2025.7.27(日)
広島 5-6 巨人 マツダ
カープ7連敗&5連敗。7月は3勝14敗3分け。勝率.176。
去年9月が5勝20敗、勝率.200ですから、それより弱い今年のカープ。
んで決定的に違うのは、去年は弱いままシーズンを終われたけど、今年はまだ 2ヶ月も残ってる ということ。
どうすんだよ、残り2ヶ月。どうやって戦うんだよ?
前川誠太&辻大雅
スポニチによれば前川誠太と辻大雅が近日中に支配下登録されるらしい。
明るいニュースに見えるが私は 反対 です。なぜか?
こいつらより 小林樹斗 が先だろうと思うからです。
なるほど辻大雅はエグいタマを投げてるし、前川誠太はウエスタンリーグで首位打者を争っている。
だが現在のカープには「左のリリーフ」と「右の内野手」の需要は低いんですよ。右のリリーフの方が需要は高い。
よって私はスポニチのニュースは ウソだ と思う。
支配下登録されるのは辻大雅じゃなく、小林樹斗だと思う。
前川の支配下登録はあり得る。矢野や二俣とキャラがかぶるけど、4年目なのでそろそろ一軍の打席に立たせてあげたい。ラミレスとロベルトは一軍で守るところがないしね。
辻大雅はまだ20歳の高卒3年目だよ。ストレートは確かにスゴいけど変化球はへっぽこだし、体もまだまだできてない。
最下位を争っている一軍の、猛暑の夏に20歳の辻大雅を消耗させるような起用法に私は大反対です。
よって辻大雅の今月の支配下登録に私は反対です。秋にするなら大賛成です。
チームの目標
佐藤柳之介。3回5安打3四球4失点。
スカタンでしたねえ。打たれるのは仕方ありませんが、投手の赤星にまで四球を出すようではお話になりません。
スタメンマスクのアツも懸命にリードしましたが、3回4失点。アツはよくやりましたが、柳之介を立て直すことはできませんでした。
カープはこの先どう戦えばよいのか?
若手の育成?
その前にまずは クライマックスシリーズ出場 でしょう。
監督として「目標は3位!」とは言いづらいだろうけど、チームは今バラバラで選手も日替わりコロコロで自分の役目を見失っています。
このチームをもう一回一つにまとめるために、指揮官は「現実的な目標」を示さないといけない。この期に及んでまだ「最後まで優勝を諦めるな!」とか言っても選手には響かないと思います。
カープの目標は勝率5割と3位CS。これだってかなり厳しい目標です。今と同じ戦い方では到底届かない数字です。
俺たちの借金は9で、残り試合は53。
143試合終了時点で勝率.500を達成するためには31勝22敗、勝率.584が必要です。たいへんにキビシイ。
ローテ再編
そこでローテ再編である。
現在のカープは6人でローテを回しているが、これを…
20人
くらいで回してみてはどうか? 私は正気です。
いいですか。
カープは7月に急失速。3勝14敗。勝率.176
まだ残り2ヶ月も残っているのです。同じ戦いを続けていてはまた負けると思います。
勝率5割へ戻すために必要な勝率.584は優勝チーム並みの勝率です。これまでと同じ戦い方をしていてもダメ。カープの好きな「がむしゃら」とか「遮二無二」とかって実質無策なんですよ。弱い野球です。
ここは一発、「先発ローテ20人体制」を敷くべきです。
まあ少なくとも「15人体制」では臨みたい。
これは中6日6人ローテをぶっ壊して、1週間の6試合に先発投手を15人くらい用意しろという意味です。
1試合に起用する先発投手は最低2人。いわゆる第2先発です。
昨日、大阪桐蔭高校が県大会の決勝戦で敗れました。
プロ注目、背番号10番の森君は3回で降板。4回から10回まで背番号1番の中野君が粘投しましたが、延長タイブレークに泣きました。
高校野球では継投策がもはや当たり前のようになっていて、彼らは夏のデーゲームを屋外球場で戦っています。
