宇草孔基の取り扱いについて

2021.6.18(金)

DeNA 4-7 広島 東京D

玉村昇悟プロ初勝利。

梅雨時のドーム球場はありがたい。しかし野球は確実にヘタになるね。

照明も何だかいつもより薄暗かった。DeNAが電気代をケチったのかね。おかげで玉村好投。坂倉のリードもイイでしょうが。


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坂倉のリード

倉が二軍コーチの時代から、坂倉と中村奨成は小学生みたいな幼稚な練習を反復させられてきました。

ワンバンをお腹で止める練習とか、ネットに向かってスローイングの練習とか。

あんなアホみたいな練習、プロに必要でしょうかね?

多少は必要かもしれませんが、私は坂倉将吾の入団以来ずーーっと坂倉の一挙手一投足に注目しています。1年目のインタビューで「散歩が趣味です」と答えたことも非常に印象的でした。シブすぎる高校生。

んでたまに流れる練習の映像ではブロッキングとスローイングの練習ばかりしていました。倉とマンツーマンで。

んでここからは私の妄想ですが、坂倉将吾はこう考えました。

「キャッチングだけでは會澤さんに勝てない。リードを磨かなければ」

坂倉将吾は猛勉強しました。野村克也の本も古田敦也の本も読みました。達川光男の本は読みませんでした。炭谷銀仁朗にも頭を下げました。

 

昨日の試合でもワンバンを捕球できないシーンがありました。

しかしあれを捕れるようになるより、坂倉はリードと配球を優先しました。

投手がワンバンを投げないようにすればよいのです。ホームベースに当たるような球を捕れる捕手になるのではなく、ワンバンするフォークを投げさせない捕手を坂倉は目指しているのです。

昨日、ソトとオースティンに坂倉&玉村は追い込んでからのストレートを多投しました。おそらく今日の森下もそういう配球主体で行くでしょう。そしてここぞの場面でソトとオースティンに回ったら変化球も使うでしょう。昨日のリードが効くからです。今日もストレート中心で押せたら明日の大道はますますラクに投げられます。

これがチームです。これが三連戦です。

 

宇草の進塁打

打線は9安打7得点。まあ濱口が1イニング4四球もくれましたからね。

林も野間もよく打ちましたが、私は2回表の宇草の進塁打を非常に高評価しています。

2回表、0対1。1死12塁で8番宇草。

9番が投手の玉村です。宇草は自分で打って決めたいところ。

初球高めの変化球を強振。

以前から私は

「カープ打線は初球の変化球を振らない」

と言い続けておりますが、実は宇草だけは初球の変化球を振ります。

この日も初球の高めスライダーを強振。左中間にライナーを打つのにもってこいの球でしたが宇草は強引に12塁間へ叩きつけました。

「意図的なバッティング」だと思います。2つの面で。

1死12塁で次打者が9番。8番が引っ張るか? 私は引っ張ると思います。

そしてこちらの理由の方が大きいかもしれませんが。カープが初球の変化球を必ず見逃すからです。

だから宇草は初球のスライダーを強引に右打ちしたんじゃないかと妄想します。

たまたまかもしれませんけど、私は意図したプレーだと思いますね。宇草も頭のいい子だと思います。

 

9番玉村の同点タイムリーはもちろん偶然で幸運ですが、投手もバットを持っているのです。期待はしてよいのです。打率0割ではありません。1割くらいは打つのです。

宇草の打撃は正直下降気味です。

だが私は宇草を使い続けてほしいです。頭が良くて守備と足も良いからです。

守備固めも要りません。宇草の守備は上本よりも上手です。

宇草はレギュラー選手にふさわしいチームプレイをしています。右打ちしかり守備しかり。

少々ヒットが打てない時期でも試合に出し続けてほしいです。「打線」とは単打の本数を争うものではなく。走者を進めたり、次の塁を目指して走ったするモノだからのです。過去の数字が「何打数何安打」でスタメンを決めるのは巨人のアホ野球です。真似したらいけません。

宇草は昨日ノーヒットです。しかし内野ゴロ2つは2つとも走者を一つ進めています。実質マルチ安打です。ちょっとホメ過ぎか。笑

まあでも野球脳は高い。足も速い。守備も成長期に入っています。今、使わないでどうすんの。

 

高橋慶彦が同じこと言ってました

 

高橋慶彦が「今のカープには競争がない」と怒ってました。

全くその通り。

慶彦が私と同じことを言ってるんじゃなくて、私が慶彦と同じことを言っているのです。

私に野球を教えてくれたのが高橋慶彦と古葉竹識なのです。

ただし衣笠さんのセーフティーバントは1回や2回じゃありません。10回か20回はやってます。参考記事