中日金丸と広島佐藤、オリックス・ジェリーについて

2026.3.4(水) 

オリックス 2-0 広島 京セラD 

京セラドームのスコアボードに「菊池涼」と表示されていました。

NPB公式サイトで確認するとキクの登録名は「菊池」のままでした。だよね。

菊地ハルンは地面の地だからサンズイのキクチはキク一人です。京セラドームではなぜか「菊池涼」でした。

 

投手陣の寸評

今日も寸評を書きます。

私がオープン戦で個人の寸評を書く理由は、そいつの仕上がり具合を見るためです。打った打たないは全く評価してません。振れてるか振れてないかとか、狙ったことができてるかできてないかを見ています。

 

床田2回0失点。森下3回0失点。

初登板にしてはとても仕上がってた。床田が75%で森下が80%。

床田は四球を出しましたが低めに制球できてたし、森下は制球がバラついてましたが150km出てました。ともに「寝起き」って感じの個性が出ててカワイかったです。

新井は「開幕投手は競争」とのん気なことを言ってるけど、あと3週間しかないんだぜ。急げよ。

 

ハーン。1回0失点。

こちらも初登板で85%。今季のクローザーはもうハーンでいいんじゃないかと思いましたね。

島内と森浦は9回固定より、相手打線の一番いいとこにぶつけたい。島内森浦は流動的に7回と8回で使いたい。

すると9回が固定できなくなるわけですが、9回はハーンでいいんじゃないかな。3連投の時は中崎。

それぐらい昨日のハーンは良かった。去年も良かったんです。去年の防御率が3点台なのは1試合だけ7失点したからです。※参考記事

 

オリックス・ジェリー。4回0失点。

デカいピッチャーが出てきた時は「大丈夫か、こんなひょろひょろした子が?」と思いましたが、めっちゃくちゃコントロールが良くてビックラこいた。

「なんでこんなヤツがメジャーから日本に来るんだ?」

と思いましたが、2024年にはMLBで58試合も投げてました。納得だわ。

 

ひょっとするとジェリーは 2026年の沢村賞 に輝くかもわからない。

まだ1試合だけでわからないけど、クリス=ジョンソンの初登板を見た時以来の衝撃でした。

4回をほぼパーフェクトに抑えたので、1塁走者を出したらどうなるのかとか、40球超えて少し制球を乱したなとか気になるところもありましたが、横スラ・縦スラ・ツーシーム・フォーシームが森友哉のミットにズバズバコマンドされてました。かなりNPB向きだと思いました。

 

山下舜平大。5回0失点。

なんか「コンパクト」になってました。テイクバックが小さくなって今風なんですが、私は昭和の岩鬼や江川のような「グワバーーッ」とした舜平大の方が好きでしたね。

まあケガとか制球とかの理由があるんでしょうけど、昨日1日だけを見た感想は球威を抑えてコンパクトになってた印象でした。

 

佐藤柳之介の寸評

佐藤柳之介。1回2失点。

8回裏に登板して1回2失点。キャッチャーも石原貴規に代わってました。

中日の金丸投手も柳之介と同じで、ピッチングがマジメで正直 です。

言葉を選ばず本音を言うなら「単純で単調」です。タマがいいだけにもったいない。

例えば内角の次は外角とか、変化球の次はストレートとか、投球テンポも一定だったりとか。

それでも柳之介は制球がアバウトだから、自動的にタマがバラけてくれるんですが、中日の金丸は制球がいいからインハイの次はアウトローだろと打者にいつもバレバレです。

 

昨日の柳之介の2失点も、四球の後の右打者のライト前ヒットから始まりました。

8回裏、0対0、無死1塁。打者2番廣岡。

送りバントを2球ファールしてカウント1-2。石原と柳之介はゲッツーを取りたいのか外角低めにカットボールを投げます。カウント2-1から右方向にゴロを打ちたがってる右打者に投げるべきタマではありませんでした。

