金の卵シリーズ第3弾。
今日はまさかの大学生。ええ、今年のドラフト候補です。
しかも2人同時に特集します。2人は大学のチームメイト。
私の独断と偏見では超目玉の2人。今はただのグッドプレイヤーですけどね。
世間的には「超目玉」じゃなく「普通の1~2位候補」として高評価されています。
私が来月のドラフトでワンツーフィニッシュしたいのは中央大学の2人なのであります。
中央大学の牧秀悟
実際にカープが獲得リストに載せている選手の一人が「中央大学の牧秀悟内野手」まき・しