今日はノンカープ。明日からはキャンプレポートを毎日やろうと思ってます。
今日の話題は昨日今日世間を騒がせた回転寿司騒動です。
レーンを回ってる寿司に若者がイタズラをしてネットにアップして喜んでる動画が非難されまくっている問題。
もちろん悪いことは悪いんですけど、そう目くじら立てるようなことかねえ…というのが私の感想です。
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若者の罪は重い
私は若者を擁護しませんよ。若者は悪いことをしましたよ。とても悪質です。お寿司屋さんは被害者です。
今日、私が言いたいのは
「昔から同じようなイタズラはあったよ」
ということです。こんなのいちいちニュースで大騒ぎするようなネタじゃないと思います。
若者が飲食店でイタズラをすることは昔からありました。
日本ハム時代の中田翔はアメリカのコストコでカートに乗ったイタズラ写真をSNSにアップしてご満悦でした。
コンビニのアイスクリームの冷蔵庫に寝転がったヤツもいましたし、牛丼屋の牛丼にイタズラしたやつもいた。
昭和の志村けんは「ヘイらっしゃい!ペッペッペッ!」と両手にツバを吹き付けてから、いかりや長介の寿司を握ってました。ダメだこりゃ。
消費者の考えが甘い
もちろん回転寿司の若者は悪質ですよ。アイツらの擁護なんかしませんよ。
私が言いたいのは消費者の考えが甘いということです。
100円ちょっとで旨い寿司が食えて、店内は100%清潔で、食材は全部安全なんてこと・・・
あり得ないと思いませんか?
1人1万円出せばあり得ると思いますけど、1人2,000円のお寿司屋さんではあり得ないですよ。
昔、中国で製造された冷凍餃子に異物が混入してたり、マクドナルドのチキンナゲットにも何か混ざってたことがあります。
この時も「もう中国の食べ物は食べない!」って大騒ぎになりました。
でもそういう人ほど、きっと今頃また中国の安い食べ物を食べてると私は思うんですよね。
値段が100円、かつ美味しいものって絶対にウラがあるんですよ。
悪いものが入ってるという意味ではなくて、限界ギリギリまで企業努力してコストダウンしてるって意味です。
そういう環境で人間がミスした時に「もっと品質管理をちゃんとやれ!」って騒ぐ人は心根が貧しい人だと思うんですよね。平たく言えば自分の都合しか考えてない人って意味です。
私がここで非難している対象は「もうスシローで食べたくない!」と騒いでる人や、「はま寿司全店に監視カメラを設置せよ!」とか言ってる人達です。
んなことできるわけないでしょう。お寿司の値段が2倍になっちゃいますよ。
全飲食店にそんな厳戒態勢で営業されたら、我々消費者は気軽に外でプロの美味しいごはんを食べられなくなっちゃいます。
そもそも家で自炊してりゃイタズラ被害に合わないかと言えば、それも100%ではありません。
スーパーに行けば野菜を一個一個手で握って、野菜の硬さをチェックしてるおばあちゃんがいます。生鮮コーナーでツバを飛ばしておしゃべりしてるおばちゃんもいます。
もっと言えば、かぼちゃなんて畑にあった時は鶏のウンコまみれですからね。←有機肥料のこと
食べ物って工場で生産されるものじゃないし、社会で生きるってことは誰かのツバや雑菌に必ず触れるってことです。
なにも喜んで他人のツバに触れたいとは思いませんが、ラーメン屋に行って「このどんぶり、ちゃんと洗ってんのかね…」と思うことはよくあります。
でも外食するってそういうことだと思うんですよ。コップに口紅ついてても、髪の毛一本落ちててもいちいち文句言いませんよ。
あまりにも不潔なお店は自然淘汰されるでしょうし、キレイに見えるお店でも見えないツバや雑菌は必ず混ざってます。
食べ物が100%安全なはずないじゃないですか。んで若者がノーミスなはずもないのです。
私は日曜日に家族全員でスシローに行きました。確かにいつもより空いてるな、ラッキー♡と思いました。
まとめ
結論。
イタズラ兄ちゃんのことは私の知ったこっちゃありません。巨額の損害賠償を請求されてもいいし、ゴメンで済んでも私は何とも思いません。あんな若者はいつの時代にもいる。
私が「ちょっと待て」と言いたい相手は「もうスシローに行けなくなった」とか「外食店全部を信用できなくなった」とか考えてる人たちです。
外食屋さんで100%清潔は絶対ありません。ゴキブリやネズミは飲食店には必ず出ます。
イタズラ兄ちゃんは反省しなくてはなりませんが、ゴキブリの絶滅は不可能です。
私たちはゴキブリやハエとも共生しているのです。みんなみんな生きているんだ友達なんだ。
子供のイタズラごときで大勢の大人がワイワイ大騒ぎするのはみっともないと私は言いたいのです。