吉本新喜劇はかつて劇的なV字回復に成功した

2022.9.20(火) 

広島 3-5 中日 マツダ 

ごめんください!

どなたですか!?

昨日「今週の佐々岡は同点で栗林を出して、しかも2イニング行かせるで!」と言ったばかりの桑原和子です。

んまあ、そうなの。あなたの言った通りになったわねえ。

そうなのよぉ、佐々岡野球でたった一つの長所だった「先発投手が長いイニングを投げる野球」をこの土壇場で放棄しちゃったでしょ。んで終盤でコマが足りなくなって、きっと接戦を落とすだろうと思ってたんですよぉ。

それは災難だったわねえ。

いーえー。もう慣れちゃったわ。笑

お入りください。

ありがとう。

 

吉本新喜劇のコンセプト

上のやり取りは吉本新喜劇で最も有名と思われるギャグです。

若い人のために名前も出します。桑原和男さん。御年86歳。

今週は毎日吉本新喜劇でブログを始めます。ズッコケたい気分だからです。

 

さてカープ。

やっぱり土壇場で弱いですね。

弱い理由はチームに芯が無いからです。会社に例えるとコンセプトが無い企業です。

新商品をたくさん出すんですが全く統一感がない。店で例えるなら昨日はとんかつ屋だったのに今日はラーメン屋みたいな節操のない店。

この店はこの味だ。この企業の商品は必ずこうだ、というコンセプトがしっかりしていればユーザーに伝わりやすく、リピーターも付きやすい。

弱いチームはあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。どういう野球をするのか選手は混乱しファンにもそれが伝わらない。

だから投手に任せてノープラン。攻撃はヒットを待つだけ。

まあ昨日も試合を見ていないので細かいことはわかりませんが、相手より多い10安打を放ちながらスリーランの3点だけというのはいかにも佐々岡朝山アホ野球の最後を象徴してます。私は3年間ずーーーーーっとこういう野球を見せられ続けてきたのでね。

 

吉本新喜劇のコンセプトはお約束です。「偉大なるマンネリ」と言ってもいい。

わかってても俳優は同じギャグを出す。

わかってても観客はそれを笑う。安心の笑いというか水戸黄門スタイルです。

実は私が高校生の頃、吉本新喜劇は解散寸前の大ピンチに追い込まれます。マンネリが飽きられてきたのです。

吉本興業の新社長、木村政雄(当時43)がマンネリを突破するために行った策は血の入れ替え。いわゆる世代交代だったのです。

 

チャーリー浜のブレイク

木村は昭和のエース花木京と岡八郎を引退させ、原哲男、船場太郎らベテランは脇役へ配置転換。

中堅の池乃めだか、桑原和男、末成由美らを舞台に立たせつつ、若手の石田靖、内場勝則、辻本茂雄、島田珠代らを主役に据えて世代交代を計ったのである。

今田耕司や東野幸治も駐在所のおまわりさん役でちょいちょい新喜劇に出ていました。

 

木村は地元大阪で世代交代を計りつつ、次は全国に向けて飛び道具を発射した。

それが当時の浜裕二。現在のチャーリー浜である。

現在のと言っても若い人は知らないか。笑

この人です。

 

 

ますます知らんか。笑

平成元年はこの人の「〇〇じゃあ~りませんか」と島木譲二のパチパチパンチが「笑っていいとも」などで大ブレイク。

吉本新喜劇は一躍全国ネットで知られる存在へと発展しました。 

今ゴールデンタイムで司会やってる藤井隆もこの頃の吉本新喜劇で「ホット、ホット!」をやって出世したんですよ。

 

昨日の試合と今日の試合

さて昨日の試合。

昨日は先発九里亜蓮が4回2/3で降板したことで苦しくなりました。

佐々岡は1週間前もこのパターンで1点差を守り切ったので二匹目のどじょうを狙った模様。だがどじょうはいませんでした。笑

試合前には九里も佐々岡も「勝つだけ。もう一つも負けられない」とか言ってましたが、景気の良いことを言うとだいたい負けるんですよね。

津田が「西武なんて弱い」と言ったら4連敗。

加藤が「巨人なんて弱い」と言ったら4連敗。

新庄が「明日も勝つ」と言ったら12連敗です。笑

 

昨日の試合では野間峻祥がベンチ外だったようですね。

報道ではコンディション不良と言われていますが真相はブルペン9人のために野手1人がベンチを外れたのではないでしょうか。

毎度言い続けておりますが、カープは残り5試合です。今日も甲子園で移動日ゲームですが、昨日2イニング投げた栗林と矢崎には当然今日も1イニング以上投げてもらいますよ。勝っていても負けていてもです。

「もう一つも負けられない」とか言ってるのに、第3捕手とか敗戦処理とかベンチに入れとく必要はないのです。ハッキリ言ってコルニエルと中﨑はどちらか一人でよろしい。先発投手の遠藤淳志をベンチ外にしてもよい。

とにかくブルペン9人は多い。野手不足で点を取りに行けなくなる。

 

実際佐々岡は昨日の試合で「代打松山を出せなかった」と言っています。野間がベンチ外だったからです。

カープは捕手のケガに備えるためか、坂倉に守備固めを出しません。ベンチに堂林が残っていても坂倉は1塁で最後までグラウンドに立ちます。

なのにカープはベンチに捕手が2人も残っています。これが非常に勿体ない。アツと石原はどちらか一人を抹消できます。

このへんのチーム事情も坂倉が全くキャッチャーをやらない理由と絡んできそうです。佐々岡の意思なのか坂倉のコンディションなのかは不明です。 

 

とにかく今日、ブルペンを7人か8人に減らして、野手をベンチに9人か10人入れるべきです。

なぜなら先発が森下だからですよ。森下の日にブルペン9人も入れてどうすんの?

原辰徳のような小刻み継投をやりたいんだろうが、あれは結構難しいよ。投手出身監督なら尚更よくわかると思うけどな。私はケムナや松本に1イニングしっかり任せた方がいいと思います。

 

あとは先発投手のストライク先行。

最近の森下はアツと組んで非常に球数がかさんでいます。先週も先々週もそうでした。

この反省を活かしてくれると良いが、佐々岡は必ずアツをスタメンさせます。あとはアツが反省をしてるかどうか。私はしてないと断言します。

今日も森下の球数はかさみますよ。

昨日のカープは与四球7個でした。ヘタすりゃ今日も5個は行くと思います。キャッチャー坂倉ならあり得ない数字です。


おしまい
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ありがとうございました。

-がけっぷち, 赤辞苑