キャンプ第1クールが終了。
今週は寒かったし、この先もしばらく寒そうです。
そんな中、シート打撃で投手陣が仕上がりの早さをアピールしています。
新井は塹江を褒めてたし、鈴木健矢は中村奨成を三振に切ってました。
奨成は健矢のストレートに刺され、スライダーに泳がされました。タイミングが全く合ってませんでした。
これは中村奨成がスカタンなのではなく、健矢のタマにああなってしまう右バッターはセリーグに大勢いると思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
投手陣と野手陣
今日はお休み。キャンプ中継もありません。
第1クールを見ると投手陣は順調だなという印象。黒原がちょっと離脱しましたが「大事をとって」の様子です。
佐藤と岡本も投げてましたが、二人はまだまだこれからという感じ。ヒット性が少なかったと言うけれど、ストライクも少なかったです。キレもまだこれからでしょう。
野手陣も順調なんでしょうけど、投手に比べると元気がないですね。シート打撃やフリー打撃でコテンパンにやられています。
まあ生きたタマに慣れてくるのはこれからです。こちらももう少し見守りましょう。
寒いんで仕方ないですが、守備もやたらポロポロとやってますね。早く温まってほしいです。
内田vs二俣
そんな中、元気が目立つのは 内田湘大 です。
シート打撃で三振ばかりしてますが、常廣のフォークはエグかったし、玉村は去年の秋、内田に満塁ホームランを打たれてますので意地を見せました。ホントは無意識だと思いますけど。
内田はシート打撃で3打数3三振。だけど彼って、
空振りを恐れない
ですよね。そこがいい。だから試合で使いたい。
一軍の試合に出せば三振もたくさんするでしょうが、一発大きいのも打ってくれると思いますよ。
二俣翔一とのサード争いは今、内田が一歩リードしていますよね。第1クール限定ですけど。
シート打撃でサードを守ったのは内田、二俣、小園の3名。山足もいたかな? 林と韮澤は入ってないと思います。
サード内田を育てないといけない
私の今シーズンの目標は143試合終了後にチームが1位でいること。
ヒットをたくさん打つことでも、矢野のファインプレーをたくさん見ることでもありません。
143試合後に1位でいるための手段として、
【1】失点を減らすために投手陣を整備
【2】投手陣のために打線の援護
の順に構想を練ります。
去年はレイとシャイがいなくなったので、【1】だけで優勝しようとしました。新井はそのために矢野をショートで起用し、小園を4番で起用しました。いわゆる守り勝つ野球。
今年もモンテロとファビアンを獲得しましたが、この2人がスカタンだった時の備えも必要。去年の教訓。
「だから補強しろ」は巨人とソフトバンクの野球。
カープの野球は「だから育てろ」です。
だから内田と二俣と佐々木を試合に出さないといけない。出さないと伸びないというのが私の持論です。
サード小園は4位の野球。去年の小園は4番を任されたため、本塁打を2本しか打てませんでした。
国際大会で1試合2本塁打したように、小園に自由に打たせればベストナインくらいいつでも獲れます。長岡より多くヒットを打てますよ。
小園にまたマルチポジションをさせると、4年後小園にFAされますよ。ショート矢野派はそれでいいのか?
私はイヤです。メジャーに行かれるならしょうがありませんが、またオリックスや巨人に行かれたら私はウンザリします。
私は矢野も試合で使って育てたいので、セカンド小園は100歩譲ってガマンします。
だけどその時は、キクをセカンドで出しちゃダメですよ。キクはサードとショートで競争ですよ。
小園vsキクではもはや勝負になりませんよ。小園とキクの併用など100%あり得ません。
小園をどこかのポジションに1年間固定すれば、カープの得点は100点増えます。
小園だけで20本塁打増え、相乗効果でチーム本塁打も20本アップします。そうすりゃ総得点は100点アップ。これをバタフライ効果と言います。←言いません
小園の打順も固定できれば理想的ですが、まだそこまでは言わない。カープは4番が決まっていないので。
新井の構想は小園をサードで使って、たまにセカンド。矢野がダメならショートに小園。こういう構想でしょう。
私は小園にFAされるのがイヤなので、こういう小園の便利屋扱いを絶対したくありません。
矢野が打てて走れれば
小園と矢野で二遊間を組み、ファーストにモンテロ、田村、末包というのが私の構想。
サードに内田、佐々木、二俣。林も昨日良い二塁打を打ちました。佐藤啓介もサードを守れると思います。
矢野が打てて走れれば1番矢野。小園は2番か3番。野間を使うか田村を使うかで小園の打順が決まります。
矢野が8番を打つなら、1番小園も面白い。木浪→近本の理論です。
どちらにしても内田と佐々木を今年サードで使いたい。打順はもちろん7番か8番。
この構想を実現するためには1~6番で得点を取らないといけない。そのために小園と坂倉の守備の負担を減らせと私は言っている。
矢野のファインプレーは相手の得点を防ぐが、味方の得点は生み出しません。
「打って勝ちたい、逆転のカープを作りたい」なら、得点できる選手を起用しないといけません。
カープの過去の優勝には浩二、衣笠、水谷、ライトルがいました。
高橋慶彦はいつもYoutubeで言ってます。
「俺は俺の仕事をするだけだもん。あとは後ろが返してくれるもん」
慶彦は
「俺がエラーしてもペイと大野さんがカバーしてくれた」
とも言っている。
こないだの3連覇でもタナキクマルがいましたし、新井、誠也、エルドレッド、松山がいて、どこからでも得点できた。
野間と堂林がエラーすれば、フランスアとジャクソンがピンチの芽を摘んでくれました。
今のカープには浩二も誠也もいません。
お金で四番を買ってこようは不可能です。最近は円安で外国人すら当たらない。
強打者はFAで強奪するか、試合に出して育てるしかない。
中日の細川は二軍で打てるようになったわけではありません。一軍で使ったから打てるようになりました。
チャンスは掴むものでありますが、与えないと掴めない。
外国人に100打席与えるように、内田と佐々木にも100打席は与えてほしい。そこに小園を置いて蓋をするとダメだと私は思います。