中山礼都は三塁へ走れない

2023.6.24(土) 

広島 3-1 巨人マツダ 

若き巨人ファンがこの数日間、この私に向かってグダグダ言ってきているが、いくら強がっても秋広はダメなのである。

何がダメかというと方角がダメ。ほうがくがダメ。

目指す方向が間違っているって事。20歳の若さでヒットを打ちに行ってる姿がミジメで間違っているのである。

 

秋広優人

秋広はストレートを引っ張れない。

もう100回以上このブログで書いているが、巨人の若手のスイングは極めて弱い。なぜかと言うと目先の利益、つまり打率やヒットという結果だけを求めているからだ。

私はカープの林晃汰にもダメ出しをしている。林も150kmのストレートを強く引っ張れないからだ。

ヤクルトの村上宗隆もストレートに差される傾向が強いが、ヤツは150kmをレフトにホームランするのであれはあれでありなのかなと多少は認めている。だが基本的に私は村上のの打撃がキライで、ヤツの人間性が大キライです。

 

末包昇大も昨日タイムリーヒットを打てましたが、あれは追い込んだ後にストライク投げてくれた巨人バッテリーがアホだったから。末包はストレートを強く引っ張れる打者だが、昨日のタイムリーは巨人のミスに過ぎない。打った瞬間、私は失笑しました。「末包よかったね、巨人がアホで」

私と新井は3打数1安打1打点の末包の打撃内容をあまり評価しない。打つべき球を振り、ボール球を見逃せているところまではいいが、ストライクをミスショットしている時点で私と新井は守備の良い堂林のほうをスタメンで起用したくなるのである。

 

巨人の秋広は20歳。ここまで打率3割。素人はよくやっていると言うだろうが、指導者の私は若者が小手先の流し打ちでヒットを稼いでいる姿に苦言を呈さねばならない。

もっと強く、大きく振れと。

そのデカい体はそのためにあるんだ!

ぬあんだ、そのシュートは!

 

18歳の松井秀喜の初ホームランはライトへの弾丸ライナーでした。球はストレート。

20歳の秋広がレフトにいくら単打を打ったって秋広に未来はないのだ。わかったか、巨人ファン。

 

中山礼都の走塁

8回表。巨人の攻撃。得点は0対3。

先頭の代打中山礼都がライト前ヒットで出塁。

続く9番も途中出場の若林。これまたライト前。

この時、1塁走者の中山が2塁ストップ。3塁コーチャーの亀井はゴーもストップも出していませんでした。

そりゃ中山は止まらざるを得ない。打球は後方だもの。

 

なのにベンチで大騒ぎしている原辰徳。

「何やってるんだよ、まったく!」

 

新聞記事にもなってました。

「3点差なんか関係ない」報知新聞

 

私も「お、行かないのか」と思いましたが、中山のプレーは妥当だと思います。

まず3点差あるということ、あとライトがこの回から曽根海成に代わっていたということ。

おそらく原辰徳は曽根海成の肩を知らない。

中山が3塁へ行けば6割くらいセーフだったと思います。だけど曽根がレーザービームを放つ確率も4割程度ありました。1点差なら当然突撃ですが昨日は3点差。止まった中山は普通でしょう。原辰徳も岡田彰布もハッキリ言って過去の人。もう第一線を退くべき年頃ですよ。

 

新井貴浩と俺

カープでは堂林が本塁打を打ち、上本崇司が3盗を決めました。

だが新井と私はそういう「目に見える結果」を特別視しない。

堂林は守りの良いユーティリティプレイヤー。

上本崇司はヒットを打てるユーティリティプレイヤー。

 

私と新井は堂林の守備は計算に入れているが、打撃と送りバントはあまり期待していない。出ればラッキー。

上本の3盗も巨人が無警戒だから成功しました。秋山の失敗を上本が取り返したのは確かですが、野間が走者なら秋山の送りバントは成功していたかもしれません。

 

堂林のホームランも上本の盗塁も嬉しいし、苦労人の2人に結果が出たことは嬉しい。

だが指導者がそれを期待してはいけない。堂林の一塁守備はさすがでした。贅沢を言えば6回のデビッドソンのファインプレーもアウトにしてあげてほしかった。

堂林は守備の名手。上本崇司はヒットを打てる選手。

堂林の本塁打や上本の足はプラスアルファである。

 

末包のタイムリーもまだ「プラスアルファ」です。

実力で打ったのではありません。まだ計算には入れられません。 

私と新井が計算に入れているのは堂林の守備と上本のシングルヒットまで。堂林のヒットはプラスアルファ。

大瀬良のピッチングと矢崎のヒーローインタビューは計算に入ってます。

 

本日のゲームプラン

さて対巨人に1勝1敗。

昨日の勝ちは当然ですが、一昨日の敗戦が計算外でした。敗因の森浦はやはり抹消されました。

 

この3連戦で最も勝率の低い試合が今日の試合。森翔平vs山崎伊織。

非力な巨人打線にはストライク投げとけば事故はないのですが、それができないのが森翔平。

森浦大輔は非力な巨人打線に1イニング2個も四球を出して負けました。

 

森はコントロール悪い感じがしないのに、なぜか1イニングに1個四球を出す投手です。

今日のカープは分が悪いです。

ハッキリ言って勝率は55%くらいでしょう。巨人に負ける確率は非常に高い。

森より1学年下の坂倉将吾がしっかり森をリードできるかどうか。

 

今は野手が1人余っていて、昨日一昨日は林晃汰がベンチ外。

今日は林がファーストでスタメンする可能性があります。

ベンチを外れるのはアツかイソ。坂倉がスタメンの日は捕手2人制で戦うことが多い。

 

森浦に代わって昇格したのは玉村昇悟。

森より玉村の方が安定感があります。早めに玉村を投入すれば勝てると思いますが、なぜか新井はそれをしません。黒原も河野も5回まで引っ張りました。今日の森も5回まで引っ張ると思います。

 

今日は2番野間でしょう。

上本の2番も好きになってきましたが、右投手の時は野間でしょう。

秋山は当然3番。新井が私と同じ事を言っていて私も喜んでます。広島野球は昔から変わっていないのです。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感