カープの連勝は11で止まり、今週から6連戦が4週間続きます。
すっかり投手王国となった広島カープですが先発6番手は未定なのであります。
11連勝中は6連戦が一度もなく、5人の先発投手(19、14、28、42、48)で賄えました。
だから強かった。ノムスケ以外は全員二ケタ勝てる投手たち。
中でも大瀬良、ジョンソン、アドゥワの3人は中5日でも回せるタフな投手。
ううん。タフじゃなくって「投球スタイルが中5日に適している」と言い換えます。
力感なくゆったりとした動作からピュッとキレのあるボールを投げる杉内俊哉タイプ。中5日もOKだと思います。
6連戦の中で雨天中止があっても、この「5本柱」でうまくやりくりできそうです。
■6番目の男は誰だ?
雨がない場合の先発6番手は九里亜蓮が本命か。経験と実績で。
しかしなぜかリリーフに回ると大活躍する九里を「ブルペンに残せ」という声も多数。笑
山口翔を降格させて、そこに薮田や中村祐太を持ってくる作戦も考えられます。
今日のヤクルト戦で九里がベンチを外れると、木曜日の先発投手は九里亜蓮ということ。
逆に今日も九里がベンチ入りするなら、木曜日は二軍から誰かが上がってくるということです。
本命は中村祐太。対抗はケーシー=ローレンス。大穴にケムナ=ブラッド=誠と予想する。
祐太はファームで木曜日に先発。3回4失点59球。木曜日まで中6日。
ローレンスは土曜日に先発し6回4失点89球。ただし無四球。木曜日まで中4日。
ローレンスも中4日がOK。たぶん一軍でも6回3失点を期待できると思います。だってバリントンだから。
私はみんなが言うほどレグナルトを信用していません。きょんぺーとどっこいでヤスの下です。信頼度。
レグナルトは球は速いけどコントロールがイマイチ。四球も多いからです。
なのでレグナルを落としてローレンスを試すことも悪くないと思っています。
まあ現実は九里か祐太でしょう。
前回登板が良ければ祐太だったんでしょうけど、3回4失点では他の投手にチャンスを与えるかもしれません。
そこで出てくるのがハワイ生まれの宮崎県民、ケムナ誠。
彼、今季途中から先発で投げています。
■ケムナ=ブラッド=誠
大卒2年目。
元々素材型と言われてきたルーキーでしたが、私は大学時代からケムナのことを「ストレートだけなら即戦力」と見ていました。
今の中日の監督も新人時代はこういうタイプでしたよ。んで彼は一軍の実戦で大きく成長しました。後に故障もした。ぼそ
今季のケムナは何度か見ました。イレブンスポーツで。
まとまってます。学生時代の荒々しさは消えました。ここが良いのか悪いのかはわかりませんが、コントロールは落ち着いています。
球種は少ないです。スライダーとストレート。たまにフォークとカーブ。
まだプロで150kmを超えたとこは見てませんが、角度はいいものを持ってます。
背番号は与田や幹英と同じ29番。デビューさせてもいいかもよ。
それこそブルペンに九里やきょんぺーがいるんですから先発6番手は3イニングでもいいんです。
気楽に行こうぜ王者広島。
遠藤淳志もケムナと同期の高卒2年目。
この子も評価は高いですね。
でも私はやっぱケムナが見たいかな。九里亜蓮じゃ普通すぎて面白くない。
今年も木曜日はお試し枠でいかが? 名将佐々岡。