2017.9.30(土)
DeNA 1-5 広島 横浜
坂倉将吾のプロ初打席は2017年9月23日(土)の巨人戦でした。
場所はマツダスタジアム。坂倉はプロ1年目の19歳でした。
8回裏に9番の代打で登場。結果はレフトフライ。私もさすがにこの打席のことはあまり記憶にありません。ただブログにはしっかり感想を書き残しています。※参考記事
カープ1軍は9月18日に既に優勝を決めており、緒方監督と水本監督はウエスタン2位の打率を誇っていた高卒ルーキーを1軍に昇格させたのでした。
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相棒
坂倉は代打で2打席ノーヒット。守備機会はありませんでした。
プロ3打席目は9月30日(土)のDeNA戦でした。横浜スタジアム。
1対1の7回表に8番會澤の代打で登場。
アツの代打で登場するということはこの裏の守備からマスクかぶるのかとワクワクしました。
この打席は凡打に終わりますが、やはり7回裏の守備からマスクを持って坂倉(19)が登場。んでなんとピッチャーも九里亜蓮(26)から藤井皓哉(21)に代わりました。
坂倉ってプロ初打席も「左投手への代打」で出て行っており、プロ初マスクは「プロ初登板の3年目の投手」とコンビを組まされました。「緒方孝市はそこまで坂倉に厳しいのか・・・」と私は苦笑いした記憶があります。笑
そんな私の心配をよそに藤井皓哉と坂倉将吾は見事にDeNA打線を三者凡退。二人揃って見事すぎるプロデビューを見せたのでした。
試合は1対1のまま8回へ。
カープは消化試合ですがDeNAは4位巨人と0.5ゲーム差の3位。CS進出に向け残り4試合ですから、DeNAはけっこう必死のパッチでした。
DeNAは7~9回を砂田→パットン→山崎康晃と勝ちパターン継投でカープを零封。
坂倉将吾は7~9回を藤井→戸田→今村で零封。しかも9者凡退パーフェクトです。スゴイでしょ、坂倉は高卒1年目ですよ。
この試合の3日前、カープ2軍もウエスタンリーグ優勝を決めていました。
坂倉は2軍でチーム最多の50試合でマスクをかぶっており、2位が船越47試合、3位は磯村の30試合でした、
坂倉は10月7日のファーム選手権でもスタメンマスクをかぶり、高橋昂也(19)→辻空(23)→戸田(24)→藤井(21)で巨人打線を9回2失点に抑え優勝しました。しかも決勝スリーランを放っています。←コレは有名
2017年の2軍の主力は福井優也、矢崎拓也(当時加藤)、ブレイシアらだったのですが、水本監督は敢えてファーム選手権という大舞台に若者達を送り込み見事に勝利したのでした。んで立役者は1年目の坂倉将吾だったわけです。
この頃から将来のカープはエース高橋、抑え藤井、正捕手坂倉を構想していたのです。昂也と皓哉は将来、坂倉とコンビを組む相棒になるべき存在でした。
ちなみに坂倉1年目のウエスタンでの打率は惜しくも.298。.300にあとヒット1本足りませんでした。
初ヒット&初打点&初勝利
さてDeNA戦に戻ります。
試合は進み10回表。
カープは代打新井貴浩(40)の2点タイムリーで勝ち越しに成功。3対1。
さらにチャンスが続いて8番坂倉将吾に2打席目が回ってきます。
ここで坂倉プロ初ヒットをマーク。しかも2点タイムリー。プロ初打点。
このヒットはDeNAの左腕・田中健二朗の変化球に泳がされながら、左手を離して右手一本でセンター前にちょこんと落としたものでした。このヒットはハッキリ記憶しています。笑
へえ・・・
新井新監督と坂倉将吾って同じ試合に出ていたんだ。
しかも坂倉のプロ初マスクでプロ初ヒットの試合の勝利打点が新井貴浩。コレは知らんかった。
坂倉は10回裏に中﨑翔太(25)をリードして5対1のまま見事に勝利。初マスクの試合を4回無失点で勝利しました。
この試合の勝利投手は9回裏を抑えた今村猛ですが、勝利捕手は坂倉将吾ということでよろしいんじゃないでしょうか。笑
結論
以上です。
特にオチもありません。
坂倉の捕手としてのセンスは5年前のルーキーイヤーから既に滲み出ていたと言いたいだけです。
それから3年後の2020年8月2日(日)
プロ4年を迎えた坂倉将吾は、3年目21歳の遠藤淳志をプロ初完投勝利に導いています。シーズン2勝目。
私はこの試合をきっかけに
「もしかして坂倉はアツより上なんじゃないか」
と考えるようになりました。※参考記事
2020年の坂倉は47試合でスタメンマスクをかぶり、打率.287、3本塁打、27打点をマーク。
代打でもけっこう打ったので、2021年から佐々岡監督にファーストでも起用されました。
2022年野坂倉はサードで119試合にスタメンしました。私は「サード坂倉はアホのやることだ」と言い捨てて、2022年のカープの応援をやめました。