2023.5.16(火)
DeNA 5-7 広島 横浜
カープ2連勝。DeNA6連敗。
私が月間20勝宣言をした時、カープは首位DeNAに7.5ゲーム差を付けられていました。
月間20勝は無理だとしても、
「いくら序盤とはいえこれ以上離されるとマズい」
という思いがあったのです。
気負いのない「普段着」野球
ところが新井はゲーム差など全く気にしていない様子で、普段通りのスタメンで戦い、普段通りに先発投手に休養を与えました。
今週はDeNAと阪神との首位攻防戦だというのにちっとも気負いを感じません。松本と大盛を抹消して誰を上げるのかと思えば中崎と曽根でした。
首位攻防戦の前に「敗戦処理投手」と「守備固め要員」を昇格させたのはあくまでも選手の負担を軽減するため。
林晃汰や森浦大輔を昇格させて攻撃に出るのではなくて、点差が開いた試合で野間を引っ込めたり、島内を温存したりするための中崎・曽根です。新井らしい入れ替えだなと思いました。
私はDeNAとのゲーム差を意識しました。
新井は意識しませんでした。普段着野球を貫こう。相手のことなど気にしても仕方ない。俺たちのベストを尽くそう。ってことなのでしょうね。
昨日の試合も普段着野球。バウアーの7失点は相手の自滅。慣れないクイックで投球したらボールが高くなりました。
マクブルームが打てば強い
新井の野球は1~3番打者が出塁して4~6番が返すオーソドックスなもの。
7番デビッドソンに長打が出れば嬉しい感じ。
4月はマクブルームで打線が切れることが多かったのですが、新井はマクブルームを
「四番から外そうと思ったことは一回もない!」と強調しました。スポーツ報知
ちなみに私は2回あります。笑
実はマクブルームへの信頼もさることながら、「右打者を置いときたい」って理由もあるとどこかで見ました。
そんなこんなでマックは当面四番継続。
秋山西川の両天才に挟まれる形でマックが繋げば、昨日のようにカープの得点力はアップするわけです。
■得点圏の打席数
1位 村上 47打席 .286 17打点
2位 マク 41打席 .303 20打点
2位 大山 41打席 .344 17打点
4位 岡本 36打席 .250 12打点
4位 牧 36打席 .313 14打点
6位 石川 27打席 .160 6打点
こちらの表は得点圏で回ってきた打席数のランキングです。4番打者限定。
1~3番が3割打ってる阪神と広島を抑えて、ヤクルトの村上が47打席で1位でした。意外。ヤクルトは塩見も山田も不在でしたから。
昨日の2安打でマクブルームの得点圏打率が3割に乗りました。通算打率も.244まで上がってきた。出塁率は.319
マックが打てばカープは強い。打たなかった4月を勝率5割でしぶとく粘ってきたことも大きいですよ。
vs石田、vs東
今日は石田で明日は東。
2人とも今シーズン既に1回対戦して結構苦戦させられました。
2人とも左投手なのでマクブルームの働きは重要になります。
カープの先発は九里とコルニエル。捕手は2日とも坂倉。
坂倉は徐々にらしさが出てきて、昨日試合でも調子の上がらない床田を上手く7回109球でまとめました。2本のソロは打たれてOK。四球が最悪です。点差もありましたしね。
牧には2安打されましたけど、坂倉の配球は間違っていませんでした。
宮崎もシングルヒット2本。打率は高いですが足は遅い。宮崎をホームに帰すにはホームラン1本かヒット3本が必要です。宮崎のシングルヒットもいくらでも打たせていいでしょう。
5番の桑原が昨日は4タコでしたが、DeNAで一番床田にタイミングが合っていました。あと桑原は坂倉のリードを読んでる。1回裏のレフトフライを龍馬がファインプレイしてくれましたが、あれが抜けていれば昨日のカープは負けていました。今日も要注意です。投手が代わるから大丈夫かもしれませんが、その後の打席でも桑原は坂倉のリードを読んでるように感じました。
7番大和。味わい深いタイムリーを打たれました。あのポテンヒットは完全に狙い打ちです。大和には毎度あのタイムリーを打たれています。
打撃は確かに勝負強い。だが大和がショートを守るようではDeNAは苦しい。こっちも今日はショート上本かもしれないけどさ。笑
ショートといえば矢野雅哉がエラーしたけど、あれは不規則な回転で難しい打球です。矢野が捕れないなら誰も捕れないです。
途中交代した野間はちょっと痛そうでした。石田、東対策でライトには右打者が入るかもしれません。2番は上本か堂林か。東は対左打者のほうが苦手ですけどね。