中華人民共和国の話

昨日の夕方、日本の自衛隊航空機が中国の航空機からレーザー照射を受けたと報じられました。

小泉防衛大臣は「極めて遺憾。厳重抗議」とまずは通り一遍のコメントを発表しました。※TBS

 

ポケット局長

私は野球には詳しいが、政治には素人です。

だから炎上するかもしれませんが、今日は思ったことを書きます。そしてまた明日、何事も無かったかのように野球の話をしようと思います。

まず最初に私が中国を好きか嫌いかについてですが、大雑把に言えば キライ です。

 

巨人にも好きな選手が大勢いるし、中国人にも好きな人は大勢います。

だが全体的に中国はキライな国である。言っときますが私はアメリカもキライですからね。

こないだ中国の高官が日本の外務省の高官に対して、ポケットに手を突っ込んだまま横柄な態度を示し、日本の高官はペコペコしていたと報じられました。

これを見て日本人の若者は「日本は弱腰で情けない」と言い、中国の若者は「日本にキャン言わせたった」と喜んでいる。ったくド素人が。

 

いいですか。

私の国では外国からやって来た特使に対して、あんな無礼な態度をとってはならんと教えられます。元をただせば中国4000年の教えだったはずだけど。

私の国には義とか礼とか仁という言葉があって、智と信も含め五常と呼ぶ。ハッキリ言って儒教です。

私の国では他人の前でポケットに手を入れて横柄な態度をとることを、礼を欠く 無礼 と呼びます。

中国の高官はそんなことも知らないし、それを「カッコイイ」と喜んでる中国人の若者はもっとアホだ。

 

私はポケットの映像を見て

「この国はホンマにアホな国になったなあ」

としみじみ失望しました。

私は高市発言を全面的に支持するわけではありませんが、「言っちゃったものは仕方がない」と思っています。いつかは誰かがハッキリ言わないといけないと思います。撤回する必要もないと思います。

歴代首相もトランプも誰もハッキリさせなかったので、高市さんが「自民党の総意ではなく個人の見解」というインコースギリギリの予防線を張った中で

「お前らが台湾に攻め込めば自衛隊を出すぞ、コラ」

と言ったのです。かなり意訳してますが実際はそういう意味です。

 

国交

今回の騒動も高市さんが撤回すれば中国のメンツを守れます。中国人もこれまで通り日本に来ます。

だから「日本側が撤回するべきだ」と考える人がいるのもわかる。平和が一番だからです。

私も戦争はしたくない。したくないけど、中国に自衛隊機をロックオンされて謝りたくもない。

 

中国との国交を断絶せよとは言いませんが、ジワジワと経済制裁を始めてもいいんじゃないですかね。

中国マーケットに依存している企業もたくさんあると思うけど、今回がいい機会ですよ。あいつらは国を挙げて一瞬で日本やアメリカをいつでもシャットアウトできるんですよ。

福島の時も今回も、水産業者さんが

「うちは中国向けが97%だから、政府に早く何とかしてもらいたいよ」

とおっしゃっていましたが、何とかするのは政府ではなく民間レベルの努力です。

 

昔の町工場がうちはトヨタ100%だとか、松下100%と言ってマジメにお仕事してましたが、残念ながら今はもう日本のもの作りが強かった時代ではありません。

もう何十年も前に日本は国際社会の一員となり、否が応にも国民生活は国際情勢に左右される時代になりました。

多くの日本企業は生産拠点や市場開拓において、中国への一極依存を改める動きが加速しています。

 

私もコロナ以後、インバウンド相手の仕事を全部やめました。

いつ突然ゼロになるかわからないって理由もありましたし、なにより「何か違うな」と思ったからです。

オーバーツーリズムにも泣かされていました。売り上げは伸びてましたが、日本人の常連客は離れていきました。

今、一番儲かるのは観光客向けの高額商品かもしれません。でもそれは甘い蜜です。

それは国際情勢により、いつどうなるかわかりません。コロナの時にみんな経験したはずだけどな。

 

いきなり国交断絶とは言いませんが、民間レベルで中国への依存度を下げるべきだというのが私の考えです。

目先のお金ばかりじゃないでしょうよ、日本人の心は。

今、日本各地の安くて美味しい大衆食堂に外国人観光客と日本人の若きスマホ野郎が押し寄せている。

ネットの評価が高いからです。具体的に言うとGooglemapの評価が4点だから。

では、なぜその店が安くて美味しいのか教えてやる。耳をかっぽじって、よく聞け。

 

日本人の心意気

いや。答えを言う前にいっぺん自分で考えてみろ。

なぜ一杯300円のうどん屋が営業を継続できるのか?

なぜ大衆食堂が絶滅寸前で踏ん張っていられるのか?※参考記事

 

文科省の薄っぺらい教科書にはこう書かれている。

「原価を最小に、売上を最大に」

「後継者を育てろ」

間違いではないが、それだけでは不十分だ。

 

なぜ日本の大衆食堂が安くて美味しいものを提供できるか?

 

その理由は…

 

ズバリ言って…

 

 

少しは自分で考えたか?

 

 

正解は 漢字一文字 だぞ。

 

 

では発表する。

 

 

大衆食堂が安く、美味しいものを提供し続けられる理由。

 

 

それは

地元への愛と他人への愛。

店を続けてきた先代への愛も含まれる。

 

近頃の若者はそれを知らない。

松井秀喜がいなくなりゃペタジーニ。岡本和真が出るとなれば甲斐と大山に手を出すのがお前ら若者だ。

 

いいですか。

一杯300円のうどんや一杯500円の親子丼を提供する店は

「原価を最小にして利益を最大にする」ことを第一に考えていない。利益なんか 最小 ですよ。

地元の一人暮らしのお年寄りや、子育て中の貧乏な家族。近所の若い大学生。

大衆食堂はこういう大衆に喜んでもらうために、安価で美味しいものを知恵と工夫を振り絞って提供し続けているのだ。お前ら横着な金持ちが面白半分に来るところじゃないのだ。

 

そりゃ後継者もいればいいに決まっている。

だが多くの店は後継者を残さない。なぜだかわかるか?

「こんな儲からない仕事を息子や孫にさせられないよ。この店は私の代までじゃ」

と言って、80過ぎても頑張っておられるのだ。

そこにあるのは美しい自己犠牲と義務感だけではない。

お店の人もお客さんの「美味しかったよ」が心から嬉しいからだ。愛を提供して愛を感じられるから、かろうじて営業を続けられるのだ。

利益最優先ならとっくにやめとるわ。続けていけるのはそこに愛があるからだ。わかったか、コラ。

 

また話が大きく逸れたが、インバウンドも私はキライだ。

万博やカジノはそういう場所だから来て構わない。そういうとこで観光をしろ。市民生活の場所にまで出てくるんじゃねえ。

私は大阪の民泊特区もろくなことにならないと思っていたよ。

 

結論

高市早苗は前言撤回せずともよろしい。

小泉は相手の挑発に乗るんじゃねえぞ。

戦争になるのは最悪ですが、日本が言いたいことを言えないのも困ります。

 

日本企業は中国が不買運動や経済制裁を仕掛けてきても、ビクともしない体制を築くべきです。

私は中国との国交を直ちに断絶せよとは言ってません。ただ相手が強硬な態度で来た時に、一発で売上ゼロになるのはヤバいから準備しとこうねと言ってるのです。

インバウンド客に依存してる店も同じことです。

これらの話は民間レベルで十分対応できることです。政府に何とかしてほしいとか言ってるヤツは無能です。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感