2-1までの3球は全部高めのストレートでした。「次は低めに落ちる球が来そうだな」とは、誰もが予想できる状況でした。

投げさせた石原も経験不足ですが、そこにストライクを投げる柳之介もマジメなんですよね。石原は「ボールにしろ」と言いたかったのかもしれませんが、柳之介のタマはストライクゾーンに行き、おあつらえ向きの進塁打を打たれました。

ヒットになったのは偶然ですが、送りバントを2球もファールしたバッターに追い込んでから1死2塁を作られただけでもバッテリーは負け気分です。

 

佐藤柳之介はピッチングを知らない。

ピッチングとは打者に対して投げることです。

ストライクゾーンの四隅を突く作業は投球練習です。中日の金丸もまだそこをわかっていません。金丸は四隅を突くのはめちゃくちゃ上手いが、打者の心理を全然わかってません。わかればもっと凄いピッチャーになると思います。WBCで頑張れ。

 

野手の寸評

秋山翔吾。3タコ。

通常であれば「ベテランなんだから、この時期はこんなもん」と言いたいのですが、秋山は例の紅白戦に出ると言って1月からかなりハイペースで調整してきました。

秋山の調整が順調ならばもう9割がた仕上がっている時期です。なのに昨日は3タコ。2打席目と3打席目は秋山らしい粘りを見せたが、1回表2死23塁での空振り三振はとっても淡白で非常に残念な打席でした。

オープン戦とはいえ秋山翔吾は90%以上の力を発揮して、フラフラしてた山下舜平大のストレートを芯で捉えてほしかった。ド真ん中の失投を30cm振り遅れて三振してました。

 

言いたかありませんが、秋山は倉敷でもセンターでエラーしてましたし、昨日も何度もライト平川に助けてもらってました。

秋山のセンターは昨日で終わりじゃないですかね。センター秋山は昨日が最後。カープの第1センターは中村奨成。第2が大盛。第3が平川。第4は必要ないだろう。二俣もいるし。

秋山はレフトとライト。センターはもう厳しい。

 

菊池涼介。3タコ。

昨日はややこしいセカンドゴロがたくさん来ましたがノーエラー。

「さすが」な反面、大人しくもありました。もう一歩前に行けたんじゃないかな?と思う打球もありました。

京セラドームの人工芝は張り替えられて今年から新しくなったらしい。紅林は「打球が昨年より来ない」と言ってました。

私らはマツダスタジアムなので「もっと来ない」のが当たり前。だからキクは「待っても十分に間に合う」という守り方をしたんですが、一塁がきわどいプレーは2個ありました。結果は2個ともアウトだし、確かにややこしいバウントだったんですけども、前に出てりゃもっと楽勝でアウトでした。

 

勝田成。3タコ。

勝田が入団会見で1年目の目標に「シーズン100安打」と言った時も「明らかなキクへの挑戦状だ」と思いましたが、昨日の勝田は「ゴールデングラブ賞を狙う」と上方修正してました。将来の話ではなく今年の話をしているように聞こえました。

キクの守備がいくら上手でも、試合に出ないとGG賞は獲れません。

オリックスの紅林は昨年GG賞ですが、WBCの源田を見るとやはり守備の巧さでは源田が紅林の2~3段上です。小園が試合に出られないのもよくわかります。

勝田がセカンドで100試合スタメンなら100安打もGG賞も射程距離ですが、キクも100安打とGG賞レベルの選手です。新井はどうすんのかね?

2024年の最終戦で新井が「痛みと変化」と言った時、私は秋山とキクをレギュラーから外すと受け取りました。でも昨日は1番セカンドキクで、5番センター秋山でした。今年はどうすんのかね? 新井よ。

 

久保修。0打数0安打。

頭部死球から復帰して倉敷2試合、京セラ1試合に全て途中出場。

昨日は前進守備の頭を越されて2失点。まあ普通のセンターなら捕れない打球です。

しかし久保はあれを捕れないと一軍に居場所がありません。打てないくせに普通の守備範囲では当然使いどころがありません。

大盛穂なら捕れたかもしれないし、中村奨成も捕れたと思います。そんなめちゃくちゃ届かない打球でもなかった。

そもそも前進守備のセンスも悪い。1死23塁なのに前に寄り過ぎなんだよ。

 

