小園海斗のポジションによって開幕メンバーが大きく変わる件

小園海斗が自主トレ公開。

「ボクはまだレギュラーじゃない。つかみ取れるように一から頑張る」※スポニチ

あーあ。また小園にこんな発言をさせて、新井の罪は重いよ。

小園はチームの絶対的中心軸です。マルチポジションなんかさせる選手ではありません。

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小園を固定したい

私は小園のポジションを固定したいのです。コレ絶対。

侍ジャパンやオールスターで小園がマルチポジションを守るのはわかる。先輩の顔を立ててポジションを譲るケースは認めてやろう。

だが小園海斗が広島カープでルーキーのためにマルチポジションをやるのは 絶対に許せん。メラメラメラ

 

私の第1希望はあくまで「ショート小園」です。

でもカープには矢野雅哉という怪物がいます。

最近の私は「矢野にならショートを譲ってもいい」と考えるようになりました。矢野はガッツがあるからね。

だったら小園はセカンド固定です。小園をサードに固定したら内田と佐々木をドラフト上位指名した意味が無くなります。

 

素人の皆さんが「ショート矢野、ショート矢野!」とアホみたいにうるさいからセカンド小園で妥協するのが私の第2プラン。

小園はセカンドで全試合にスタメンします。キクはセカンドで出られません。

この時、マルチポジションをするのは小園ではなくキクであるべきです。

 

私の第一希望はあくまで小園のショート固定、セカンドで矢野キクを併用。矢野の守備はセカンドでも活きるし、小園のショート守備はキクのセカンド守備にも負けない。キクも2000本安打を打てる。 

小園の打順も固定したいが、まあ打順は動いても仕方ない。チーム事情によってはまた4番を打ってもらわないといけない場合もある。

ただ守備位置を毎日コロコロさせることには 大反対 です。

「そのユーティリティー性が小園の持ち味だよ」

は素人考え。小園にFAされるのがオチです。ドアホ。

 

ショート小園

続いて「小園のポジション別開幕メンバー」を考察します。

小園と坂倉がチームの絶対的中心軸。

その小園をショートに固定する場合、ベンチ入り26人がどうなるか問題。

 

この構想は「小園のポジション固定」が前提です。大前提。

「モンテロがダメなら小園がサード」

「矢野がダメなら小園がショート」

一番やってはいけないこと です。

なぜなら小園が走攻守全てにおいてチームの中心軸だからです。

星に例えると小園が惑星。小園惑星の周囲の衛星をチョロチョロ動かした方が天体は安定するのです。

 

小園がショートの時、開幕一軍メンバーには サードが2人 入ります。だって小園はもうサードを守らないから1人じゃ足りないよ。

私の構想では内田と二俣ですが、佐々木が割って入る可能性も十分ある。林晃汰もいる。このあたりから2人が開幕一軍。

セカンドがキクと矢野。この2人なら盤石。

ファーストはモンテロ1人。いざとなりゃ 田村俊介 が高い技術でファーストを守れます。秋季キャンプで見たんですよ。

 

代打は松山、中村貴浩、田中広輔の中から1人。

右の代打は佐々木、上本、石原、奨成、渡邉悠斗から1人。

守備固めの大盛と代走羽月は欠かせません。羽月はセカンドスタメンする日もあるでしょう。

 

ショート小園の場合、開幕26人は以下の通り。

投手9人 先発1人+リリーフ8人

捕手3人 坂倉、アツ、石原

内野7人 モンテロ、矢野、内田、小園、キク、二俣、佐藤

外野5人 秋山、末包、ファビアン、田村、奨成

切札3人 松山、大盛、羽月

 

サードスタメンには内田湘大を抜擢。二俣や佐々木の可能性ももちろんあります。

ファーストの控えがやや薄く、田村、末包が守ったことがある程度。

二俣と内田がファーストをできるので、小園をサードに回してショート矢野もできなくもないが、私はやらない方がいいと思います。

それをやるなら「キクがサードで内田がファースト」です。うむ、新しくていいじゃないか。

 

