2022.2.16(水) 練習試合
広島 4-6 DeNA コザしんきん
試合に負けたことなんかどうだっていいんだけど、昨日は私にとって非常にショッキングな話題が3つも4つも飛び込んで来ました。
今から全部ご紹介しますけど、全て私の考えと100%正反対でガッカリな話題ばかりです。
ああ・・・今年もカープは弱いのかな、弱いんだろうなあと思わざるを得ないです。
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クロンのボヤき
まずは韓国プロ野球に移籍したケビン=クロンのボヤきから。
クロン「球場に入ると何人もの人たちが『ここをこう直せ』って言ってくるんだ。自分が誰だったかを忘れてしまったよ」THE DIGEST
こないだ書いたばかりですが、2021年のカープは6月14日にケビン=クロンを登録抹消し、それ以降クロンの一軍昇格は一度もありませんでした。残り100試合のうち、57試合が一塁坂倉で、残り43試合を松山(24試合)、堂林(11試合)、安部(5試合)、林(3試合)が務めました。
私は再三「5番キャッチャー坂倉、7番ファーストクロンで反撃に出よ」と言い続けましたが、佐々岡と朝山は無視し続けました。んで優勝争いに全く絡まない1年をすごしました。
誠也はそんなチームに失望し、森下のやる気スイッチもオフになりました。
高津監督が「絶対大丈夫」なんて歯の浮くセリフでチームを鼓舞し、ヤクルトは日本一に輝きました。その時、佐々岡が何をやっていたかと言うとクロンを干し、石原貴規をスタメンで起用し続けました。
クロンを使ったってBクラスのままだったかもしれませんよ。でも私は「キャッチャー石原、ファースト坂倉」より「キャッチャー坂倉、ファーストクロン」のほうが強かったと思いますね。打つからじゃなく守れるからです。キャッチャー坂倉、ファーストクロンの方が失点を防げる。
昨日のカープの練習試合でこんなシーンがありました。
5回表0対6、1死1塁。森の平凡な一ゴロをファースト末包が2塁へ悪送球しオールセーフ。2塁へ投げたって完全にセーフのタイミングでした。記録は野選。「練習試合だから」「テストだから」もわかるけど、練習の時点で1塁末包は無理だってわかんないのかね。
末包は精神が未熟です。打撃でも守備でも何を考えているか相手にバレバレです。末包は自分がヒットを打てないからイライラして2塁へ投げました。実はバッターの森が打った直後に足を滑らせていたため、2塁へ投げてから1塁送球しても森をアウトにできたかもしれない。もしかしたら天才の末包がそこまで考えて2塁へ投げた可能性もある。しかしベースカバーの小園海斗はまた無駄なジャンプ捕球をしただけで満足しています。1塁送球のことなど頭にありませんでした。森も1塁悠々セーフ。
クロンは守備が上手かった。打撃は荒いけどツボにはまればヒーローインタビューでした。
キャッチャー坂倉は守備が良い。現時点でも侍JAPANの會澤翼を上回る最高級の捕手だし、今23歳。まだまだ伸びる。東京五輪で甲斐拓也を見たが、坂倉も負けてませんよ。
電話ぐらい坂倉でもできるっての。
藤本博史のボヤき
ソフトバンクの背番号157番。
藤井皓哉投手(25)が昨日の紅白戦で150kmをマークするなど2回0安打3奪三振。
藤本一軍監督は「なんで広島をクビになったんかな?」と目を細めた。FullCount
藤井皓哉のプロデビュー戦は2017年9月30日のDeNA戦(横浜)。カープの優勝が決まった後の試合でしたが、藤井は1対1の同点で7回に登板し1回0失点。ちなみに相棒はプロ初マスクの坂倉将吾(19)でした。高卒1年目。
天才坂倉は7回裏から藤井、戸田、今村、中﨑を無失点でリードし、10回表に自ら2点タイムリーを打ちました。ソース
