2019.8.13(水)
広島2x-1巨人 マツダ
巨人もなかなかしぶといな。あの薄い戦力でよく8月まで粘りましたよ。
坂本勇人
今季の坂本はよく頑張っています。
シーズン106試合で早くも自己最高の31本塁打を放つ活躍。しかもここまで全試合出場。
巨人にポイ捨てされるパターンじゃなければいいけど・・・ぼそ
プロ13年目で巨人のレギュラー12年目。人工芝のショートで驚異的な活躍。
私は1~2年前から坂本をファーストにコンバートするべきだと言っています。理由は吉川尚輝をショートで使いたいことと坂本に張本超えをしてもらいたいから。むろんサードでもOK。
昨日も8回の坂本のレフト前ヒットでカープは救われました。ど真ん中のスライダー。その瞬間、私は逆転ツーランかと肝が冷えました。
丸佳浩
丸は夏でも元気だな。さすが本物。至高のメニュー。
坂本と違って丸は外野手。守備の負担が少ないのです。
丸はカープ野球の本質そのもの。昨日の試合でも走攻守すべてに手抜きがありませんでした。巨人の選手には最高のお手本です。
丸もそろそろガーッと吠えてチームを鼓舞していいんじゃないか。巨人はもうお前のチーム。遠慮なんぞ要らん。ガンガンやるべき。丸がまだ坂本や阿部の後ろに隠れていたらカープは全然怖くないぞ。
吠えたカープの選手たち
珍しく昨日はカープ選手がやたらに吠えていました。
昨日吠えてたカープの選手たちをメモしておきます。
クリス=ジョンソン
ジョンソンは立ち上がりから微妙な制球に苦しみ、今日もイラついたような仕草を見せる。
3回か4回に落ち着き始め、スリーアウトチェンジの時に吠えたKJ。5四球を出す苦しい投球でしたが、結果は7回無失点115球。
菊池涼介
皆さん、キクが吠えたんですよ。
吠えたって言うか叫んだっていう感じでしたが。
8回表。2番手に菊池ヤスが登場。1死13塁のピンチを作り、打席に3番丸。
ここで緒方監督が動いた。左腕の中村恭平に交代。おもしろい。一人一殺。日本シリーズでもぜひやってくれ。
丸の打球は強い当たりのセカンドゴロ。
菊池は1塁走者の坂本へタッチに行く。しかし坂本はタッチをかわして2塁へ向かう。
もうこうなったら菊池は1塁へ投げるしかありません。ツーアウト。
バティスタからショートの三好へ転送。坂本を挟んだ。
その時菊池が動いた。
「2塁のカバーに入れ!」
ショートの三好が坂本を1塁方向に追い込んでいる時、2塁のベースカバーが誰もいませんでした。
しっかりメヒアがカバーにやって来て、三好は坂本に無事タッチできたので、挟殺プレーは成功。
3塁走者はホームイン。カープは1対1同点に追い付かれ、ジョンソンの勝ち星も消えました。
しかしキクの判断はお見事でしたね。
二遊間はバックホーム体制ではありませんでしたし、二塁にトスすればゲッツーを取れない。
「坂本にタッチに行く」ことが最少失点へのプレーでした。大正解です。
野間峻祥
んでキクの好プレーの前に実は野間が吠えていたんですよ。
1死2塁で坂本のレフト前ヒット。レフト野間はショートバウンドで捕球するべく前進。
この時、捕球し損なってグラブからボールがポロリ。慌てて拾ってバックホーム。
浅い当たりのため2塁走者・重信は3塁ストップ。野間の送球はサードのメヒアがカット。1死13塁。
この時、野間がマジでコワい顔でなんか吠えてたんですよ。
「何やってんだオレ!しっかりしろ!!」
か
「なんや、この芝!いい加減にしろ!!」
のどちらかだと思います。たぶん前者かな。
ところで、こないだ大阪ドームでポロリをしたから今日から野間はレフトを守ることになりそうです。
昨日私がセンター野間がジワジワ良くなってきてると言ったのに、いつも緒方は逆のことをやりますな。
吠えたV3戦士たち
その他にも大勢の選手が吠えていました。今村猛以外、全員吠えたんじゃなかろうか。
昨日は負けられない一戦でしたからね。私はジョンソンが制球に苦しんでいた頃、
「緒方監督にマウンドに行ってもらいたいなあ」
と思って見ていました。
優勝を知り尽くすV3戦士たちが吠えている姿を見ると、今がペナントレースの勝負所だと思わずにいられません。
ここからカープが独走優勝をするのは正直厳しくなりました。
8月中に首位に出るのも難しそうです。現時点ではカープのシーズン最終戦は9月23日(日)の予定。
そこまでずっとシビれて吠えまくる日々が続くかもしれませんね。
堂林翔太にとどめを刺す男
この期に及んでまだ二軍でウロウロしている堂林。
もはや彼の仕事は「一軍のチームを優勝に導くこと」ではなく、
一軍の選手が長期離脱したときに穴を埋める「バックアップ要員」になってしまったのか。
カープの外野陣は豊富。野間と坂倉がベンチにいて長野と高橋大樹が二軍にいる。
サード守備はメヒアが急激に上達しています。勝負強い安部友裕も健在だし、二軍に小窪哲也。
堂林も三塁を守れるなら居場所が見つかるかもしれないが、ここに来て三好匠の存在感が凄いんです。
三好が下水流と交換でやって来た時、私は「楽天の堂林だ、ロマンの塊だ!」と大騒ぎしました。
当初は曽根と三好で守備固めと思っていましたが、三好君は粘り強い打撃で四球とヒットを量産。ホームランまで打ったりして、三好匠の現在地はメヒアのライバル。
負けるな下水流。負けるな堂林。
プロ10年生の堂林翔太。今年のオフはマジでがけっぷち。
楽天は三好の交換相手に堂林より下水流を選んだのではないか。←根拠なし
堂林翔太のプロ人生。とどめを刺すのは楽天からやって来た三好匠かもしれません。来年のサードは三好のものかも。
三好たっくん。
チームメイトからは「ミヨ」と呼ばれているそうです。ピオーネは定着せず。
ニックネーム、言いにくなって、どうすんねん。
おしまい