2024.4.23(火)
ヤクルト 0-2 広島 神宮
昨日の試合を解説した江本孟紀さんは御年76歳。全く衰えを感じない。
同世代の山本浩二や落合博満には多少の衰えを感じるが、江本さんは若い頃から変わらず全くお元気である。
かつての江本孟紀さんは
「巨人がアホやから野球でけへん」
と名言を吐いて引退されました。やっぱ先見の明があったのでしょうね。※デイリー
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
坂倉が賢い
ベンチがアホやから野球ができなかったのが佐々岡時代。2020~2022年。
コロナ禍で気の毒だったけど、それは12球団同じ条件。
私が佐々岡アホ野球を批判してきた2大要素は
【1】3年前4打数2安打だから堂林をスタメンさせるアホ野球
【2】打率.315だから5番サード坂倉でスタメンさせたアホ野球
であります。
【1】は省略します。今日は【2】の話をします。
ど素人の皆さんは坂倉のことを「3割打てる左打者」と見ています。佐々岡と朝山もそうでした。
だがアイツはそれだけじゃないんですよ。
昨日、キャッチャーの話を書いたばかりですが、キャッチャー坂倉はいつも
「おいおい、マジか」
というコースにミットを構えます。
昨日も独特でした。
坂倉は村上宗隆のインハイにミットを構えました。
「なるほど。インハイのストレートね」
と思いきや、床田が投じた球種はツーシームでした。村上も空振り。
「ええ? セオリーはどこ行ったん?」
坂倉は投手有利のカウントでも平気で真ん中にミットを構えます。
「おいおいマジか。0対0やぞ」
古いおっさんはそう思うんですけど、24歳の坂倉はオスナサンタナにも平気でど真ん中構えるんですよ。
絶好調という触れ込みでした。村上、オスナサンタナ。
前節で全員ホームラン打ったとか、村上が首位打者だとか、怖いデータが揃ってました。
だけど坂倉は平気でど真ん中にミットを構えました。
床田はそこへカットボールとツーシームを投げ続けました。
大瀬良なら「違う違う」とブーたれたかもしれません。私も打たれるぞと思いました。
結果は8回0失点。坂倉は9回もまだど真ん中に構えてました。
天才坂倉
久々に見た「坂倉のリード」でした。炸裂しました。
ヤクルトにはかなり残像が残るはずです。
私は村上の第1打席だけでも1時間くらい語れます。
今シーズンの床田はチェンジアップを投げるんですよ。だけど昨日は1球も投げませんでした。来たぞ坂倉。らしさ全開。これだけで私はメシが食えます。
燃えたねえ、萌えました。坂倉をサードで使うアホがいたことが、私はいまだに信じられませんよ。
決勝ホームランは宇草孔基。来季のクビは完全に繋がりました。
だが今日は宇草の話をしません。今日は坂倉しか絶賛しません。
なぜかと言うと昨日の勝因は坂倉だからです。
いやさ今週、今月、今シーズン、勝因は坂倉かもしれません。
インコースの使い方だけじゃなく、アウトコースの出し入れもたいへんオシャレでした。床田が外カットと外スライダーで三振を取る姿が新鮮でした。
本日のゲームプラン
本日の予告先発は小澤vsハッチ。
ハッチは坂倉の構えたコースにズバズバ投げ込むタイプではなさそうです。わりかしアバウト。シュート回転。
もしかすると昨日の坂倉のトリッキーな配球は今日のための伏線だったのかもしれない・・・
とかですね、そこまで妄想するほどトリッキーでした。
今日の小澤vsハッチを勝てれば明日は九里亜蓮。ハッキリ言って3連勝。
アホの村上には10点差の試合でホームラン打たせておいて、何冠王でも取らせておけばよい。その隙に私たちは1点差でコッソリ勝てばよい。
二軍戦は雨天中止。
テイラー=ハーンの実戦デビューは今日かもしれない。
末包昇大はそろそろ一軍昇格可能だが、宇草と田村はどちらも二軍に落とせない。
一軍は神宮と名古屋か。貯金1個か2個は持って帰れるな。