2024年10月11日(金)
広島 3-2 DeNA マツダ
球団史上初の4連覇、成る。
うむ。
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マジック1で迎えた直接対決
ウグイス
守ります広島東洋カープ、選手の交代をお知らせします。
先程、代走いたしました矢野がそのまま入りサード。
サードの中村奨成がキャッチャー、キャッチャーの坂倉がファースト。
代打いたしました會澤に代わりまして、栗林が入ります。
3番、キャッチャー、中村奨成。背番号22。
4番、ファースト、坂倉。背番号31。
7番、サード、矢野。背番号0。
9番、ピッチャー、栗林。背番号20。以上に代わります。
坂倉
ほれ。
奨成
おう。
坂倉
こぼすんじゃねーぞ。
奨成
俺のバズーカを見てなって。ニカッ
アナ
さあ、広島東洋カープが9回表の守備に付きます。得点は3対2。カープ1点のリード。このままリードを守り切れば4年連続13回目のリーグ優勝を果たします。2ゲーム差で追い掛ける2位ベイスターズはいよいよ後がなくなりました。
野村謙二郎
そうですね。いつもの栗林と中村奨成のコンビでなんとかゼロに抑えて、今日、地元で優勝を決めたいですね。
アナ
パリ五輪でも胴上げを飾った広島カープのクローザーコンビ。今日も三者凡退で連覇を決められるか!?
ウグイス
9回の裏、横浜DeNAベイスターズの攻撃は・・・3番、サード、伊藤裕季也。背番号4。
アナ
栗林の初球、真っ直ぐストレート、155km! ストライクワン!
野村
走ってますね。
アナ
2球目はフォーク、空振り! ストライクツー!!
野村
いいですよ。
アナ
3球目。バッテリーは何を投げるか・・・真っ直ぐで来たぁ! 内角ズバリ、見逃し三振!
観客
ワアアアア!!
野村
素晴らしいボールです。
アナ
さあワンアウトを取りました。広島カープ、胴上げまであと二つ!
ウグイス
4番、セカンド、牧。背番号4。
アナ
カウント2ボール2ストライク。牧はファールで粘ります。
8球目・・・・引っかけた、ショートゴロ。
あーーーーっと弾いたあ!! ボールが跳ねたでしょうか。小園がボールを弾いてしまいましたぁ!!
ここで三浦監督が出てきました。どうやら代走を送る模様です。
ウグイス
横浜DeNAベイスターズ、選手の交代をお知らせします。ランナーの牧に代わりまして、ランナー増田。背番号0。
野村
ベイスターズは4番の牧に代走を送りましたね。最後の懸けに出るようです。
アナ
増田は今季ここまで代走で15個の盗塁を決めています。ベテランになっても盗塁の技術は全く衰えておりません。
野村
今季、増田は中村奨成から盗塁を決めていますか?
アナ
ええと・・・増田は今季カープ戦で2個盗塁を決めていますが・・・2個とも坂倉の時に決めていますね。中村の時には1つ失敗しています。
野村
抑え捕手、中村の面目を見せてほしいですね。
アナ
1死1塁でプレー再開。得点差は1点。バッターは5番細川です。初球・・・栗林が・・・投げた。ストライク。大きいカーブでまずカウントを一つ稼ぎました。
2球目はセットを長く構える栗林。第2球目を投げた。フォーク! 中村ナイスキャッチ! 増田は一塁に戻ります。
抑え捕手「中村奨成」
まあそんなこんなで、この後カープはしっかり優勝します。笑
代走増田は巨人の増田。もちろん人的補償です。佐野あたりを穫ったんじゃないですかね。
2021年の現実社会では、本物の中村奨成が登録抹消されました。
ほとんど出番がなく中途半端な代打や代走ばかりでしたので、二軍で三塁や外野の練習をするほうが本人にも良いことでしょう。
カープベンチは今シーズン、石原貴規をメインで戦いそうな空気になってます。
石原は大好きです。しかし私は反対します。
守備では石原が坂倉の遙かに上。打撃でもなんか「遜色ないんじゃないか?」って思わせるくらい、トモキのライナーは鋭いです。んなこと全部わかってます。
堅実な石原に対し、ロマンの坂倉とロマンの奨成。私が選択するのはいつもロマンのほうですよ。
しかしロマンの捕手も二人いる。今度は選べない。
どっちにするの?
