2024.9.19(木)
ヤクルト 5-1 広島 神宮
よう負けるのう。巨人とのゲーム差なんぼやろ。俺、もうわからんわ。
これだけは言いたくなかったが、今年のカープ・・・
クライマックスシリーズには行くぞ。3位で。ぼそ。
坂倉はなぜインハイを投げ続けるのか?
昨日テレビを付けたら、つば九郎がヘルメットをくるくる回していて、
「ああ、5回裏が終わったところなんだな」
と思いました。
んでフジテレビのアナウンサーがえらい喜びはしゃいでいたので、
「こりゃあ1対5くらいの展開だな」
とも思いました。ピッタリ1対5でした。
ハイライトを見ると、1点先制した後に5点取られてました。
床田のタマも高いんですが、そんなのは昨日今日に始まったことではなく、1か月前からずっとそうでした。
キャッチャー坂倉が一昨日は村上にインハイ直球、昨日はサンタナにインロー直球を投げ続け、ツーランとスリーランを浴びました。そしてヤクルトに2連敗しました。
村上に対しては何年もずっとインハイ直球を軸に攻めてきたので辻褄は合います。どん詰まりでしたし、まあ許せる。
昨日のサンタナへのインロー直球はちょっと意味が分からない。
5回裏1対2。1死12塁。投手床田、打者サンタナ、次打者村上。
この場面で一番やっちゃいけないことランキングを発表しましょう。
1位四球。2位ホームラン。後は野となれ山となれ。
野となれ山となれの意味は
「アウトローに変化球を投げて、それをヒットされたら仕方がない」
です。相手はサンタナですのでね。
5回裏1死12塁でやっちゃいけないことランキングの1位2位は四球かホームランか?どっちですかー?
これは意見が分かれるところですが、私は 四球 を1位に推したい。
この場面で坂倉がやった配球は
インハイカット→インローストレートで2ストライク。2球で追い込みました。
3球目にまたインローストレートを要求。しかもミットをわりかしストライク気味に構えていました。
床田はわりかし坂倉のミット通り投げました。悪くないタマでサンタナをかなり詰まらせることに成功しました。
だがサンタナの打球は詰まりながらも高く上がり、センターバックスクリーンに飛び込むスリーラン。
カウント0-2から打たれたことをブーたれる人は多いでしょう。
カウント0-2から中途半端なコースに構えたことをブーたれる人もいるでしょう。
新井貴浩は
「打ったサンタナが上手かった」
と床田も坂倉も責めませんでした。
一般の野球ファンなら
「なんで内角2球でうまく追い込んだのに、3球目も内角を続けるんだ!」
とブーたれるでしょう。しかも結果はスリーランですからね。
私はこの場面を見てないんですよ。解説したかったなあ。
前日のサンタナは3打席目に九里のスライダーをライト線にタイムリー二塁打してました。
坂倉は床田のツーシームをライト方向に弾き返されるイメージを持ったんじゃないかと思います。だから内角のストレートでサンタナをフライアウトに取りたかった。
「だったら1球外にボール球を見せてから、インコースを突けばいいじゃないか!」
おっしゃる通りです。野球の教科書に「強打者に対して内角ストレートを3球続ける配球」は載っていません。だから誰もそんな配球はやりません。坂倉を除いてはね。
坂倉はツーストライクからよく3球勝負に行きます。
「よく」どころか「いつも」3球勝負です。
床田もわかっていて、首を振ることもなく、いつものテンポでサンタナのインコースへストレートを投げました。
これ、5回裏1死12塁でカウント0-2という場面です。
ノムさんがご存命だったら、きっとボロクソにボヤかれる配球です。
ま、それでも私は坂倉の強気のリードを支持します。
1死12塁で床田vsサンタナ。次が村上。
誰もが
「外のツーシームでゲッツーを取りに来るだろう」
と考える場面です。サンタナもそう考えてるに決まってる。サンタナは3球目、外のツーシームをしっかりマークしてます。だから首位打者なんだ。
坂倉がそれを感じてウラをかいたら、スリーランを浴びました。
サンタナの次が村上ってこともポイントです。村上の前に四球を出すと、だいたいいつもロクなことがありません。村上を抑えてもオスナに打たれたりするんですよ。
これで床田も5回5失点。カープの先発投手が誰も5回持ちません。だったら3回で代えりゃいいのにね。
新井が個人記録とか契約更改とか個人的なことを考えていると、今日も負けるぞ。
CSには行くよ
カープの優勝が厳しくなったので、目標をクライマックスシリーズに切り替えよう。
しかしこれだけ10連敗しても、貯金がまだ3個もあって3位にいるんですよ。新井はここまでよく頑張ってきたもんだ。
カープはもう必死こいて全勝しなくていいから無理をするな。ケガもするな。
俺たちはクライマックスシリーズに行こう。3位で。
ここからの目標は勝率5割。残り13試合を7勝6敗。6勝7敗でも3位には行けるかな。
中村奨成を再登録できるのが9月23日(月)です。あと4日。それまで何とか頑張ろう。
本日のゲームプラン
大瀬良vs井上温大。
井上君は既に7勝もしています。大瀬良でさえ6勝なのに。
投球回数もチーム5位の95イニング。立派です。
井上は2019年ドラフト4位。今期年俸670万円。こういう子が活躍するチームはいいね。カープは井上にも弱いんですよ。
優勝すれば井上の年俸は3倍増でしょう。巨人なら4倍か。
カープの2019年ドラフト4位は韮澤雄也です。6位が玉村。
二軍で好調な韮澤を一軍に上げろと言う人がいるが、ニラがカープで一番疲れてるんですよ。由宇で休みなくショートでフル出場していますから。
一軍に上げてもいいけど、ニラを出すなら矢野かキクがベンチですよ。
玉村昇悟が昨日2イニング0失点。23球。
球数が少なかったので、今日もベンチ入りするかもしれませんが、マウンドには上げにくい。
チームは広島に戻ったことだし、ニラじゃなくてピッチャーを上げろってんだよ。遠藤を落として玉村を上げてもピッチャーの枚数は増えない。
今日こそ控え捕手を1人抹消して、コルニエルか矢崎をベンチに入れなさい。岡田明丈でもいいぞ。
今日のスタメンマスクはアツでしょう。そのために登録抹消もされませんでした。
アツはほぼ3球勝負しません。その前に2球でツーストライク取ることがほとんどありません。
私はこれを「ねちっこいリード」と呼んでいますが、今年はこれが奏功して大瀬良の防御率はここまでセリーグ2位の1.67です。
大瀬良は個人記録のためにプレーしないでしょうが、新井は大瀬良を引っ張るでしょう。大瀬良まで5失点しようものなら大瀬良の個人記録は絶望です。
末包が昨日4タコ3三振。
今日も下位打線で出ると思いますが、末包は小園と坂倉で挟んであげないとまだ打てないです。今日は「4番末包」でいいんじゃないですかね。
アツがスタメンする日は1塁が坂倉です。今日は左の井上が相手なので、野間を外して7番ライト末包、4番レフト堂林で戦うかもしれない。するとまた「ヒットは出るが、あと一本が出ない」感じになりそうです。ヤダねえ…
私なら5番キャッチャー坂倉、7番1塁堂林、4番レフト末包で戦います。
んでアツを抹消して投手を上げる。
大瀬良は行けるとこまで行く。大瀬良はあと3イニングで143回到達。規定投球回をクリアできます。
3イニング投げたら打たれる前に交代させていいんじゃないですかね。新井は代えないだろうけど。