巨人の延長戦はおもしろい

2023.5.12(金) 

巨人 4-9 広島 東京D 

巨人先発の横川投手は球が高かったがのらりくらりと6回を投げきりました。

広島先発の大瀬良投手も調子は悪くなかったのですが、変化球で追い込んで変化球で仕留める投球に私はストレスがたまりました。

同点の8回裏に2番手のターリーがポテンヒットを打たれて2対3。カープの残すイニングは9回表の1回だけとなりました。

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代打攻勢

9回表。2対3。無死走者なし。

投手大勢。打者は7番デビッドソン。

デビッドソンは高めのスライダーを泳ぎながらセンター方向にハーフライナーを打つ。

巨人のブリンソンが前進。転びながらキャッチしてアウト。1死無走者。

解説の篠塚利夫は「転げなくても捕れた打球ですよw」と笑いましたが、実はセンター正面のハーフライナーは伸びる時もあれば落ちる時もあります。ブリンソンの打球への入り方はなかなか良かった。上手いと言うほどでもないが「センターを守ったことはあるんだな」というのは感じました。

8番は上本崇司。しかし新井は上本に代打韮澤を送ります。

 

「へえ!上本に代打韮澤を出すんだ。出世したのう、ニラ。もう誰も代打韮澤に驚かないよ。スゴいぜ、ニラ。やっちゃれやニラ」

 

韮澤は大勢のフォークを左中間にはじき返してツーベース。やった!とは思いましたが、大勢から二塁打を打ってもカープファンも巨人ファンも誰も驚いてません。スゴいぜニラ。巨人ファンは驚いたかな。知らんけど。笑

とにかく2対3で1死2塁。代走羽月。

 

9番ターリーに代わりまして・・・

バッター・・・松山。

9番、バッター、松山。

 

松山レフト前。3塁コーチャーは今日も赤松?グルグル回す。羽月ホームイン。同点。

もはや貫禄です、松山のインサイドアウトスイング。代走矢野。

 

大勢は1塁へ牽制悪送球。矢野は労せずして2塁へ。3対3。1死2塁。打順は1番2番。

巨人の外野は超前進守備でした。そりゃそうです。2塁走者は矢野です。

キクは次の打席で満塁ホームランを打つのですが、そんなのは全くクソです。昨日のキクは9回表のこの打席で仕事をするべきでした。

松山のようにインサイドアウトで外野へ運べば簡単に2塁打3塁打を打てるケースでした。この場面で進塁打など要らないんですよ。外野がショートの後ろを守ってるのでここは自分で決めてほしかった。結果は泳ぎ気味のショートゴロで2死3塁。

 

続く打者は野間。

カウント1-1から詰まってセカンドゴロ。3アウトチェンジ。

バッター有利のカウントで詰まらないでほしかったなあ。あっぷあっぷの大勢くんでしたからね。キクは外野に飛ばせたし、野間もライナー性の打球を打つことはできたと思います。9回表が終了。3対3。

 

10回の守備

カープの9回裏は矢崎。

同点の9回裏に矢崎を出した理由は「矢崎が準備をしていたから」です。

もっと言うと「矢崎しか準備していなかったから」

カープは9回表に2対3で負けてたんですよ。このまま試合が終わればカープに9回裏の守備はありません。

 

だからリリーフ投手に不要な準備をさせたくない。カープは前日も延長戦を戦っています。

ただ追いついたり逆転すれば9回裏の守りはある。クローザーの矢崎だけは準備しておかないといけない。

その矢崎が同点の9回裏に登板。8番からなのでもったいないなと思いつつ、まあ仕方ないだろうという気持ちで見ていました。

この矢崎が昨日の9回裏に今シーズン最高のピッチングを見せました。

 

矢崎はキャンプで出遅れて球威制球ともに本来の状態じゃないまま開幕を迎えたのですが、昨日は球といい顔といい非常に良かったです。

もう完璧に矢崎は100%ですね。大勢に代わって侍JAPANに入っていいくらいの状態です。

昨日は8球で3アウト取りましたが、全球ストライクです。スライダーフォークまっすぐ全部ストライク。まっすぐは押し込めてるし、変化球は泳いでる。相手が巨人だったことを差し引いても矢崎は完璧でした。一番良かったのは矢崎の。顔も完璧でした。完全にもう大丈夫。

興奮して「去年の矢崎に戻った!」とツイートしましたが、もしかすると一皮むけてその先へ到達したかもしれません。矢崎と坂倉はドラフト同期なんですよ。どうでもいいんだけどさ。

