誰でも一度は経験ありますよね。
「あーーー、一度でいいから公式記録員になりたいなあ」って感じたこと。
今日の話はそんな「プロ野球・公式記録員」に関するトリビアです。
公式記録員の仕事
プロ野球に欠かせない大事なお仕事。その一つが公式記録員。
野球の記録を漏らさず欠かさずスコアブックに残す人。それが公式記録員。
審判は「アウトかセーフか」をジャッジする人。
公式記録員は「パスボールかワイルドピッチか」をジャッジする人なのであります。
間違っても
「なんでアレがエラーやねん!内野安打やんけ、こんにゃろう」
とか言っちゃいけないのです。
私は一度も言ったことありません。←今日は4月1日です
打者走者の二塁進塁が「二塁打」なのか「ワンヒットワンエラー」なのか「野選」なのか「送球間の進塁」なのかをジャッジするのも公式記録員。
※ちなみにこの場合の「送球間の進塁」は「野選」(フィルダース・チョイス)と同じ記録になるのですか?どなたか教えて下さい。私はスコアブックを付けられない人間です。
とにかく公式記録員。
いつも難しいジャッジを平然とやってのける・・・そこにシビれるし憧れますね。
公式記録員になる方法
そんな憧れの公式記録員。
実は公式記録員になる方法があるのです。
2010年度以降、公式記録員はNPBの「NPB記録部」に所属しています。
ええ、そうなんです。公式記録員の方々はNPBに就職したサラリーマンなのです。
一般社団法人・日本野球機構の求人ページから応募すれば誰でも公式記録員になれるのです。必要な資格や条件もありません。
たぶん10年に一度くらいのペースで若干名(1~2名)の求人が出ると思われます。
2000年にNPBが2名の公式記録員を公募したところ1577名が応募したそうです。
ふーん・・・あんがい倍率低いですね。10万人以上いると思ってました。公式記録員を目指す人。
ちなみに審判員は個人事業主。
審判はNPBではなく「セリーグ」または「パリーグ」と契約を結びます。審判も毎年オフに契約更改をしているのです。
なのであんまり巨人ばっかりひいきしているとクビになることもあります。
審判の新規採用は不定期で、応募条件に年齢30歳未満で視力1.0以上、さらには身長175cm以上という条件があります。身長の意味はよくわかりません。
みんなの憧れ、公式記録員
いやーーーなってみたいな、公式記録員。
次はいつ募集があんのかなあ・・・
NPBの求人ページを覗いてみると「マイナビ2020から応募しろ」とかお給料の金額とか、なかなかリアルなことが書かれてあって萌えます。笑
さらにウィキペディアによると、球場スコアボードに灯る「H」「E」「Fc」のあのランプは公式記録員の方が自ら操作しているとありました。イイなあ・・・やってみたいなあ・・・
わざとちょっとためておいて「H」を押したりとか、絶対やってるだろうなあ。クソ羨ましいぜ・・・
公式記録員のことをこんなに書いてる変態野郎は私しかいないだろうなあ・・・と思ったら、なんとお一人いらっしゃいました。
現在はホームページ更新を停止しておられますが、私の100倍審判と公式記録員を愛してらっしゃいます。笑
その方のページはこちら。プロ野球審判FAQ。ぜひご一読を。読み応えがあって実にオモシロいです。大いにこの記事の参考にもさせていただきました。
最後に。
なんで公式記録員を書こうと思ったかというと、元ネタはまたカープ道です。
3月の放送で広島ホームテレビのアナウンサーがホームテレビのスコアラーさんを紹介していたことがきっかけです。
この動画も実にオモシロいです。カープ道「カープ中継がさらに楽しくなる実況論」