佐々木朗希を「任意引退選手」にするのが両得

2024.6.14(金) 

楽天 0-1 広島 宮城 

延長11回に犠牲フライで1点。シブい勝ち方。

アツのねちっこいリードと坂倉のキレの良いリードが対照的で面白かったです。

同点の9回裏に栗林を出す理由は私にはわかりません。セーブ王よりも大切なものがあるのでしょうね。

今日は佐々木朗希の話をします。アイツ、もうNPBで野球したくない様子なので。

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佐々木朗希、登録抹消

「玉村世代」と呼ばれている2001年世代は好投手揃い。

佐々木朗希、奥川恭伸、常廣羽也斗など。今日の予告先発は古謝と玉村。同世代対決。今年23歳になる人たち。

 

奥川君は昨日涙の今季初勝利。

頑張ってほしいね。荒木大輔みたいにね。

 

朗希君は一昨日登録抹消。

吉井監督は

「中6日がキツいのなら投げる試合がない」

との名言を吐きました。※サンスポ

 

契約更改のゴタゴタから、朗希君の心はずっとここにあらず状態です。素人のカープファンが見ててもわかります。

1週間前の土曜日、玉村vs佐々木朗希の試合。

玉村は羽月のエラーで失点。5回2失点自責ゼロで代打を送られ降板。

佐々木朗希は6回1失点。3安打9三振と聞けばスゴそうに見えますが、投げてる球はヘッポコでした。3Aでは通用するかもしれないが、NPBで無双はできないだろうというタマでした。

 

任意引退選手 vs ポスティング制度

朗希君の心はNPBにない。ロッテ球団もやる気のない選手を育成するヒマはない。

そこで私は提案する。

このオフ、ロッテは朗希を「任意引退選手」にすればよいのだ。

 

任意引退選手とは ロッテが国内に限り佐々木朗希を拘束できる権利を持つ制度。

野茂英雄がこの制度を使って海を渡ったことでも知られるし、新庄剛志が50歳でトライアウトを受けた時、日本ハムから解除してもらった制度でもある。

要するに「海外移籍=FA+ポスティング」だけではないという意味です。この方程式には抜け道がたくさんある。

 

その一つが任意引退選手制度。

ロッテはオフに朗希を任意引退選手として公示すればよい。そうすれば朗希もロッテもwin-winとなる。

 

NPBで実績のない朗希。23歳、玉村世代の佐々木朗希。

このオフにポスティングにかけても、ロッテが得る移籍金はわずか数千万円。

去年、山本由伸の移籍金は 72億円 でした。そりゃそうでしょう、坂倉世代の24歳。3年連続沢村賞ですから。

 

そこでロッテは逆転の発想をする。

朗希を無償でMLBに送り出す。

すると23歳の朗希はマイナー契約しか結ぶことができません。

しかも中6日で投げられません。メジャー昇格など夢のまた夢。

 

「いやホントは朗希は痛くなんかないんだ。NPBで消耗したくないだけだ。向こうに行けばバンバン投げられるだ!」

へえ。そうなんだ。

それはなかなかの 畜生 ですね。今時と言いますか。

私は佐々木麟太郎も応援していますが、彼のように打撃特化型の選手がプロ志望届を提出せずにアメリカの大学に進学することは、この先ますますアマチュア選手のメジャー志向を高めると思っています。平たく言えば 危惧 しています。

 

朗希も麟太郎も岩手の選手。

岩手県花巻市には今年、菊池雄星が建設費を全額負担する野球場が開場します。

その球場の名前は「King of Hill」 なんで英語なのかねえ・・・※NHK

要するにメジャーリーガーの菊池雄星は、アメリカ式の自由な練習を故郷の若者たちに体験させたいのです。自分はデーブに昭和的パワハラ野球を受けてきたからです。

 

話が逸れましたが、要するにロッテには

今の朗希を諦めて、先の朗希を手に入れろ

と提案したい。

 

任意引退選手がMLB球団と契約して海を渡った後、もしNPBに戻る時が来ればその選手は元所属球団としか契約できません

一方、ポスティングで選手を送り出せばその後、その選手は完全なる自由契約状態となります。

日本ハムの有原、西武の秋山、元巨人の山口などはわずか1~2年でNPBに復帰しました。んで自由契約で自由な球団を選ぶことができました。

 

ロッテは朗希をポスティングにかけてはいけません。

朗希はメジャーで活躍できると思っていますが、将来NPBに帰ってくる時、朗希はFAです。

33歳の佐々木朗希が自由契約で日本に戻ってくるケースは、ハッキリ言ってアリエル=マルティネスです。

ロッテは今の朗希を無償で放出して、将来の佐々木朗希の保有権を持ち続ける方が得策だと思います。

 

前田健太の今

実はMLBで現役を終えた日本人選手は案外少ないんです。

イチロー、松井、野茂英雄。地味なところでは長谷川滋利。これくらいしかいません。桑田や江夏は別次元。

佐々木主浩も黒田博樹もNPBで引退しています。上原も新庄もNPB。

 

最近、前田健太が杉谷のYoutubeで

「最後はNPBで200勝を達成したい」

と言ったらしい。

マエケンは2024年からデトロイトと2年契約。2025年オフにまたFA。

その時マエケンは37歳。カープに帰ってきたいらしい。

 

そんなマエケンの気持ちを・・・

  

私は・・・

 

 

断じて許しません。

 

MLBで引退するまで頑張れっての。

志が低いんだよ。36歳でまだまだ向上心を持って頑張るのが本来の前田健太だろうが。

 

安易にカープに帰ってくるとかYoutubeで語るんじゃない。

死ぬ気で頑張れ。

カープの先発投手は有り余ってんだよ。常廣ですら一軍に上がれない。

 

お前が帰ってきたら、いろいろややこしくなるんだ。背番号も含めて。

かと言って他球団のユニフォームを着てるお前も想像したくない。

安易なことを言うんじゃない。たわけ。

 

本日のゲームプラン

古謝樹vs玉村昇悟。玉村世代対決。

今日こそ勝ち星をタマちゃんに付けてあげたいね。

だが古謝君もオープン戦でスゴいキレキレのタマを投げていました。今はどうなんだろうなあ・・・

 

昨日楽天打線を観察しましたが、浅村が6番というのはありがたいねえ・・・

フランコってのもあまりパワーは無さそうな感じ。オスナサンタナほどではなくノイジーミエセス程度だろう。

大瀬良との試合では左3枚がクリーンアップでしたが。玉村との試合ではどうなるか? 私は「浅村しかいないだろ」と思います。

 

カープの方は昨日、左の早川に対してアホっぽい右打線を組みました。

今日もきっとそうなるんだろうねえ。私の坂倉はベンチなんだろうねえ・・・