オリックスの左バッターを私は知りませんが、2番廣岡の右打ち、3番山中の送りバントを見ていると、オリックスは強いヒットではなく進塁打と反対方向を狙っているなと感じないといけません。柳之介のタマが高いこともセンターなら丸見えのはず。

左中間に来ると読んでれば、あの打球は捕れたと思います。

オリックスの4番杉澤の打球傾向など私は1ミリも知りませんが、「左中間に来る」と思いましたよ。どうせ右投げでしょ? センターの選手はバッターの構えを見ただけで右投げか左投げかすぐにわかります。

久保にはそのセンスが無かった。普通の外野手が捕れない打球を久保は捕らないといけません。じゃないと久保は大盛に勝てない。

 

ファーストの守備固め

柳之介と金丸の話をしようと思いましたが、守備の話にズレたのでもう1個だけ守備の話をします。

それは「ファースト守備固め」です。

カープのファーストはモンテロが第1候補。第2候補が坂倉。キャッチャーしない時にファーストスタメンはあり得る。

 

で試合終盤にモンテロや坂倉に代走を出した時、一塁の守備固めは誰になるのか?

従来であれば堂林翔太でした。今年もその可能性がある。私は昨年のオフで堂林はクビになると思ってました。磯村の方が需要が高かったので。

しかし堂林は生き残った。理由は堂林の守備力の高さでしょう。一塁はGG賞レベルで外野も堅実です。

 

二俣翔一が第3捕手をやれるなら、堂林一軍の目が残ります。

秋山が代打の切り札なら野間も二軍で休ませられる。

二俣を一塁守備固めで使うなら、堂林が二軍でアツや清水叶人を一軍に置く可能性もある。清水は試合に出られないが、ブルペンで一軍投手の球を受ける経験ができる。

 

二俣翔一は昨日ファーストでスタメン。ノーエラーでしたが二俣のファースト守備はそこまで上手ではありません。平均的です。モンテロA、坂倉B、二俣C。

WBCで岡本サード、村上ファーストをやってますが、あれは所属チームの希望らしい。岡本はトロントでサードを守り、村上はホワイトソックスでファーストの予定だそうだ。

だが村上のファーストはとても危なっかしくて見ていられない。岡本にファーストを守らせてほしい。

 

二俣のファースト守備は村上に似てる。一塁ゴロを捌くのは大丈夫なのだが、サードやショートからの送球を捕る時が不安です。すぐ寝そべるファーストを私は信用できないのです。

二俣と村上は一塁ベースに足を着けたまま捕ろうとして、味方の送球をよく後ろに逸らします。

私が好きなファーストは一塁ベースから足を離して、味方の送球を片膝立ててブロッキングします。細かい話ですけどね。

 

アウトにできる送球を拾いあげてアウトにしてほしいって気持ちもありますが、欲張って打者走者を2塁に行かせるのも嫌なんですよ。

昨日麦谷に完璧なセーフティバントをされて、サードの泰が一塁にジャンピングスローしてましたが、あれも投げるべきではありませんでした。お前、大学ジャパンで麦谷の足の速さを知っとるやろ。投げても絶対間に合わんやろ。

泰の送球はストライクでしたからファースト二俣は問題なく捕球できましたが、ああいう慌てた送球が高くなったり低くなったりするケースが多々あります。

その時ベースに足を着けたまま簡単に寝そべって送球を後ろに逸らすのが村上宗隆の一塁守備です。

私は二俣翔一の一塁守備をまだ詳しく知りませんが、もしマティが一塁ベースを離れて送球を前に落としてくれる一塁手であれば、堂林は二軍でいいかもしれない。

  

二俣をスタメンでガンガン試合に出すなら、第3捕手や控え一塁手がベンチに必要になります。

二俣がベンチで守備固めをするなら、守備要員を減らして、代打要員の林晃汰や渡邉悠斗を一軍に置けるかもしれません。


おしまい
 ↓↓↓ ( ※ポチッとワンクリックしていただけると励みになります)
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

ありがとうございました。

-雑感