彼らは1試合に先発投手を2~3人用意します。大阪桐蔭を破った柏原高校は4人の投手で小刻みに継投しジャイアントキリング達成。14年ぶり2度目の甲子園切符をゲットしました。
このように猛暑の続く真夏の野球は、戦い方を根本的に変えないといけないのではないか? 常識を疑え。
巨人はカープに2連勝しましたが、2試合とも先発を4回で降ろしています。そして自慢の大勢ライデルで逃げ切りました。
巨人だって理想は先発が長いイニングを投げることです。しかし先発が長いイニングを投げてブルペン陣を助けることと、チームの勝利。どちらを優先するのかと言われたら、私は後者です。
むろん目先の勝利のために無茶苦茶な酷使もいけません。
そこで二軍の投手にもどんどん一軍で投げてもらって、小刻みな継投を毎日しよう。残り2ヶ月それで乗り切ろうというのが私のプランです。
常廣と斉藤
具体名を上げると常廣と斉藤ですね。羽也斗と優汰。
常廣のタマは全体的にはスカタンですが、良いところもあります。第2先発やオープナーとして2イニングぐらいなら坂倉のリードでゴマかせるんじゃないか。
斉藤優汰はストレートとスライダー&フォークが良い。
斉藤のダメなところはクイックモーションです。これももう諦めて1イニング0失点を目指してもらおう。先発で長いイニングを投げるのは来年からでいいよ。
滝田、長谷部も一軍で使える。
岡本駿、塹江、鈴木健矢はバリバリの一軍。
大道温貴と河野佳は何をやっとるんだ?私のセットアッパー候補たち。
ドミンゲス、アドゥワ、玉村も二軍にいます。益田と高はまだあまり信用できない。
要するにこいつらが先発で5イニング投げると打者2巡目で捕まる可能性が高いため。2イニング程度で大瀬良ら森下の負担を減らしてやれないかと思うのです。去年の9月にも私は第2先発システムを提唱していました。新井は1試合もやりませんでした。※参考記事
「それじゃ床田と森下の勝ち星が伸びない!」
そうねえ。だったらてめえ一人で7イニング投げて勝ちなさいよ。森下はここまで5勝11敗。床田は土曜日から火曜日に回って以降、0勝2敗ですよ。
選手の個人記録も達成させてあげたい。
選手の年俸もアップさせたい。
床田のFA移籍を防ぎたい。
ブルペンの酷使も控えたい。
チームは何とかCSに出たい。
上の5つのうち、カープが最優先すべきことはどれですか?
私は完全に「CSに出たい」です。
若手の起用も若手のためではありません。チームのためです。
矢野の打率が.210。二俣翔一の打率が.163。上本崇司も.200
この数字だけを見て、素人は「二俣と上本はもういらない」と吠えている。お前らってホント面白いな。
二俣は明日からカープの一軍で四番を張ってもいいくらいのスラッガーですよ。二俣の打球速度とスイングの速さを見ても素人は何も感じないのか。ビックリだな。
二俣はホームランを打てるし、追い込まれた後のファールの打ち方はひょっとすると秋山や菊池より種類が多いかもしれない。二俣は簡単にアウトにならないよ。
「じゃあなんで二俣の打率が1割なんだよ!」
それは新井が二俣の打順とポジションをコロコロさせているからです。
小園が昨日セリーグの首位打者に立ちましたが、小園もショートに固定すれば打率はもっと大幅にアップします。数字的には.350です。
それぐらい新井の罪は重い。菊池と矢野と秋山を聖域化するべきではありませんでした。
アツもよく頑張っていますが、中村奨成復帰後にアツは二軍行きです。カープの捕手は石原と坂倉の2人体制。アクシデントがあった時の第3捕手は中村奨成です。
空いた1枠に第2先発をベンチ入りさせます。
遠藤淳志も頑張ってるし、岡本駿も一軍で使いたい。高橋昂也なんてこの役割に最適ピッタリの人材です。
そして小林樹斗である。辻大雅でもいいけど、小林樹斗が総合力で一段上だと思います。ケガもとっくに治ってますよ。