 

10回表。

巨人にはピッチャーが残っていません。

巨人はいつもマシンガン継投するので、

「コイツら延長戦になったらどうするんだろう?」

と私はいつもワクワクするような気持ちで巨人戦を見ていました。

 

んで延長戦。

出てきたのは藤井黎來に似た雰囲気のおぼこいピッチャーでした。

先頭打者の秋山翔吾を空振り三振に取って大興奮。そりゃ嬉しいだろう。このシビれる場面でセリーグの首位打者を三振ですから。

だが実直そうな性格は、相手に何を考えているかが読まれやすい。聞けばこの菊地投手は新潟県の佐渡島出身。佐渡島初のプロ野球選手だそうです。 

 

マクブルームにフォアボール。

龍馬ヒット、坂倉ヒットでカープ勝ち越し。4対3。

ここまではいいんですよ。よくあるケース。顔面蒼白で正解。誰もが通る道。

巨人の内野手は誰も菊地投手のところへ行きません。坂本は女のことで頭がいっぱい。吉川あたりが行ってほしかったね。キャプテンじゃないのかね?

デビッドソンにはデッドボール。1死満塁。

 

「この試合終わったな。風呂にでも入るか・・・」

カープは8番矢崎に代打磯村。

「アツじゃなくてイソなの? ふーん、イソなら見とくか」

磯村三振。これは情けない。相手ピッチャーを助けるバッティングでした。準備する時間も十分ありました。磯村の大チョンボ。

 

9番矢野は押し出し四球でガッツポーズ。5対3。

私はこの試合が終わったのでマジでお風呂に行きました。だからキクの満塁ホームランは見てません。打つのわかってたし。

風呂から出てくるとまだ試合は続いてました。準備していた島内を温存して、急遽大道を出したので大道があたふたしました。

島内でいいのに・・・と思いましたが、大道にスクランブル登板を経験させとくのも大道のプラスになるかもな。

10球ほど投げたら大道のボールも落ち着いてきました。菊田広岡を退けて試合終了。

 

巨人の菊田くんもせっかくの代打起用なのに、初球を投げる前から顔面蒼白でした。

ストレートにも変化球にも反応します。坂倉にもバレバレ。

「これじゃあ打てないよ。打撃コーチは何をしとるんだ?」

巨人は代打に何の指示も与えていない様子。そりゃ延長戦で5点も6点も取られたらやる気もなくなるだろうけど、プロならお客さんのために最後までファイティングポーズを取らないといけないと私は思います。

「大勢出してハイ終わり」ではないと思います。菊地くんや菊田くんのできることを引き出すことも大人の役目だと思います。

 

3連勝と6連勝

私は4月30日に月間20勝を目指すと宣言しました。

月間20勝なんて十年に一度起こるか起こらないかの非常に難しいことです。

だけど坂倉のリードが良いことと、カープの投手陣が良いこと、2番の野間が良いアクセントになっていることなどから、

マクブルームが打点を稼げば毎日5点くらい取れるんじゃね?

と思ったわけです。

残念ながらマクブルームは相変わらず低調ですが、それでも5月のカープは5勝3敗です。

 

守りはいいんですよ。ほぼ完璧な状態。栗林抜きでこれ。

ターリーが久しぶりにターリーらしい「逆球祭り」で1失点しましたが、あのポテンヒットは仕方ないでしょう。野間がダイビングキャッチに行けばますます傷口を広げていたと思います。

2塁走者の吉川も判断よくホームイン。

だが1塁走者の坂本勇人は2塁で止まってくれました。

ライト前のポテンヒットだったので、1塁のマクも2塁のキクも右翼の野間もみんな打球を追っかけました。よって中継のカットマンが誰もいなかったんですよ。

野間は苦し紛れに一人でバックホーム。カットマンは誰もいませんでした。坂本は2塁でボケーッとそれを見ていました。いや、見てもいませんでした。

 

大ボーンヘッドです。

巨人は知りませんがカープなら罰金ものの怠慢プレーです。

ブリンソンの暴走は次の塁を狙ったものだから私は批判しません。

だが次の塁へ行けるのに行かないプレーにはブチ切れます。怒

 

坂本は女のことで頭がいっぱい。

ヒット打つだけのアホ野球です。

王を超えた? 超えていません。比べてもいけません。 

坂本勇人は宮崎県のキャバクラ嬢に暴力をふるったゴミ野郎です。

坂本勇人は全力疾走を怠るクソ野郎です。