2026.3.31(火)
ヤクルト 8-3 広島 神宮
つば九郎が別人のようにおとなしかった。雨のせいなのか緊張してるのか知らんけど。
池山の采配
やはりヤクルトは強かった。池山は緻密な采配というより試合前のゲームプランをしっかり共有できてる感じだ。
小川は良くても80球とか、走者が出れば足を使うぞとか。
相手を見て1球1球サインを細かく変えている様子は感じませんでした。何を見てそう感じるかというと攻守に多々あったのですが、最たる例が 長岡の盗塁 でした。
3点リードした無死1塁で打者2番サンタナ。カウント0-2から走者長岡のスタートはベンチの指示とは到底思えません。
これはおそらく長岡の独断でしょう。試合前の「相手がノーマークなら走っていいぞ」で走ったんだと思います。
3点差で主砲の打席。しかもカウント0-2は通常なら盗塁しづらい場面です。
だが長岡は坂倉の3球勝負をよく見ていた。いくら坂倉でも走者ありの時はしないっつーのにね。
あとはヤクルトのバントシフト。
1回表0対0、無死1塁で2番奨成。ヤクルトはそれほどバントシフトを敷いてませんでした。そりゃそうですよね、奨成もサンタナと同じ強打者だから。
ところが2回表0対0、無死2塁で6番キクが送りバントした打席では、初球からけっこう強めのバントシフトを敷いていました。
無死2塁ということと、打者がキクということでバント警戒は当然ですが、いつも言ってるように「6番打者の送りバント」は9番の投手まで打順が回るので、通常は序盤に多用する作戦ではありません。※参考記事
だがこの日は雨が降っていた。試合開始が30分遅れたほどの雨でした。
だから新井は早めに点を奪いたかった。それに9番が森下だから、森下のバットにも期待した。新井は森下と床田のバットに期待するからスケベなのです。
だからヤクルトは試合前ミーティングで「床田と森下の試合は6番菊池が送りバントしてくるぞ」と頭に入れてました。なぜわかるかというと、ヤクルトの守備陣形に迷いがなかったからです。
2回無死2塁で唐突にバントシフトのサインを出すと、一塁手と二塁手は多少「えっ?」とした表情を見せるものですが、オスナと伊藤琉偉の顔に迷いは全くありませんでした。
キクもさすがで、それを見てバントをバスターに切り替えました。うまく打ったのですが、バントシフトのため伊藤琉偉が一二塁間の真ん中にいて捕られちゃいました。キクは1死3塁を作ったので、キクの仕事は100点です。
新井のミス
新井が2番奨成と6番キクにバントさせたことは悪くありません。
私なら2番奨成に打たせてましたが、送りバントも理解できます。雨だし投手は森下だから。
6番キクの送りバントは愚策ですが、キクが新井のミスをカバーしたというか、ひょっとすると最初からサインは送りバントではなく進塁打だった可能性もあります。とにかくカープは1死3塁を作りました。
私がなぜ奨成とキクにバントさせないかというと、小園と坂倉が敬遠されるから です。
私は送りバントが大好きで、1回表でも送りバントしていいという考え方です。昭和野球です。
メジャーリーグがなぜバントを使わないかというと、あいつらは8番や9番にもホームランがあるからです。
バント好きの私でも末包とモンテロにバントさせろとは言ってません。ファビアンと奨成はたまにバントしてもいいと言ってます。
昨日はプレーボールが30分遅れたので、その間阪神vsDeNA戦を見てました。阪神は1回裏から2番中野が送りバントしました。
あいつらは京セラドームだったので降雨コールドの心配はありません。それでも藤川はいつものように2番で送りバントしてきます。
これは藤川の判断ではなく、岡田彰布の教えです。阪神の細かい野球は岡田戦法で昭和の野球。
阪神の攻撃は1死2塁から森下が凡退し、2死2塁となります。
ここで4番佐藤輝明。去年までなら迷わず勝負でしたが、私の勝負勘は「敬遠しろ」と騒いでいました。去年は佐藤より大山が怖かったので、去年は佐藤勝負を選択しましたが、今年は佐藤の方が大山より怖いのため、敬遠しろと言いました。解説の和田一浩も「まさかストライクは来ないでしょw」と言いました。
