2024.5.1(水)
広島 2-2 阪神 マツダ
ホームで押せ押せの展開だったので勝ち切りたかったですね。
まあしかし大瀬良の立ち上がりを思い返すと、よく負けずに済んだなという感じもします。
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カープの寸評
秋山翔吾がマルチヒット。6打数2安打。
この人、西武時代から「1番じゃないと打たない」と言われてきました。
私は「んなワケないだろ。浅村と森がいるから1番を打ってるだけだ」とずっと信じてきたのですが、ひょっとしてもしかして、
秋山くんを一番活かせるポジションは1番打者かも・・・
二俣翔一。3打数1安打。1犠打。
味わい深いライト前ヒットと送りバントを決めました。成長しているし一軍戦力になってます。
7回勝ち越しのチャンスで桐敷の前に空振り三振。気にするな。あんなの誰にも打てない。
小園海斗。4打数2安打2四球。
2回裏に今シーズン初の三塁打。この打球をもっと見たいんだよ。
7回の桐敷から打ったタイムリーはいつも通りの「安全なバッティング」からのシングルヒット。
「謙虚な小園」もよくわかる。フォアザチーム、次へ繋ごうの精神。
だが私は小園に長打を打ってほしかった。カウント3-1からの真ん中ストレートだったし、1打席目の三塁打も見ていたし。
塹江敦哉。1回1/3を無失点。
最速155km。スライダーの制球も安定してました。ストレートの制球はいつも安定しています。
同点の10回や11回で阪神相手にこのピッチングができるのなら、十分勝ちパターンに入ってこれますね。
今後、「島内に代わって塹江」という継投が見られるかもしれません。
益田武尚。登録抹消。
前日の3失点の懲罰でも何でもなく、明日アドゥワが先発するから枠を空けただけです。
阪神の寸評
伊藤将司。5回1失点。
立ち上がりは「完璧だ。これは打てない」と思いましたが、なぜか途中からコントロール悪くなりました。今年の伊藤は打てるかもません。
阪神のリリーフ陣。
桐敷はやっぱり良いね。岩崎もなんだかんだ安定してる。
あとの5人はスカタンです。いつでも打てるわ。
具体名を挙げると島本、加治屋、ゲラ、漆原、浜地の5人です。
皆さんは5人の中で誰が一番打ちやすいと感じましたか?
12回の浜地もあっぷあっぷでしたが、私は10回の漆原を打ちたかったです。あそこで決めたかった。
実は秋山、キク、アツの3人が阪神のリリーフからヒットを1本も打ってないんですよ。9打数0安打。
ここが勝ちきれなかった要因ですかね。
ノイジー&森下。10打数1安打。
やっぱボール球を振りませんね。だからアツはストライクでゲッツーを取りました。
二人とも低めの変化球に目付けをして打ってるのかもしれません。タイミングが少し遅れ気味でした。
守備も大したことありません。守備範囲も狭いし肩も弱い。
岡田彰布と梅野。
同点の12回裏、無死1塁でかなり長い時間を使ってサインを確認しました。
私は時間を計りました。
12回裏。2対2。無死1塁。投手浜地。カウント1-1。1塁走者は代走羽月。打者堂林は2球続けて送りバントの構えを見せています。
ここで阪神はなんと1分40秒もかけてサイン交換をしたのです。
この状況で100秒もかけて何をサイン交換するというのか?
いくら新井でもこの状況では走れないよ。送りバント一択だよ。
岡田がやりたかったのはおそらくピックオフプレー。一塁手大山が大きく前に出る。投手は外角にウエストする。走者羽月のリードが大きくなる。二塁手中野が一塁に入り、捕手梅野が一塁へ牽制球を投げるというプレー。高校野球でよくあるプレーです。
負けが消えた12回裏でプロがそんなアホなプレーに引っかかんないよ。
夜10時30分に100秒も使ってすることかよ、岡田。
私ならセリーグに提訴します。それぐらい怒ってます。
岡田彰布の100秒
今シーズンからセパ両リーグともに「投手コーチがマウンドで打ち合わせる時間は30秒まで」と決められました。目的はもちろん試合時間の短縮です。
セリーグは去年までこの時間が60秒でした。今年の30秒を見ているととても「せわしない」と感じます。
外国人投手の時もおそらく30秒でやってます。通訳を介したら話なんてほとんどできません。
勝敗を分ける大事な場面で30秒。しかも投手コーチがマウンドに行けるのは1イニングに1回まで。2回行くと投手を代えないといけないから。
なのに岡田はしょーもないピックオフプレーのために100秒も使ってる。これは明らかにルール違反です。
「違反じゃないよ、岡田はルールの盲点をついただけ」
は完全にダメ。主旨がズレてる。自己中。
このやり方を認めると他の監督もマウンドへ行かず、ベンチから長々とサインで指示を出すようになるから時短にならない。よって岡田の100秒を断じて認めてはなりません。
私は新井に「抗議しろ!」と思いながら見てました。
優しい新井の目はニコニコしていました。
ハートウォーミングベースボール
以上のように昭和の野球人は重箱の隅をつつくようなスモールベースボールが好みです。
しかし時代は令和。生前退位からまる5年。
スマホとデータで野球してる浜地くんにピックオフプレーなど理解できるはずありません。
私と岡田はスモールベースボール。ピックオフプレーに進塁打。前進守備と中間守備です。
新井も藤井もスモールベースボール経験者ですが、1年見てきて細かいプレーはあまり仕掛けてこない。盗塁は多いけどね。
昨日も大瀬良大地を2点負けてる3回裏の打席に立たせました。追いついたからいいけど、私は昨日の大瀬良と伊藤の出来を見ると「早めに仕掛けないと負けるぞ」と思いました。
去年の岡田は細かな継投や進塁打でリーグ優勝&日本一。
新井は選手を休ませながら戦って2位。9月は故障者続出で負け越しました。
どちらの野球が強いんですかね。
岡田も当然ペース配分を考えているとは思いますけど、前回優勝時はJFKをぶっ壊れるまで使い切りました。緒方孝市も中崎今村ジャクソンフランスアをぶっ壊れるまで使い切りました。
今年の岡田はラストイヤーです。岩崎桐敷をフル回転させると思います。
新井ののんびりした野球で岡田の野球に勝てるのかな。勝てたら時代が変わると思います。