今日はクイズから。
走者のいる場面で、ピッチャーがフォークボールを低めワンバウンドさせた時、
バッターがランナーに手を挙げて
ストーーーップ!
みたいなジェスチャーするじゃないですか。
あれって何の意味があると思います?
てか、
必要性感じます?
答えは最後に書きます。
無策朝山
2021.4.17(土)
中日 5-0 広島 ナゴド
九里亜蓮7回3失点。ケムナ誠1回2失点。
九里は失点した回以外はほぼパーフェクト。ケムナも2死からの長打一発のみ。
非常にもったいない一戦でした。
打線は柳裕也とRマルティネスに16三振を喫し完封負け。5試合で4完封されました。
朝山東洋が「好投手だから仕方ない。切り替えて明日、明日」と暗黒時代におなじみだった山本浩二の名台詞を残しました。
山本浩二→緒方孝市→朝山東洋と受け継がれたカープの伝統「切り替えて明日」で勝った試しは一度もありません。
今日は高橋昂也vs小笠原慎之介。
私のカープ最大のロマンは高橋昂也です。今年20勝くらいしてほしかったんですけどね。森下級で。
昂也君の現在地は「2軍で5イニングがやっと」。球速も140km出るかでないか。
前回登板は4/10(土)。3回62球。そこから4/15(木)の甲子園に合わせて調整し、雨のため4/18(日)のナゴドへスライド登板。
「3年ぶりの一軍公式戦」に向け悪条件が揃いすぎました。今日の試合はかなりキビシイですよ。
相手の小笠原慎之介は東海大相模の優勝投手。高橋昂也の1個上。
第97回大会で3年の小笠原君と、2年の昂也君は対戦してるんですよね。
結果は
8回裏、理不尽なボーク判定で同点に追いつかれ、
9回裏、どん詰まりポテンヒットでサヨナラ負け!です。
主語はもちろん昂也君。今日もキビしくなりそうです。笑
朝山東洋の仕事
巨人ぽい名前の小笠原君ですが、私はキライじゃありません。
今年はオープン戦からとても良い。カープも開幕3戦目で6回無失点とかるーーーくひねられております。
小笠原のチェンジアップは「来ない系」。前回対戦では捕手木下にカウント球として有効活用されました。この試合でカープ打線は全員がストレート狙い。木下にラクにカウントをプレゼントしました。こないだの巨人戦では誰一人今村のカーブに手を出さず、カウントを取られ放題でした。
覚えてるだろうな、朝山!
過去の対戦成績だけで打順を組むんじゃないぞ。
アツは小笠原から2安打してるけど、今日は「ロマンティックバッテリー」で行くんだぞ。
試合中に「目線を上げて狙い球を絞る」つったら、
ドタマかち割るぞ!!
2連敗した甲子園では朝日放送のアナウンサーにまで
アナ「あれぇ?カープの朝山コーチは昨日も球種を絞るって言ってましたよ。また昨日と同じこと言ってるぅ!」
アナ「それでカープは2試合連続完封負けですか! だーはっはっは!!」
これ、
実話ですよ。
中井雅之アナウンサー。大阪ですから当然「超」のつく阪神寄りアナウンサーです。私はキライじゃありません。むしろスキです。野球をよくご存じで、敵チームもしっかり予習されています。
バカにされて悪いのは朝山東洋です。4月15日の阪神戦です。DAZNで朝山がバカにされたシーンはまだ見られます。何回かは忘れましたけど完全に阪神ノリノリの時でしたから、おそらく佐藤の特大HRの直後じゃないですかね。
とにかく怒りプルプルと言うより、私は恥ずかしかったです。カープ打線とコーチがアホすぎて。
朝山に誰か野球を教えてやってくれ。西、秋山に対して無策でしたし、昨日は柳に対して無策でした。
慶彦は田中にアドバイスするんじゃなく、朝山にしてやってくれよ。
足を使って、守り抜く
私は守り勝つ野球を提唱し続けますが、だからと言って打たなくて良いわけではありません。
昨日の試合でしたら、1回表が分水嶺でした。あそこが無得点だったから負けました。
2番羽月がレフト線二塁打で出塁。3番龍馬はフェン直の右二塁打。
これを羽月がタッチアップで出て3塁ストップ。得点できませんでした。1死23塁。セオリーはハーフウェイですね。タッチアップよりホームインが優先です、これは羽月のミス。年齢関係ナシ。
誠也三振。坂倉二ゴロ。
柳に低めに集められましたが、この二人なら何とかしてほしかった。特に坂倉は3打席連続で得点圏で凡退。一人6残塁。
特に1回表の二ゴロはガッカリしました。あんた横浜で左中間に満塁ホームランを打ったんだよ。忘れたのかよ。
ゴロを打たせに来る右投手のスライダーを泳がされて二ゴロ、投ゴロ、空三振。全部スライダーでした。
昨日の敗因の70%が坂倉。坂倉の守備は100点。坂倉の打撃が敗因。あとの30%は誠也。
誠也「え? 俺、4打数2安打なんですけど」
ひが「ダメ。敗戦は全部お前の責任。出てなくても負けたらお前の責任や」
好投手はこうやって攻略しろ
いつも言ってることの繰り返しです。
先に点をやらず、0対0で粘れってことです。すると相手が四球とエラーをくれる。
でも昨日のように先に取られて追い掛ける展開になればどうするか?
これはもう打つしかありません。昨日で言えば4回裏に1点先制されました。
ここで先発投手を降ろすかどうか?
昨日は九里を引っ張りました。7回表の打席にも立たせました。私は支持します。代打を出す方が追加点を取られて負けたと思います。
結果は7回裏に九里が理不尽なボークとどん詰まりのポテンヒットで2失点。0対3になりました。
佐々岡は守り勝つ野球をしました。結果は守れなかったわけですが私は後悔してません。
3点差になったらヒットを待つ野球しかありません。んでヒットは出ず完封負け。
「カープの下位打線が弱い」と持ちきりですが、実は7~9回も弱いのです。
セットアッパーやクローザーが相手ですけど、ここで粘れないと翌日にもダメージが残ります。
今年のカープ打線が負けてる展開で相手の勝ちパターンを攻略するのは非常にキビシイです。
なら相手の勝ちパターンを出させないようにしなくてはなりません。
やはり試合前半は「守りの野球」です。0対0で相手が勝ちパターンを出してくれればカープのペースです。相手チームを消耗させられますし、1点だけなら足とミスで奪い取るチャンスがあるからです。同点でもOK。「引き分けはカープにとって得」という状態をキープしたいです。具体的には勝率6割です。
田中広輔。ここまで打率.185。問題は得点が1であること。しかもこれ自分で打ったソロホームランの得点です、田中広輔はホームインできていません。残念ですが私は今日もスタメンだと思います。ホームインしろ。盗塁もゼロ。牽制死は2個。
クイズの答え
ワンバウンド投球の時、バッターがランナーに「ゴーゴー!」とか「ストップーー!」とかジェスチャーするの、あれ100回のうち99回は無意味です。
だってランナーだってボールを見てるもん。
ただし、
100回に1回、
あのジェスチャーが必要な時があります。
そうです。
ランナーもたまにボールを見失うんですよ。
その時にバッターのあのジェスチャーが役に立ちます。100回に1回のためにバッターはあれをやってます。バッターがストップ!と言ったのにランナーが進塁に成功するとバッターはちょっと恥ずかしいです。笑