DeNAはクサいところを攻めてましたが、佐藤はクサいところを打つんですよ。ヤクルトの村上宗隆はインハイの直球を99%打てませんが、佐藤は打ちます。詰まりはするんですが、佐藤はインハイを詰まりながら長打するんですよ。
DeNAはクサいところを狙って、ボール球を振らせようというスケベ心を持っていました。去年もそれで佐藤と阪神にやられたくせに、DeNAは今年も変わっていませんでした。だから私の順位予想で最下位になるのです。お前らがデータを見ている間に私は試合を見ているのです。
1番牧も愚かです。藤川はニヤニヤしながら牧にボール球を投げてます。牧なんか走者に出しても何も怖くないからです。走者なしの牧にはいくらでもボール球を投げ放題です。
言っときますがカープの新井もDeNAと同じことをやっているのですよ。だから私は「今日から首位攻防だw」と喜んでる素人をアホだと笑ったのです。※参考記事
私は開幕前から4番泰はアホだ。中村奨成でバントして平川や泰で勝負したら100%負けるぞと言ってきました。※参考記事
昨日は雨でしたし、奨成の次が3番小園と5番ファビアンでしたから、2番奨成の送りバントにも一定の理解はできる。だが結果は無得点でした。4番泰もいいバッティングでしたが結果は無得点でした。
坂倉のリード
森下暢仁。4回3失点。
5回まで試合がもつかな?という雨の中でも、坂倉はストライク先行でグイグイ攻めました。森下もしっかりついて来て、2回裏にはオスナを3球三振の見逃し三振。放送席の高津臣吾は「えっ?三球勝負?まさか」と絶句してました。森下のストレートも糸を引いていました。
試合後に新井貴浩が「森下の立ち上がりは良かったんだけど」と言ったのは、ここらへんのピッチングのことを指してます。
不運な死球と不運なエラーで先制されたのは森下の責任ではありません。
4回裏にまたオスナと3球勝負して、今度はカウント0-2からオスナにホームランされました。
考え方なんですけど、私は坂倉のリードが好きなんですよ。カウント0-2から1球外すのは無駄だと考えているからです。
打たれたからダメだと言うのなら、抑えた時にもホメてやれ。
私はオスナと3球勝負する坂倉のリードを激しく支持します。坂倉は次のイニングもまたサンタナを3球三振に斬ってます。そこにシビれるし憧れます。
鈴木健矢。1回3失点。
こちらも無罪。いいタマでした。なんでヤクルトの下位打線が健矢をタマを打てるんだ? たぶんマグレでしょう。次の登板も健矢は何も変えないでいいと思います。
益田武尚。1回2失点。
益田はダメ。一軍では使えません。私が昨日書いた二軍の選手と入れ替えましょう。
健矢はOKで益田がダメな理由は、キャッチャーの構えたところにタマが行かないからです。
健矢と森下もキャッチャーの構えたところより中に入ってホームランされたのですが、あいつらは「たまに中に入る程度」だから許容範囲です。
益田は「いつもミット通りに来ない」から使えないのです。益田の投球には理論がありません。打たれる可能性が高く、もし抑えても結果オーライのマグレなのです。そんなヤツは一軍で使えません。
私はキャンプの時からずっと「益田はダメだ。使えるとしたら右のワンポイント」と言ってきました。左の並ぶところに益田を放り込んだ新井のミス。
新井は益田の球威に期待しているのでしょうが、今時150km前後でパワー勝負はキビシイと思います。
昔、カープにいたヘルウェグが今の益田に似ていましたが、私は2018年の日本シリーズでヘルウェグを出すの反対してたんですよ。ヘルウェグは160kmですがコントロールが悪いから。※参考記事
益田武尚も同じ理由です。キャッチャーのミット通りに来ないヤツは、藤浪晋太郎クラスの球威がないと一軍では使いたくありません。
中村奨成の集中力
中村奨成。4打数1安打1犠打。
どうでもいいんだけどスポナビの個人成績のページがリニューアルされてました。新年度だから? ※スポナビ
ご丁寧に打ったコースとか打球コースが絵になりました。そう言えば近藤健介もWBCの時の外野の守備位置は細かく指示されてたとかyoutubeで言ってました。こういうのを基に決めてんだろうね。センス悪いと思うがなぁ…
