2024.3.7(木)
日本 2-0 欧州 大阪D
継投で完全試合を達成。スゴいスゴい。
関大の金丸投手はもはや完成してますね。ドラ1間違いなし。
手応えいっぱい。収穫いっぱい。親善試合良かったですね。私は隅田のピッチングと紅林にとても感心しました。
そんな日に私は九里亜蓮の話をします。
3年契約3年目
九里亜蓮と大瀬良大地は今年が3年契約の3年目です。
要するに今年の秋で契約満了。
んでこのお二人は・・・
今現在も海外FA権を取得済みなのです。だから2年前に佐々岡がステーキを奢ったのです。※関連記事
いや、まいったね。
2026年の坂倉・森下までしばらくFAに怯えることは無いと思ってましたが、2024年九里のFAはあるかもしれない。
そう感じる理由は二つ。
まず本人自らいずれ挑戦してみたいと語っていることと。
そして今年の九里のタマがものすごくグリングリンしているからです。
グリングリン?
はい。グリングリン。
九里の球種
長年九里を応援してきた私ですが、実はいまだに九里の投げてる球種がサッパリ理解できません。
世界で最初に「九里亜蓮がカープのエースだ」と言ったのは私ですが、九里の落ち球がシンカーなのかフォークなのかアジアボールなのかがいまだにわからないのですよ。
シュートとツーシームも判別不能だし、シュートだけでも横に曲がるシュートと斜めに落ちるシュートがあってよくわからないです。
今年は新たに「大きく落ちるシンカー」も投げ出してます。マスコミはあれをスプリットチェンジとか呼んでいて、話が一層ややこしくなってきました。
シンカーやスライダーの落ち幅が大きくなったのは握りを変えたのか、歩幅を変えた影響なのか私にはわかりません。
わかりませんが、これだけはハッキリと言えます。
九里のスライダーとシンカーは曲がり幅が大きくなってます。
これがグリングリンの意味するところです。オノマトペです。
九里の年俸
今はまだオープン戦ですし寒いですし、九里は球速を出していませんが、私の見立てでは九里はもう100%仕上がってます。開幕戦に向けて万全の状態だと思います。
ピッチングスタイルは去年までと大きく変わらないでしょうが、変化量は大きく変わっています。
これでストレートまで強くなっていると、ますます今年の九里はおもしろい。また最多勝を獲るかもしれない。
複数年契約最終年って、その選手がキャリアハイを残すことが多いです。ディスイズ職業野球。
九里の今季年俸は1.4億円。今季もし180イニング投げて「15勝&日本一」なら倍増では済まない可能性があります。3.0億と言いたいところですがカープではせいぜい2.5億かなあ。キクが2.5億なので。
万が一、九里が今季「12勝&セリーグ2位」だった場合、九里の年俸はどうなるでしょう? 2.0億くらいかなあ。セコいけど現実的。
九里はお金で動く人間じゃありませんが、丸も龍馬も年俸2億に到達するとFAで出ました。マエケンと誠也も出ました。
今の九里のタマならそりゃアメリカでやってみたくなる気持ちも当然ですよ。
「上沢よりは上」で「今永よりは下」でしょうか。秋の九里の評価は。
だけど九里のグリングリン動くボールはメジャーリーグでおもしろいと思います。通用するかどうかは行ってみないとわかりませんが、行きたくなるボールです。
今年の11月、日本シリーズの後にあるのがプレミア12。
プレミア12の定義は世界ランク上位12ヶ国による国際大会。アメリカも来ます。
日本シリーズを戦った九里亜蓮がプレミア12に出場するとは思えませんが、小園と坂倉は出る気のようです。森下と栗林はやめとけ。
九里亜蓮。寂しくなるけど来季はアメリカに行くような気がするな。
それはつまり今シーズン圧倒的な活躍をしそうだという意味です。
九里のお父ちゃんはアメリカの元マイナーリーガーだからね。カープとアメリカ。複雑な思いはあると思います。
私はマエケンと誠也はアメリカで引退してほしいと考えています。
九里は2~3年プレーしたら帰ってきてほしいかな。やっぱダメかな。行くなら死ぬまでアメリカでプレーしてほしいかな。