私の構想は「捕手と内野手の二刀流」です。
例えばある日の先発は「3番サード中村奨成、4番キャッチャー坂倉」
遠藤や山口が先発する日は「3番キャッチャー中村奨成、4番ファースト坂倉将吾」
堂林や林晃汰がサードとファーストをカバーします。
DH制のあるパリーグでは里崎と橋本のツープラトン体制が有名でしたし、2020年のカープも坂倉と會澤のツープラトン体制でした。
ツープラトンと言ってもセリーグの場合はDH制がないため、坂倉が先発した日にはアツが代打待機となります。
二人の天才型キャッチャーを抱えるカープがどちらかを常にベンチに置いておくことは非常に勿体ない。
中村奨成をドラ1指名する時、おそらくカープ球団は「野手・中村奨成」「捕手・坂倉将吾」を夢見ていたに違いない。事実オーナーも緒方孝市もそんなようなコメントを残しています。
ところが中村奨成の「キャッチャーぶり」がなかなか良い。
一軍で中村奨成の打撃と足しか見てない方は。
「あの打撃と走塁ならセンターが良い」
とか
「あの強肩なら絶対サードだ!」
とかになります。よくわかります。
が、二軍で「キャッチャー奨成」を見たことのある私は「キャッチャー奨成」を捨て切ることができないのですよ。
キャッチングは坂倉より上手いし、投手を励ます表情もとてもアニキっぽい。若いくせに。笑
座ったまま牽制球を投げたこともあるし、立ったまま二塁へバズーカ牽制したこともある。
中村奨成のフェイクバズーカ
説明しよう。
中村奨成の「立ったまま二塁へバズーカ牽制」とはどんなプレーか。
実は以前にも一度言ったことがあるんですが、中村奨成が立ち上がって投手に返球するフリをして、そのままスナップスローだけで二塁へ牽制したことがあるんですよ。
この時のピッチャーは玉村昇悟。ショートは小園海斗でした。2020.11.23宮崎フェニックスリーグでの出来事でした。
これたぶんサインじゃないんですよ。小園と奨成のアイコンタクト。
小園が目で「奨成さん!」と合図して、奨成が「海斗!」と2塁へスナップスロー。
こん時はセーフになりましたが実にユニークなプレーでした。私はたぶん初めて見ました。だって普通の肩ではできないプレーですからね。
私はこの牽制球を「中村奨成のフェイクバズーカ」と呼んでいます。中村奨成をサード一本で起用するのはあまりにも勿体ないのであります。
捕手と野手の二刀流
今、大谷翔平がメジャートップの10本塁打を放っています。
投手のほうでは苦しんでいますが球速は100マイル出ています。
私は今季が二刀流のラストシーズンかと思っていましたが、投手としてもまだまだやれそうですね。
大谷がアメリカであれだけやれるんなら、中村奨成と坂倉将吾にも同じことができるんじゃないか?
二人が挑戦するのは投手じゃなくて野手。捕手と野手の二刀流です。
コレ、ありそうであんまり無いレアケースなんですよね。
例えば、
近年なら阿部慎之助。一塁と捕手。
漫画では田淵幸一。頑張れタブチ君。
この二人は二刀流ではありません。
年齢と共に捕手での出場が減り、打撃を活かすためにファーストにコンバートされたタイプ。
30代後半、ファーストになってからの二人はほとんどマスクを被ることがなくなりました。
里崎・橋本のツープラトンはDH。二人とも捕手とDHでしか出場していません。
近藤健介はもう捕手をやめましたし、反対に森友哉は完全に野手を捨てました。捕手一本。
このように、ありそうでなかった捕手と野手の本格的な二刀流。そりゃそうです。「投手とDHで出場する大谷」と「サードとキャッチャーで毎日出る奨成」なら負担の大きさは「それほど違わない」のではないか。むしろ年間143試合に全部スタメンする奨成の方がキツいかもしれない。
坂倉のファーストはたぶんすぐできるでしょう。天才だし。田淵も阿部もできたんだし。
中村奨成のサードにも大いに期待したい。外野でもイイですがカープの「捕手→三塁」は成功例が多いのです。
とにかく今回二軍に落ちたことは寂しいけど、アツがいない今、磯村は一軍に不可欠ですし、中村奨成の野手練習も必要。ってことでやむを得ない措置だと思います。
中村奨成はサードと外野をしっかり練習してくれ。打撃はもう一軍でスタメンできるレベルです。打撃も足も羽月と小園に負けてないですよ。
坂倉は打撃でも守備でもあんまりいいとこナシ。笑
でも信じてるぜ大砲。
世間じゃこないだの「抑え捕手石原&栗林」の火消しが話題になってますが、私の構想は違うのです。ゴメンねトモキ。笑