巨人にとっては得るもののほうが大きいでしょう。
2年連続Bクラスで原監督の去就も不透明ですが、来季も指揮を執るなら松井は巨人の補強ポイントにピンズドです。巨人が松井獲得に動くのは納得です。
ヤクルト田口も左のリリーフ投手ですが、いくら恥知らずな巨人でもトレードで出した選手をFAで取り返すようなマネはしないでしょう。
山川穂高
ついでに山川の話もしよう。
山川は一時期ネットでボロクソに叩かれましたが、結局不起訴に終わりました。つまり山川は完全に無罪なのです。
浮気したことは事実なようですが、浮気は別に犯罪ではありません。
私は山川穂高が来年の開幕からガンガン試合に出てもいいと思っています。全く問題ナシ。
中田翔が日本ハムの選手を殴りましたよね。これは完全に犯罪です。こちらも不起訴に終わったため無罪ではありましたが。
事件発覚直後に中田翔が巨人に無償トレードされたのは2021年8月。わずか2年前のことでした。
落合がいるのに清原を獲る。
清原がいるのにペタジーニを獲ってきたのが昔の巨人。
今年も中田がいるのに山川を獲れば面白い。まあ無いだろうけど。
山川穂高が自らFA宣言はできないでしょうが、自由契約からのウエーバー公示とか、どこかの球団にトレードで移籍とかは考えられる話です。
もちろん西武で引退まで頑張る道も残されています。松井稼頭央の考えにもよりますが、来季の構想に入らないようだと山川穂高、巨人入りの可能性もゼロではないと思います。