2023.3.26(日)
広島 8-3 ソフトバンク マツダ
ホームランが2本も出てわかりやすい試合でしたね。ロマンチックベースボール。
オープン戦に勝利してライトな皆さんもさぞ喜んでいらっしゃることでしょう。
私はホームランやタイムリーの出ない試合をモノにするためにこのブログを書いています。新庄剛志と坂倉将吾も私と同じ考えで野球をやっています。今日は佐々岡真司氏の解説と高津臣吾氏のローテーションについて考察します。
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解説者・佐々岡
広島県民の皆様には普通のことかもしれませんが、関西在住の私はたぶん佐々岡真司の解説を聞くのは初体験であります。
RCCが長かったらしいのですが、大阪でRCCは聞けない。2014年から2022年まではカープでコーチと監督をやりました。広島の方にも10年ぶりでしょうが、大阪人の私は佐々岡の解説を聞いた記憶は一切ありません。
このブログの常連さんは私がいかに佐々岡監督のアホ野球とアホドラフトを嫌悪していたかよくご存じかと思います。投手・佐々岡は好きでしたよ。
2021年に佐々岡監督は
「堂林が4年前にメルセデスから4打数4安打したことがある」
を根拠に堂林をスタメンさせたことがあります。※関連記事
その頃の私はもうすっかり佐々岡アホ野球に耐性ができていたのでまたかよ佐々岡、またかよ朝山で乗り越えることができました。結果は当然メルセデスの完封勝利でした。
4年前に4打数4安打したことが佐々岡野球の根拠でした。
昨日の解説者・佐々岡は
「玉村のテンポが良い」
「ターリーはゲームを支配している」
などと語り、捕手・坂倉のリードについては一切言及しませんでした。
なるほどな。やはり結果しか見えないライトな人なんだな。
だから坂倉をサードで使うという愚行を思いつくんだな、と私は激しくガッカリしました。
昨日の玉村は全然調子よくありませんでした。むしろ抜け球が多いなと私は感じていました。
それを強くリードしたのが捕手・坂倉の力です。佐々岡とライトなカープファンには見えないのです。
坂倉の配球の特徴として「球数が少ない、テンポが速い」というのは初心者にもわかりやすいです。
オープン戦で坂倉はずっとそのテンポを隠してきました。だが最終戦の昨日、坂倉はちょっぴり本番モードを発揮しました。
坂倉のリードの特徴としてもう1個わかりやすいのが
「同じコースに同じ球を続ける」
という技があります。
昨日は玉村vs正木でそれをやったし、アドゥワvs柳田でもやりました。
特に4回表の玉村vs正木は昨日の試合の勝敗を分けるポイントでした。あそこで打てばホークスが8点。抑えればカープが8点という場面でした。
オープン戦だから適当にやっても良かったんですが、坂倉は玉村のことを思ったのか本番さながらのガチの配球をしました。
3球目の腰砕けの空振りの時点でもう玉村vs正木の勝負はケリがついていたのですが、佐々岡はまだ「玉村のストレートは見た目以上に速く感じるんですよぉ・・・」と呑気なことをほざいており、私は「相変わらず愚鈍な人だ」とあきれました。
結果は4球三振。アストゥディーヨのあの死球直後の打席です。ビデオ見られる方は是非どうぞ。捕手坂倉がしっかりと投手をリードし、なおかつ試合を支配している姿がとてもわかりやすいです。
マクとデビのアベックホームランなんて坂倉が試合を決めた後の気楽なプレーです。ノンプレッシャーでライトな野球です。
ヤクルトの開幕ローテ
2023.3.26(日)
日本ハム 1-1 ヤクルト エスコン
さてカープの一軍メンバーもあらかた決まり、気になるのは対戦相手の現状です。
オリックスvs阪神の試合もちょこっと見ましたが、阪神はやっぱり弱いですね。マルテとサンズがいた頃は私も大絶賛したのですが、ボール球を振らない二人の外国人の代わりに出ていたのが佐藤と森下。
佐藤と森下のドラ1コンビが揃って試合に出るなら、ハッキリ言って坂倉の餌食になるだけでしょう。チョロすぎて相手にならないという意味です。楽勝。
ハッキリ言って今年の阪神はBクラス。私の順位予想では阪神は4位です。クリーンアップが弱いからです。投手力は認めています。
3位予想のヤクルトも弱い。
噂によると開幕ローテは小川、ピーターズ、吉村。vsカープ
サイスニード、高梨、高橋。vs中日
6人のうちの3人はよく知らない投手。よく2連覇できたな、お前ら。
高橋圭二は15勝くらいすると見ていますが、ピーターズとサイスニードは早々に一軍からいなくなるでしょう。
村上宗隆も中村悠平も私と坂倉にはたいした脅威ではありませんが、3戦目にカープと当たる吉村貢司郎投手(25歳ドラ1)はちょっと気になってます。
オープン戦で見たことはありませんが、ドラフト前の映像ではなかなか気持ちいいストレートを投げていました。プリンスホテル・小林幹英やNTT中国・佐々岡真司レベルの好投手でした。
上の動画のようなピッチングをされると玉村坂倉との投手戦になりそうです。スモールベースボール。
マクブルームやデビッドソンが簡単にホームランできる相手ではありません。
坂倉玉村が先に点をやらないように粘っていって、吉村と内山壮真の若いバッテリーに圧力をかけていきたいです。これが昔の広商の戦い方です。
ホームランは偶然生まれる場合もありますが、だいたいは守りから入って相手投手が四球を出せない展開で生まれるものです。
チャンスで「あと一本が出ない」と嘆く監督は無策のアホ野郎です。古葉監督は守って守って後半勝負。相手の失投を7回8回までずっと待つ。あと一本を奪い取るのがスモールベースボールの真髄です。