2026.3.24(火)
広島 2-9 ソフトバンク 由宇
結局小園海斗は昨日の二軍戦に出場しました。しかもサードで。ショートは勝田。
なんで小園がショートで勝田がサードじゃないのかねえ…
ファースト辰見
この試合のスタメンは以下の通り。
3辰見、6勝田、5小園、7渡邉、4佐藤、2石原、8久保、9ロベルト、1森下
非常にツッコみどころの多いオーダーです。
森下はDHじゃないのねとか、本当に久保が好きだねとか、石原はあの時以来だねとか。
この試合では森下が3回1失点、岡本が3回0失点。由宇は雨もあるから、岡本は昨日のうちに投げときました。
野手もロベルト以外は全員一軍の選手。渡邉と啓介を開幕一軍で使う気マンマンですね。久保はアリアとの兼ね合いか?
そのアリアは1回持たずに 5失点でKO されています。何があったのかねえ…
まあアリアはいいとして、一番気になったのは辰見鴻之介が2試合続けて一塁を守ったことです。
日曜日のオープン戦で佐々木泰に代わって一塁に就いたのが辰見でした。
その後すぐに渡邉悠斗が出てきたので、辰見は一塁を1イニング守っただけで守備機会もありませんでした。
昨日の二軍戦では4回まで辰見が一塁を守り、5回表からレフトと一塁を入れ替える形で渡邉と辰見の守備位置を入れ替えてました。呆れるほどのポジコロ病です。
「若い選手は複数ポジションを守れた方がいい!」
それはその通りですが、試合中にコロコロするのはハッキリ言って 下品 です。みっともないし時短じゃない。
こういうポジコロ大王は新井です。ア・ラ・イ。高はこんな下品な作戦を今までに一度もやったことありません。
複数ポジションとポジコロの違い
私は辰見鴻之介が一塁を練習することに賛成です。カープはショートも少ないが一塁手も少ないので。
特にモンテロに代走を出した後の一塁手はいまだに決まっていません。明後日が開幕戦だというのに。
佐々木泰は問題なく一塁を守れます。そして二俣翔一もいる。
と言っても泰は三塁を守らないといけないし、二俣は第3捕手も兼任する見込みなので、ちょっぴり一塁で出しづらい。
だから開幕一軍確実の辰見に一塁の準備をさせる。ここまでは良い。ここまでは「複数ポジション」の話だから。
問題はここからです。
新井は試合中にも選手のポジションを動かすことが多い。
試合中にライトとレフトを入れ替えたり、昨日はファームで一塁とレフトを入れ替えたり。
これはダメ。アウト。ポジコロです。
草野球ならオッケーですよ。いろんなポジションを守れたほうが楽しいから。
だけどプロ野球はダメ。ミスの素だから。ミスのもとでミスを生む原因になるから。
ファースト辰見でスタメンしたら最後まで行きなさいっての。その日の土の固さとかその日の打者のスイングとか、せっかく4回までに集めた情報がパッパラパーにリセットされちゃうじゃありませんか。
外野のシャッフル
「まあまあ、オープン戦だから」
と油断してると、新井は明後日の開幕戦でも平気でやりかねませんよ。
特に1点勝ってる試合終盤に大盛穂を出す時に、
センター平川をライト、
ライト奨成をレフト、
レフトファビアンに代わりセンター大盛
を高い確率でやると思います。カープが勝っていればね。
こういう1点リード時の守備固めって古葉監督が得意としてたパターンです。
山本浩二に代走出して、今井の代わりに小川達明とか、
水谷実雄に代走出して、今井に代わりサード木下。サードの衣笠がファーストに回ります、みたいな。
私と新井はこういうのを見て育ちました。ゲッターロボが3段変形していた時代で、コンバトラーVが5機で合体するようなカッコ良さでした。
だが50年前から時代は流れ、令和の今ではポジコロが選手の負担となる時代になってきた。
2014年に野村謙二郎は主力の丸佳浩をセンターに固定しました。
丸もGG賞の常連でしたが、カープのベンチには赤松真人がいました。野村も2013年頃までは5番松山竜平に代走を出した後、赤松がセンターに入り、センター丸がライトに回り、ライト天谷がレフトに回ったりしてました。
で、2014年に野村はセンター丸を固定したのです、代走赤松がそのまま入りレフト。ライト天谷もライトのまま。
当時の赤松はまだガンを発症しておらず、ホームランキャッチをした時の守備範囲は健在でした。つまり守備力は赤松>丸でした。
しかし野村謙二郎は断を下した。丸は主砲だからポジコロするべきではない。これは幼少期にカープを見てなかったノムケンだからできた英断だったと思います。
私は感心しました。ノムケンは選手に寄り添ったいい監督だ。20歳の堂林が30個エラーして14本塁打したのもこの年でした。
新井は昭和カープの幻影にまだ捉われている。
今も守備力では大盛>奨成>平川です。だけど私は奨成と平川のポジションをできるだけ固定したい。