藤井皓哉は2019年と2020年にややストレートが遅くなりシュート回転し始めました。んで2020年秋にクビ。しかし2017年、2018年には気合いの入ったストレートを投げていました。わずか2~3年が我慢できないなら、それは巨人のアホ野球です。高卒6年目の投手の育成を諦めて、即戦力ピッチャーをかき集めるのは下品です。巨人と一緒。
頑張れよ、藤井皓哉もケビン=クロンも。
アルフォンソ=ソリアーノのようにカープを見返してやんなさい。
とうとう言っちまいやがった・・・
カープライター炎の一筆入魂、前原淳さんをご存じでしょうか。カープファンならお馴染みの人。
いやあ、ついに言っちまいました。佐々岡真司が前原さんに。
私が絶対に聞きたくなかった、この一言を・・・
■キーポイントはジグザグ打線 NumberWeb(2022.2.16)
投手力が整備されつつあるだけに、守備力重視の戦い方にシフトする考え方もあるが、佐々岡真司監督は首を縦に振らない。
「周りから見るとそう思うかも知れないが、そう簡単なことではない」
簡単なことではないかもしれないが、昨日はジグザグ打線のために守備に目をつむり6失点です。7点取って勝ちたいのかもしれないが、末包はまっすぐしか打てないし、盗塁もできない。
末包が新井貴浩みたいになるかもしれないけど、新井が100打点上げるのに8年かかりました。末包を8年かけてカープの四番に育てるなら私もガッチリついていきますけど、藤井皓哉のように2~3年でポイ捨てするのが最近の巨人・・・じゃなかったカープです。
バティスタ、クロン、あいつもそうだよおさむちゃん、たらこクチビルのロサリオだよ。
写真:安芸のものがゆく様
ロサリオは琢朗と東出の教え子でね・・・
そういや昨日のDeNA、カウント3-0から2度も打ってきました。神里は2点タイムリーでした。
ならばとこっちも韮澤が1死23塁で3-0から打ったんですが、ボテボテのファーストゴロでした。東出から琢朗へのメッセージだったのかねえ・・・
ま、佐々岡がついに
「ジグザグ打線のために守備を犠牲にする」
と公式発言し、昨日の練習試合でその通りに戦って最下位DeNAに完敗しました。
DeNAは石田と中川虎大がスゴい球を投げてました。
濱口は昨日の黒原と同じレベルでしたが、キャッチャーの山本祐大が非常によいリードをしました。
大田泰示はなんとなく中村健人に似ていました。
9回表に持丸泰輝が森敬斗の盗塁を阻止。解説の達川光男は
「スバラシイ!森浦、持丸の共同作業ですね!」
と絶賛。しかし私は見た。DeNAの左打者・楠本が持丸の送球の時、持丸のために逃げてくれたことを。
ありがとう楠本。後で石井琢朗にコッテリ怒られて下さい。打者はバッターボックスの中にいれば守備妨害にはなりません。
5番林が出塁して、6番打者がシングルヒット。走者12塁。
盗塁もバントもせずに7番8番が凡退。このシーン去年だけで100回以上ありました。今年の対外試合第1戦では2回ありました。私はもう見飽きました。
佐々岡の過去2年間の集大成が今年です。
ハッキリ言ってDeNAにも勝てないでしょう。
イヤごめん。ベイスターズは強いよ。だけどオースティン、宮崎、牧が戻れば、神里、細川、楠本は試合に出られません。
カープも同じ。中村奨成、坂倉将吾をベンチに置いて、右打者並べて鈍足打線。
お互い監督には苦労しますなあ。
ジグザグ打線のカープは5位か6位。
ベイが昨日のように盗塁をしたり、3-0から打つ野球をすれば優勝もあり得ると思いますよ。
石井琢朗がいるからね。なにげに琢朗も優勝請負人です。戸柱、山本、益子のリードも新しかった。非常に私好みです。持丸も頑張ってたよ。