2024年は「ファーストの控え」にいろいろできる堂林と田中広輔を優遇してきました。坂倉をファーストでスタメンさせたりもしました。

私は2024年の敗因はまさにここだと思っていて、チームの中心軸である小園と坂倉のポジションをコロコロさせたからチームは最後まで安定しなかったのです。

フラフラ、コロコロ、日替わり打線はやっぱり弱い。

サードとファーストには大砲を置きたいというのが私の考え。

カープの大砲はモンテロと内田と田村と佐藤啓介。

「プッ、打ってないじゃんw」

と言われましてもカープはコイツらを育てていかないといけない球団なのです。

佐藤啓介にはファーストとサードも守れるようにしてもらいたい。 

 

セカンド小園

また話が長くなっちゃいました。

急いで続けます。次はセカンド小園のケース。

これはかなり劇薬で「矢野と心中するパターン」です。

というのも、矢野がケガすると次のショートは二俣か韮澤か上本田中になるんですよ。

小園のポジション固定がこの構想のルールです。矢野が調子悪いから小園にショート守ってくださいは筋が違うというものです。私が小園なら 他球団の評価 を聞きたくなります。

 

だから小園をセカンド固定した場合の開幕26人は以下の通り。

投手9人 先発1人+リリーフ8人

捕手3人 坂倉、アツ、石原

内野7人 モンテロ、小園、内田、矢野、キク、二俣、佐藤、上本

外野5人 秋山、末包、ファビアン、田村

切札3人 松山、大盛、羽月

 

セカンド小園パターンではショートの控えを1枚増やして上本崇司を追加。山足達也でも面白い。

OUTは中村奨成。奨成が打てるようなら松山OUTの可能性もあります。

 

サード小園

最後にサード小園。

「矢野は絶対にケガしない、絶対不調にならない」とわかっているなら。サード小園で1年間戦えるかもしれないですね。

投手9人 先発1人+リリーフ8人

捕手3人 坂倉、アツ、石原

内野7人 モンテロ、キク、小園、矢野、堂林、二俣、佐藤

外野5人 秋山、末包、ファビアン、田村、奨成

切札3人 松山、大盛、羽月

 

サード小園パターンは内田と佐々木の使いどころがないので2人とも 二軍で飼い殺し です。

モンテロ、松山、堂林がスカタンなら1塁で出られるかもしれませんが、モンテロがスカタンならカープはまた4位です。サード小園、4番小園は4位の野球なのです。

サード小園の野球では内田と佐々木が必要ありません。よって内田(佐々木)を外して堂林を上げました。一塁の守備固めです。

 

巨人の門脇のケース

去年の今頃、来年は小園と勝負したいと息巻いてたクソガキがいました。

そいつの名は門脇なんとか。

去年の今頃、1年活躍しただけの門脇は

「俺がレギュラーだ、坂本はサードへコンバートだ!」といきがっておりました。

巨人ファンも阿部新監督も

「2024年のレギュラーは岡本、坂本、門脇の3人だけだ」

と浮かれていました。

 

当時の私は「門脇などスカタンである」とバッサリ切り捨てています。※参考記事

矢野が門脇と同じだと言ってるのではありません。

「矢野もそうなる可能性がある」と言っているのです

 

門脇は8番バッターでチョロチョロヒットを打たせてもらって数字を残しました。矢野も似たようなもん。

これが1番や2番に座って相手にマークにされる選手になると、同じ数字を残すことが難しくなります。昔はこれを

2年目のジンクス

と呼んでいました。

 

私は正田耕三の名前まで出して、矢野は努力家だから2年目のジンクスとは無縁だと書きました。※参考記事

だが矢野が全力プレーでケガすることはあるし、打てなくなる可能性もゼロではない。

その時、小園をコロコロさせるんじゃねえ、覚悟を持って小園を育てろと言ってるだけなのです。

 

矢野の守備は異次元でモンスターです。

だからそれをセカンドでやってほしい。小園が休む時にショートでやってほしい。ポジションコロコロは矢野の仕事だよ。

なんで主砲の小園がやらないといけないの。たく。

 

また話が逸れたけど、タナキク上本、堂林野間を開幕メンバーから外せば内田、佐藤、田村、奨成の4がベンチ入りできます。

松山竜平の枠も宇草と貴浩が狙っていい。韮澤や渡邉悠斗もいる。

アツの壁はまだ高い。持丸や高木翔斗ではまだ崩せないか。

久保修は勝負の3年目。いきなりセンターを奪う可能性もありますが、超える相手は秋山野間。楽しみだなあ。