今日から神宮でヤクルト2連戦。
私は優勝を1ミリも諦めていません。
可能性は低くなったと思ってますが、優勝できる可能性は8%くらい残ってると思ってます。※参考記事
確率8%ってだいたい「黒田博樹の通算打率」くらいです。ファールで粘って、ポコンと一本、出そうでしょうが。
普段通りの野球
カープは昨日誰も抹消しませんでした。
現在カープ一軍は30人。常廣の枠が空いているのでそこに九里亜蓮が登録されて本日先発します。
そうなると一軍は
先発6名…大瀬良、九里、床田、森下、アドゥワ、森
救援8名…栗林、島内、森浦、塹江、黒原、中崎、長谷部、遠藤
捕手4名…坂倉、アツ、イソ、石原
野手13名
の31名です。
チームは昨日神宮に移動しているはずなので、誰かが一軍に合流していれば昨日の時点でニュースになってたはずです。
だがニュースは無かった。カープは上の31名で神宮入りしたものと思われます。(先発投手は除く)
つまり新井は神宮でも「普段通りの野球」を貫くつもりなのでしょう。それで9月は大失速してるんだけどな…
普段通りの野球とは、
<1>先発投手が試合を作る
<2>小園の前に走者を溜める
<3>リードすれば島内栗林
です。
最近は<1>と<3>が崩れています。栗林9失点はたまたまでしょうが、島内が打たれる場面はちょいちょい目立ちます。
私は残り15試合を12勝3敗で勝ち切りたいのですが、9月のカープは普段通りの野球をやって2勝12敗でした。
打って勝つのは至難の業
素人のネット民と解説者たちは
「今こそ打線の援護を」
と夢みたいなことばかり言っていますが、私は打線の援護は「ないもの」と思ってます。カープ打線を信用できないんですよ。
秋山の出塁率、野間の粘り、コゾスエサカの繋がりは信じてますよ。
だが「1試合3点がいいとこ」でしょう。カープ打線にいやらしさとしぶとさはあるが、破壊力はない。
「常廣の試合で10点取ったじゃん!」
と言われましても、あれは相手がスカタンだっただけのこと。東の試合ではまんまと試合を支配されました。
やはりカープは2対1とか3対2で勝たないといけない。
「打って勝て!」は無理ゲーです。キクと矢野と堂林に「3割打て!」と言ってるのと同じことです。
キクと矢野と堂林の仕事は打率3割打つことじゃありません。
彼らの仕事はミスのない守備と相手のヒットを防ぐこと。それと抜け目ない走塁。
カープは5点も6点も取るチーム構成になっていないのです。キク、矢野、堂林で接戦をしぶとく拾っていく構成なのですよ。
だから私は今日も守って勝ちたい。
新井カープは去年も今年も先発投手と強力ブルペンの力で戦ってきました。とても美しい野球です。
だがこの野球は夏場に弱い。カープは移動距離が長いうえに屋外球場。わかりきった課題です。
マジメな森下なんかは
「中6日も休んでるんだから、最低100球は投げなきゃ!」
とか思ってるんですよ。そうに決まってます。
本日の予告先発・九里亜蓮も
「1球たりとも無駄にせず」※デイリー
とか言って先発完投する気満々。
まあ九里は元気が有り余ってるからいいけど、他のヘバってる先発投手はまず
「1イニングをしっかり抑えること」
に集中してほしい。
「1点も与えるな」という意味ではなくて、
「試合を壊すな」という意味です。1点を惜しんで大量失点したのが森下と栗林です。
カープが残り15試合で12勝するというのはハッキリ言って夢物語です。妄想そのもの。
普段の野球では15試合を8勝7敗かいいとこです。直近2週間は2勝12敗でした。
ここで私の構想は2つ。
1つ目が3対2で勝つこと。
2つ目が相手を2点以内に抑えることです。
3点取るのはコゾスエサカと秋山野間に任せる。松山と羽月にも1点取る力がある。
2点に抑えるのが最近のカープは難しい。
なんでかと言うと、ここまでローテを守り抜いてきた先発4本柱が機能していないからです。
遠藤淳志を第2先発に
7~9回は栗林、島内、森浦、黒原、中崎、塹江でやり繰りしましょう。矢崎と益田も使えると思います。
ハーンを抹消したのはアホでしたね。10日間再登録できないので、ハーンの復帰は23日以降です。大道温貴まで抹消してるし…
問題は1~6回をどうするか?
新井はここを1人の先発投手に託そうとしています。マジメな新井のここがダメなところじゃないか?
常識を疑いましょう。
誰が先発投手は中6日と決めたんですか?
誰が先発投手は5イニング投げないといけないと決めたんですか?