中村奨成に1本出ました。
6回裏0対6。投手小川、打者奨成。
この頃になると雨も上がって、試合は9回まで行けるって雰囲気でした。
奨成は初球の真ん中ストレートを悠然と見逃しました。たぶん泰と平川ならがっついて打ちに行く甘いタマでした。なのになぜ奨成は見逃したのでしょうか? データ野郎には絶対わからない話です。
中村奨成は6点差だから アウトになりにくい打撃 をしたのです。
平川と泰はまだヒットを打ちに行く打撃しかできません。ルーキーだからそれでよい。勝田成も初球を振らないタイプ。昨日は初球を振ったけど、ありゃ雨だったせいと8番だから。8番勝田は次へつなぐ打撃をしにくい打順なのですよ。
奨成もヒットを打ちに行く打撃をしたいはずです。自分は開幕から12タコだったから。だが奨成は我慢した。四球を狙って相手に球数を投げさせようとしました。
その理由は当然 6点差だから です。
6点負けてる場合、四球とホームランの価値は「四球>ホームラン」となります。一般常識。
なぜそうなるかというと、四球は100%アウトにならず、ホームランはアウトになる確率が高いからです。昨日の小川の初球を振れば確率 30~40% でアウトになります。どういうことか?
真ん中の甘いストレートをホームラン狙いで打ちに行けば、30~40%の確率でアウトになる と言っているのです。
これが1点負けてる場面なら、そのタマを打ちに行ってよい。だって60~70%の確率でいい打球を打てるのですから。
だが昨日は6点負けていました。ここでリスクを冒して長打狙いすると、試合に負ける確率がアップします。ここで無邪気にホームランを狙って打撃指標を上げているのが 元ヤクルトの村上宗隆 です。だから私はあいつを信用していないのです。
村上と同い年の中村奨成は謙虚です。奨成は真摯に野球と向き合ってます。
この打席、奨成は7球粘って今季初ヒット。無死1塁。
その後2塁へ進んで、次の浅いセンターフライで奨成は3塁へタッチアップしました。私は非常に驚いた。
今、アウトになりにくい打撃をホメたばかりなのに、なぜここで危険な走塁をするのか?
結果はセーフ。私はセンター岩田の肩を知らないが、奨成は知っていたのだろうか?
奨成がタッチアップしなければ安全に2死2塁。だが奨成は危険を冒して2死3塁を作りました。
「2死2塁と2死3塁に大差はない。奨成は6点差でリスクを冒すべきではなかった」
私もそう思いました。でも奨成は走った。2死3塁。
その後あれよあれよと3点入り、6点差が3点差になりました。これで勝てるとは思いませんでしたが、奨成のタッチアップのおかげでヤクルトの勝ちパターンを消費させることはできました。
本日のゲームプラン
岡本駿 vs 松本健吾
今日も降水確率90%。今日はお昼までに中止になるかもしれない。
もし試合することになれば。昨日のように送りバントを使って早めに仕掛けていきましょう。
送りバントは2番の特権ではありません。
奨成にバントをさせるんですから、当然泰と平川にもバントさせなさいよ。
私は開幕前から泰と平川は6番7番に置けと言ってきました。6番7番は送りバントせず、気楽に打っていい打順だからです。
だが上位を打つバッターには状況に応じた打撃が要求されます。4番が自由に打ってるチームは確実に弱いです。去年のヤクルトのようにね。
サード小園は「4位の野球」でしたが、4番泰は「6位の野球」です。勝ちたくないならそれでもいいけど、せめて送りバントくらいちゃんとやんなさい。
平川は軽傷です。あんな激突で痛いとか言ってるようじゃ昭和時代にタイムスリップできないぞ。
去年の今頃、二俣翔一は歯を折って試合に出てました。なんで昨日マティを出さねーーんだよ。キャッチャーは石原一人で十分だ。マティを出せ。
泰は今日もタイムリーを打てませんが、それは泰が悪いのではありません。
悪いのは新井です。新井が泰の長所にフタをしている。
あとは小園だ。お前が泰にタイムリーを打たせてやれ。時差ボケはもう治っとる。
昨日のセンターフライはいいタイミングだったから、あとはスイングの強さだけです。小園のスイングが鈍い理由はわかりません。