センターを平川に固定すると奨成がセンターとライトの併用になります。平川は100~120試合スタメンがいいとこですが、奨成は143試合フルイニング出場が前提です。固定するならセンター奨成であるべきです。
「いや強肩の奨成こそ、ライトで使いたい!」
ワカル。気持ちはわかるよ。誠也みたいなライトも欲しい。
しかしカープには末包昇大と田村俊介がいる。あと林とか啓介も一応いる。
ファビアンがレフト固定なら、カープはセンターを固定してライトを空けておくべきです。レフトファビアン、センター奨成、ライト日替わりが自然です。
外野シャッフルは内野シャッフルほど大きく違いませんが、それでも選手の集中力に影響します。
奨成と小園は守備だけでなく、攻撃でもいろいろ考えることが多いのです。試合中にポジコロしたら、余計な仕事が増えて集中力が落ちるのです。
だから大盛が出ても大盛はレフトやライトでいいと思います。センター奨成とショート小園の守備面の負担を少しでも軽くしないと今年もまた負けますよ。
堂林翔太の今
んで辰見の話に戻ります。
一塁辰見、レフト渡邉のあおりを受けてベンチスタートとなったのが 堂林翔太 です。34歳。
堂林はファームリーグが開幕すると指名打者やレフトでスタメンし、ここまで20打数2安打。打率.100
一軍には控えの一塁手がいません。堂林がいないから泰がファーストを守っている。
サード小園は堂林と無関係で新井の趣味。勝田のショートなんて誰にとってもプラスではありません。
私はモンテロの活躍を疑っていませんが、モンテロに代走は出さないといけない。その後、誰かが一塁を守らないとといけません。
田村と二俣は内野ゴロを捕るのは上手い。ピッチャーとの連携も上手い。
だが小園や泰のヘタクソなスローイングをカバーできる一塁手は現状、モンティと堂林だけです。松山と広輔がいてもダメ。堂林が上。
私は昨年10月に「堂林をクビにしろ」と言いました。※参考記事
理由は山足達也を残したかったからです。山足は内野の全ポジションをAランクで守れたからです。
堂林は一塁だけなら山足以上ですが、二遊間は守れません。その分、残すのは山足かなと思いました。バントも山足の方が上手そうだったし。
堂林の打力についてはもはや計算に入れにくい感じで、堂林に打たせるヒマがあれば渡邉悠斗やラミレスに打席を与える方が得策でしょう。
開幕ベンチ入り
開幕ベンチ入りは31人。
仮に以下の31人だとします。
先発 6人 床田・ターノック・栗林・森下・岡本・森
救援 9人 森浦・島内・ハーン・中崎・辻・赤木・健矢・常廣・齊藤
捕手 2人 坂倉・石原
内野 9人 モンテロ・キク・小園・泰・勝田・二俣・渡邉・啓介・辰見
外野 5人 ファビアン・奨成・平川・秋山・大盛
私が以前から懸念している通り、「右の代打」と「一塁の守備固め」が足りないんですよ。
ここにきて新井がサード小園と一塁泰をテストしているのは、まさかまさかのモンテロを「右の代打と一塁の守備固め」と考えているフシがある。
信じられないことばかりあるのは、もしかしたらもしかしたらそうなのかしら? 新井ならやりかねん。
開幕戦を健康的にショート小園、サード泰、ファーストモンテロで開幕するなら一塁を守れる控え野手は渡辺と二俣と辰見の3人です。エラーしそうだなあ…
田村俊介を「一塁守備要員」として一軍に置くのは反対。あいつはクリーンアップを打てる打者に育てないといけない。内田湘大も同じこと。
野間峻祥と矢野雅哉も実力者ですが、彼らの役割は秋山翔吾と菊池涼介のバックアップ。今の一軍ベンチに置いても彼らの仕事は少ない。
アツを上げて佐藤啓介を二軍に落とす。あるいはリリーフを一人減らしてアツを上げれば気軽にじゃんじゃん二俣を試合に出せる。まあ私は捕手2人制であっても、二俣をじゃんじゃん試合に出せるけどね。
渡邉悠斗と佐藤啓介は戦力として見ていませんが、先発投手を6回で降ろして2打席目に必ず代打を出す作戦なら、若い両名は使えるかもしれない。一軍経験を積めば彼ら二人と中村貴浩・前川誠太はいいバッターになります。
アツと堂林はベンチにいるだけで戦力なので、開幕一軍の目はあるかもしれない。若い前川や清水叶人は二軍で試合に出た方がプラスになりますが、アツと堂林は二軍で打っても打たなくても今すぐ一軍で役に立つ仕事を持ってる。
堂林を代打で使うかどうかはともかく、守備固めで便利に使えるのはたいへん便利です。私はその役目を山足達也に期待していましたが、カープ球団は堂林を残しました。だったら堂林に一軍の役に立ってもらいましょう。
小園がサードでキクと勝田の二遊間では、去年のキクと矢野の二遊間と全く同じ状況ですよ。変化も痛みもありません。
必ずもう一回負けますよ。