個人記録のことより、今はチームの勝利を優先しましょう。
要するに先発は中6日でもいいけど、もっと最初から飛ばしていけということ。
ヘバったら第2先発を投入すればよい。
昨日も書きましたが、カープは捕手を1~2人抹消して第2先発をベンチ入りさせるべきです。
ハッキリ言って、この先はトーナメント戦です。1つも落とせない日本シリーズのような戦い方をしなくてはなりません。
九里亜蓮は休養十分で元気いっぱいだと思いますが、もし先に点を取られれば3回や4回で降りることもある。
現に新井は九里亜蓮を4回で降ろしたことが今季2度あります。※参考記事
一昨日の森下も2回までに6失点。1対6。
この時、菊地原がブルペンに電話して、おそらく遠藤淳志あたりが一度肩を作り始めたと思います。
だが結局森下は5回まで投げ切り、遠藤の出番は消えました。
同じ試合の9回表に遠藤の出番が来ました。10点ビハインドの1イニングを投げて2失点。タマも高けりゃ球威もありませんでした。
遠藤は先頭打者に対してワインドアップで投げました。
今シーズンの遠藤はワインドアップをやめて、セットで投げるとかなんとか言ってたのに元のスタイルに戻してました。
そして先頭打者京田に4球で四球。遠藤はすぐにセットポジションになっちゃいました…
何が言いたいかというと、遠藤は2回表に肩を1度作ってるんですよ。
だから9回は本調子ではなかった。
「イヤ、どうせ遠藤はあんなもんだよ」
と言われたら返す言葉もございません。あれが遠藤の実力かもしれません。今季は二軍でもピリッとしていません。
15試合の第2先発は遠藤でなくても構いません。というか、もっと適任者はいます。玉村昇悟とかコルニエルとか。
だが彼らは今日の神宮に帯同していないと思うんですよ。だったら遠藤しかいないじゃないのというのが私の考え。
黒原拓未の第2先発&ロングリリーフも考えました。遠藤より先に真っ先に考えました。
だがハーンがいない、島内が不安、という中で黒原を前に持ってくるのは怖い。森浦黒原は前に持ってこれない。
私はまだ塹江敦哉の方がロングリリーフで使えると思ってます。
「予告先発・塹江敦哉」で相手が右打者を並べてきたところに「第2先発・九里亜蓮」でいいくらいです。例えばの話ですよ。
要するにオープナーでも第2先発でも何でも使って、5~6回までを1失点以内に抑えなさいということ。
前半戦のカープはこれができてた。点も取れなかったから、大瀬良なんてまだ6勝ですけど、チームは優勝争いをできていました。
今はコゾスエサカが揃っているので、エース格が相手でも3点くらいは取れるよ。
スカタンの投手から10点取っても、1勝は1勝。
カープは高橋奎二や高橋宏斗から2~3点取って勝たないといけない。
奎二や宏斗を打てないなら、延長まで0対0で行けばよい。12回裏に1点だけ取ればよい。
要するにキク、矢野、堂林を使って、またこういう野球をやろうってこと。バントもすれば盗塁もするぜってことです。
本日のゲームプラン
九里亜蓮vsヤフーレ。
いつも必勝ですが、今日はいつにもまして必勝です。
今日負けたら私はカープ優勝を諦めます。
15試合で12勝3敗を可能にするのがキャッチャー坂倉です。
残り15試合、全部キャッチャー坂倉。代走も出しません。10点リードしても最後までフル出場です。休みなし。
坂倉は前半戦打撃不振で全然試合に出ていません。出ても半分がファーストです。疲れなど全くありません。←んなことはない
カープと新井は今日か明日、捕手を最低1人、できれば 2人 抹消しなさい。
んで投手を1~2人一軍に上げなさい。
昨日休みだったので、今日の投手陣はフレッシュです。だからブルペンはいつも通り8枚でもよい。九里亜蓮も長い回を投げてくれそうだしね。
問題は明日以降です。
もし今日、第2先発・遠藤淳志が2~3イニング投げた場合、中2~3日休みが必要となります。4日要るかもしれません。
そしたらベンチ外にしないといけない。遠藤をいったん抹消してもいいけど、常廣や大道は10日後まで一軍昇格できません。
だからアツとイソを抹消するのです。どちらか1人でもよい。空いた枠に第2先発を入れなさい。
今日からカープは日本シリーズのような戦いをしなさい。
今日負けたら終わり。そんな戦いをしなさい。
そのための戦術が「第2先発」です。
皆さん、今年の夏の甲子園をご覧になりましたか?
京都国際も関東第一もエース級の先発投手を2枚揃えていました。報徳学園なんて2枚とも全日本入りしています。
カープの第2先発が別に森下でも玉村でもいいと思います。
要は「先発投手を毎日2枚使え」ってことです。
そのために捕手の枠を1つ削って、投手の枠を広げましょう。
九里を5~6回まで引っ張るのは「まだ先があるから」仕方がありませんでした。
だがこの先の15試合には「もう後がありません」
カープは歴史的にトーナメントのような戦い方が苦手で、日本シリーズでもCSでもたびたび苦汁をなめてきました。
今年もマジメに丁寧な野球をやるともう巨人に追い付けませんよ。
今のカープが打って勝つのは無理ゲーです。
絶対死守。専守防衛。ピッチャーの枚数を増やすことが勝率アップへの道だと思います。