第101回の夏の甲子園は8月6日(火)開幕。
全国4000校の中で私が一番愛するチームは県立広島商業です。今年の広商はけっこう「打のチーム」のようですが、伝統の古くさい守りの野球が見たい。笑
あと「8月6日に甲子園開幕」というパターンも珍しい。
昔は8月6日と8月9日の朝に黙祷するシーンがあったんですが現在はなくなりました。原爆なんて野球に関係ないし、選手たちのことを思えば試合中断せずにプレーをさせてあげたい。でも広島出身47歳の私には高校生のお兄ちゃんが大事な試合の真っ最中に広島と長崎のために黙祷してくれるシーンには毎年ジーンと感じるものがありましたねえ・・・
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先週のカープは4勝2敗。ライバルはDeNA。チョーさんそろそろ。
巨人が予想以上に負けているため、カープはこの先2勝1敗ペースでも優勝できそうです。
8月は敵地で2勝1敗、マツダで4勝1敗ペースを狙っていたのですが、もう必要なくなりましたね。
ライバルはDeNAです。
直接対決8勝8敗。残り9試合。これをしっかり勝ち越すことが当面の目標。負け越すと追いつけませんぞ。
2018年もDeNAには13勝11敗1分と苦しめられました。
私の天敵エスコバーも今、絶好調。コイツを打つのが代打・高橋大樹だと思っていましたがメヒアに代わり二軍落ち。
ならエスコバーを代打で粉砕できるのは長野久義じゃなかろうか?
今こそ代打・長野久義。対DeNA戦の切り札になりそうな予感がする。エスコバーは必ず勝負所で出てきますから、こっちもエスコバー用の武器をベンチに置いとかないといけない。磯村でもいいんだけど私は長野か小窪がほしいところです。
遠藤淳志問題。
調べてみれば7月1日~昨日の8月4日までの5週間で15試合に登板しています。
意外に少なく感じますが、7月はオールスターゲームもあったため。この5週間で27試合。
つまり遠藤は2試合に1試合以上のペースで登板しています。しかも「競った展開だからやむを得ない」ってワケでもありません。
負けてても遠藤。勝ってても遠藤。昨日は10対2。8点リードの場面で7回に遠藤。
潰す気か。
このブログの常連さんはみんな怒ってます。私だって怒ってます。
ベテランのリリーフ投手でも「夏場の2試合に1試合ペース」は厳しいよ。
4月が誕生日の遠藤君は20歳。プロ入り2年目の先発投手ですぞ。いい加減にしろ、緒方佐々岡。
余談ですが私は佐々木朗希君の決勝戦回避を激しく支持しております。
現場とチームを一番理解している監督の判断がベストに決まっています。外野がガタガタ言うと大船渡高校も花巻東高校も盛岡第四高校も可哀相ですよ。
メヒア問題
私が「サードメヒアに反対!」と発言したその日、初回に3ランを放ちヒーローインタビュー。
でも私の考えは変わらない。メヒアはちょっと不安定。バティもまだまだ不安定ですよ。
三振か一発かの打者を並べるチームは好投手に弱いと思うんですよ。私は「守備が良くて送りバントのできる選手」をスタメン起用したいのです。
4打席の打撃を買うか、9イニングの守備力を買うかという問題。
緒方監督は前者を選び、4連覇目前。
火曜日からDeNA3連戦なのですが、またしてもサードメヒアで行くのかな。メヒアは3割30本を打てても、まだ「ここぞ」では打てない選手だと思います。岡本和真と同レベルです。まあ7番打者ならメヒアでも悪くないんですけどね。
実際大量リードした昨日、メヒアは3打席で交代させられています。そういう信頼度、そういう守備力なんだったら最初から代打で行けよと思うんですが、これまたメヒアは代打適性が低そうなんですよね。まあ今はガマンしてメヒアを育成しましょうか。
私ならエスコバー対策で右の代打を昇格させたいです。高橋大樹は10日まで上げられないので、この首位攻防戦には長野久義を呼びたいです。
阪神の岩田と近本
最後。おまけ。
阪神の近本。カープ戦に限れば打率.344。カープは天敵が多すぎます。笑
昨日も5打数4安打。
ただ昨日は近本のミスでカープは勝てた。1回表、近本は先頭打者でヒット。無死1塁。2番糸原とエンドランでセカンドゴロ。1死2塁。
3番糸井がライト線にライナー性の強い当たりは鈴木誠也が好捕。
ここで2塁走者近本はハーフウェイから2塁に戻る。これが大ちょんぼ。誠也はバックしながら捕っています。ヒットになったら歩いて帰れる深さでした。ここはタッチアップするべきでした。その後、2死2塁で4番大山は見逃し三振。ごちそうさまです。九里亜蓮が立ち直りました。
この流れで1回裏の岩田稔。
ゴロのヒットと味方のエラー(記録はイレギュラーヒット)で2失点。続く6番メヒアにとどめのスリーランを浴びる。
鈴木誠也のなんでもないショートゴロが2塁走者菊池と重なり、さらに糸原の前でイレギュラー。ゲッツーチェンジが先制点を許してなお1死12塁。
ここで岩田のセットポジションに入る時の顔が超カッコ良かった。ディスイズ・ザ・ピッチャー。
味方のエラーやアンラッキーなヒットを打たれたぐらいでイラついてたら先発投手などやっていられません。
続く5番會澤にもコンパクトにライト前。2対0。
苦しい岩田。猛暑の広島。
でも顔色ひとつ変わらない岩田稔。闘志むき出し。
6番メヒアに高めのカーブを場外ホームラン3ラン。
悠々とベースを回るメヒア。でも岩田の顔はポーカーフェイス。まだワンナウト。スコアは5対0。
ランナーなしでもセットポジションに構える岩田。やっぱ顔がカッコいい。打たれる前と全然変わりません。
三好小園に愚直に低めを突いてサードゴロ、ショートゴロ。お見事な集中力です。
2回裏はソラーテエラー、菊池ゴロヒット、バティのピッチャー返しは自分の足に当たる。
ここから岩田は球が高くなり誠也にタイムリー。アツにもタイムリー。7対0。
6番メヒア。前の打席はスリーラン。しかし岩田の顔は変わらない。メヒアを三振に斬る。「ここで打てば試合は決まる」って場面でメヒアはやっぱり脆かったし、「ここを抑えれば流れがくる」って場面で粘った岩田は勝てる男、勝てる先発投手。
岩田の結果は2回7失点。味方のまずい守備もたくさんありました。
ほとんどのファンは「昨日の岩田は調子が悪かった」と言うでしょうね。でも私はそう思いません。低めにゴロを打たせていました。いつもの岩田でチームのために最後まで戦い続けました。私はこういう選手が大好きです。
打たれた後に首をかしげたり、ボール交換ばっか要求するピッチャーがいますけど、昨日の岩田は黙って顔色一つ変えず投げ続けました。これこそ男のカッコ良さ。
ヤクルトの村上みたいに振り遅れのホームランでカッコつけてる場合ではないのです。
岩田稔とカープは来週の京セラドームでもう一回対戦します。要注意です。村上はノーマーク。