全国への道はなかなかに厳しい

2024.9.5(木) 

DeNA 4x-3 広島 横浜 

昨日も言ったけどDeNAは強いんだわ。

牧、宮崎、オースティンの3人は床田や栗林でも抑えられません。佐野はまだ何とかなるけど。

この3人がケガなくハマスタで元気にプレーされるとなかなかに厳しいです。

2024年、素人の順位予想は阪神巨人が1位2位でしたが、私の予想では広島DeNAが1位2位です。※参考記事

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追いかけてヨコハマ

DeNAも強かったけどカープだって強いよ。

敵地横浜で先行されて0対2。2アウトランナーなしでもカープは諦めない。小園タイムリーで1点差。

代打奨成、代走羽月も使い切って負けました。カープはちゃんとやることをやりました。

これで負けたら仕方がありません。全力を使い切ったんだからさ。

 

坂倉が5タコ。5打数0安打。

それがどうしかしましたか、データ野郎の皆さん。

坂倉将吾が今のカープ打線で最も内容あふれる打撃をしています。結果は5タコだが今日もスタメンでチームリーダーです。

最近始めたヘンテコなルーティーン。三塁方向を見てクルッとピッチャーに向き直すヘンテコなルーティーン。

あれ、いいわあ。あれは打てると思います。

 

小園海斗。2本のタイムリー。

貫録過ぎる。私は最近、小園と前田智徳を比較している。

前田が江藤を打たせたように、小園も末包を打たせている。

 

末包昇大。5打数1安打。

よくやっている。末包なんてまだルーキーみたいなもの。

データ野郎の皆さんがよく得点圏で何割だとか何打点だとか、詳しいことを私に教えてくれますが、ここぞの場面で打てるかどうかはそのデータには書かれていないんですよね。

ここぞの場面っていうのは試合の勝敗を決する場面のことです。例えばDeNAは小園と坂倉を徹底的にマークしてきました。マークっていうのは「歩かせてもいい覚悟で攻める」という感じです。小園と坂倉は「歩いてもいいが四球以上の結果を残したい」と考えて打席に立っています。

 

王貞治や落合博満、山本浩二に金本知憲。この人たちは相手チームから「四球でもいいや」という攻め方をされ続けてきました。

期間にすると 20年 くらいですかねえ…

少なくとも10年以上はあります。セリーグの投手は10年間、王や金本にストライクを投げませんでした。だって四球の方がマシなんだもん。

そこで500本塁打してきたのが王や金本。獲得したタイトルの数以上に凄味を感じます。

スケールはすこし小さいですが、DeNAも3日間、小園と坂倉にまともにストライクを投げませんでした。

ここで末包が打つとカープは強いんですが、末包もまだ単独で打てるほどの力はありません。小園と坂倉に挟まれて打てるタイプ。

だからいいんじゃないですかね。

この先もずっとコゾスエサカで。

いいと思いますよ。カープの一番強い形がコゾスエサカだと思います。

 

本日のゲームプラン

大瀬良vs松葉貴大。

DeNAと中日は先週の3連戦を3つとも台風の影響で流しました。

ナゴヤドーム3連戦が3つとも雨で中止です。そりゃあ驚くぜ。休み明けのDeNAは元気いっぱいでリリーフも元気でした。カープに3連勝。

同じ条件の中日はなぜか阪神に 3連敗 でした。なんでや? 

首脳陣がアホだからか、敵地甲子園だったからか?

DeNAの首脳陣も結構アホですがホームでカープに3連勝。中日はビジターの分、3連敗したのかね?

 

中日は今日もビジターです。マツダスタジアム。カープは今日こそ勝てるんじゃないか。

昨日も書きましたが、カープの野球は全く正しいです。何も変えてはいけません。

1~2番は秋山野間。たまに矢野。2番奨成と2番堂林はあまりよろしくありません。

3~5番はコゾスエサカ。チームのエンジン。

 

これで負けたら仕方がありません。相手が強いだけのこと。

今年のカープはケガ人がいません。外国人選手もいないけど。ぼそ。

末包が4番にいるカープはかなり強いです。実は小園と坂倉もかなり末包に打たせてもらっています。これが「チーム」で打線の「線」です。

カープはいいチームです。選手が単体じゃありません。チームとして機能しています。

 

3連敗しましたが、別に最下位に落ちたわけじゃありません。

カープは今、首位に0.5ゲーム差の2位にいます。最高じゃないのよ。

優勝争いを楽しんでいきましょう。

表紙の仙道のあの顔は「厳しい…」の顔じゃなくて、実は「そうこなくちゃよ」の顔です。