いつの間にか契約更改が始まりました。
ツイッターで「心配していた高橋大樹と桒原樹は来季も無事にカープと契約。やれやれ」とつぶやいたところ、今巷で話題になっている元近鉄の加藤哲郎さんから「いいね」をいただきました。実は加藤さんとは1年前から相互フォローしている間柄です。
ドラフト3位の大道温貴君も私のコメントにいいねしてくれて嬉しかったです。
カープの契約更改
若い人から順に契約するのは例年通り。
坂倉、ケムナが倍増。一軍最低年俸を超えて1800万と1600万。この二人、来年の主力ですから当然ですね。
一方V3戦士にはちと厳しい更改。中﨑、今村、一岡、岡田は大幅ダウン。アドゥワ誠も25%ダウン。この5人全員合わせても登板数は31試合。今村6、中﨑6,一岡19、アドゥワ0、岡田0。そりゃダウンですね・・・
カープは全体的には例年通りな契約更改だなと思います。
コロナ禍で収入激減ですが、新人への条件提示やここまでの契約更改を見ているとまあまあ普通か、むしろ
「カープにしてはよく頑張ってるな」
と感心してるくらいです。5位のくせに。笑
昨日はピレラを解雇して、新しい左投手「カイル=バード」の獲得を発表。
カープは新人も外国人も例年並みに補強できています。
主力の更改はこれからですが、私の予想は「誠也が現状維持か微増」で「堂林は3000万円の壁」
「大瀬良と龍馬は現状維持」で「田中広輔は年俸変動制の複数年契約」と予想します。
もしも誠也が現状維持なら「経営が苦しい」「シブい」と判断したいですね。
「堂林が3000万円を超えるかどうか」も注目ポイント。
野間峻祥が3000万円で菊池保則が2700万円です。
中日の契約更改
中日の契約更改がたいへんシブい。
去年の契約更改では祖父江大輔投手の年俸を巡って一悶着ありました。
今年も高橋周平と木下拓哉とゴタゴタ揉めています。
※木下データ
・木下拓哉捕手(28)
・88試合出場、251打数67安打、打率.267、6本塁打、32打点。先発マスクは74試合。
・大野雄大と最優秀バッテリー賞を獲得。盗塁阻止率.455。チームは8年ぶりAクラス(3位)
・2020年の推定年俸1200万円→2021年の年俸?円
中日がいくらを提示したのかは不明。結果は2時間30分の交渉で保留第1号。
木下いわく「金額に不満があるということではないです」
加藤球団代表は「今年はコロナ禍。保留しても金額が上がることはない」
私は中日が1800万円を提示。木下は倍増の2400万円が欲しいと言うことでないでしょうか。
2019年の祖父江は44試合登板で「年俸2900万円からダウン提示」と報道され物議を醸しました。後にこの金額は間違いで事実は「3600万円→現状維持」だったそうです。
いずれにせよ中日もかなりシブいです。よく大野雄大は残ったな。笑
去年までは「Bクラス」を錦の御旗として中堅選手に出し渋っていましたが、今年はコロナ禍を言い訳にしているようです。
コロナがなくてもナゴドはいつもガラガラなんですけどねえ。笑
もう一人、怒っていたのが高橋周平。6000万円→8000万円
※周平データ
・108試合出場、394打数120安打、打率.305、7本塁打、45打点。OPS.794
・たぶん今年もゴールデングラブ賞。ベストナインは岡本?
・5番打者でAクラスに貢献も、ちょっと打点が少ない。得点圏打率は.300
高橋は1時間交渉の後、一発サイン。
高橋「3割打ったしもう少し上がるかなと思った」
こちらも若干シブめですが、こんなものっちゃこんなものでしょう。
確かに今年の高橋周平は2019年より大人しかった気がする。3番4番が不調だったことも大きい。
周平は「コロナなので仕方ない」と会見しましたが、去り際にイスを悔しそうに叩いた姿が印象的でした。
契約更改はチームの士気に影響する
意外と契約更改はチームの士気に影響するかもしれないですね。
自分の契約更改はもちろん何よりのモチベーションですが、今季打率.235の平田良介が1億8000万円で更改。現状維持。
聞けば5年契約の5年目だそうです。
平田の過去5年間の出場試合数は118→66→138→95→55。これで1億8000万×5年。
2016年に118試合に出場してFA権獲得。んで5年契約。この時、平田は28歳。そこから成績右肩下がり。
中日球団も平田も誤算だったでしょうけど、木下や高橋周平が平田のことをどう見ているか心配です。←大きなお世話
カープは中﨑と猛の年俸を下げましたが、彼らもFA権目前です。
複数年契約って難しいなあ。FA制度ってこのままでいいのかなあ。
MLBのロビンソン=カノは薬物使用で来季162試合出場停止。年俸26億円がゼロだそうです。
ロビンソン=カノは2014~2023年まで26億円×10年契約でした。
世知辛いのう。