五体不満足の著者で知られる乙武洋匡さん。
私、彼の大ファンなんですよ。
もうファンを通り越して尊敬してるとさえ言ってよいです。
過去にスキャンダルもあったけど、私は乙武さんみたいな方と一緒に仕事がしたい。
なぜなら彼って超絶ポジティブだからです。
五体不満足
ベストセラーの「五体不満足」を読んだことのない日本人は滅多にいないと思いますが、いちおう概略を説明します。
昔々あるところに、両手両足のない赤ちゃんが誕生しました。
お母さんはその赤ちゃんを見て「まあなんてカワユイ男の子でしょう♡」と大喜びしました。
その男の子の名前がオトタケ君でした。
オト君は大きくなるにつれ、自分が周りの子とちょっと違うことに気が付きます。
「どうして僕だけ手や足がないんだろう?」
「ま、いっか。これも僕の個性だよね!」
オト君は大きくなってもこの調子で、手足がないことをハンデだと感じることは一度もありませんでした。
オト君は手足がないことを逆に武器に変えて、保育園や小学校で人気者になっていくのでした。ちゃんちゃん。
みたいな話です。おもしろいですよ。
私がこの本を初めて手に取ったのは27~28歳だったので今から25年ほど前のことです。
いやもう大感動しましたね。オト君もスゴいんですがご両親もまたスゴいんですよ。人格者です。
ある物探し
ほとんどの現代人は「あれがない、これがない」と言って無い物ねだりや「無い物探し」ばかりしています。
しかし一部のポジティブ民族は「あれがあるし、これもある」とある物探しをします。
野球に例えるなら四番打者がいないと言って34歳の中田翔を獲ってくる人が無い物ねだり。
四番打者がいないから若手に競争させて選手を育てようと考えるのが「ある物探しの人」とカープ球団であります。
もし乙武君に両手両足があったら乙武君はベストセラー作家になれたでしょうか? 野球番組の司会者をやれていたでしょうか?
その答えはわかりませんが、事実として乙武君は両手両足がないことを武器に変えて戦ってきたと言えるのではないでしょうか。
彼は自分の障害を個性と考えました。超絶ポジティブ。
だから我々も中村奨成のスキャンダルは個性だと考えましょう。ダメ?笑
トラックマンがない頃のカープにトラックマンを買え買え言ってたヤツはアホです。そんなものなくてもどうにでもなる。
買うという行為は一番最後の手段です。
それは本当に必要ある物か?
自分ちにあるもので手作りできないか?
手持ちのコマで工夫をすれば何とかならないか?
カープ球団はずっとそうやって戦ってきました。
乙武君も両手両足のないまま元気にここまで生き抜いてこられました。
仕事がない。彼女がいない。親が貧乏。
自分がうまく行かないのは全部人のせい。人任せの人生。
私はそんなのはまっぴらごめんです。
手がなくても足がなくても不倫はできる。乙武君は結婚後に不倫して離婚しました。
ほとんど人が五体満足
乙武君のようにポジティブに生きればほとんどの人は五体満足です。
病は気から。心の持ちようでハンデも武器に変えられる。ホームランが出ない打線も武器に変えられます。その分足が使えるからです。
あるもので十分戦えるっての。
オマエが持ってる今の武器だけで
十分戦えるっての。
小学生の乙武君は体育の授業で鉄棒も跳び箱も普通の子と一緒にやってたんだぜ。
できない理由をさがすなんて誰でもできる。サルでもできる。
無い物ねだりを今すぐやめて、てめえの武器を今すぐ揃えよう。
仕事のないヤツは新しい仕事に挑戦できるし、彼女がいないヤツは新しい出会いを探せる。
親が貧乏でも勉強なんていくらでもできるぞ。俺、参考書がなくても勉強してたよ。
無い物ねだりをする人やFAのポンコツをかき集めるチームは思考停止状態です。
もっと知恵を使って工夫しろっての。
乙武君なんか手足がなくても人気者になったぞ。お前らには手足が付いてるだろ。負けてどうするんだ。
だからスマホばかりしてないでたまには外で野球でもしなさい。
なにぃ? 相手がいない?
今、言ったばかりだろ。笑
野球なんて一人でもできるし、公園にいるヤツに一緒にやろうぜって声をかけてもいいんだよ。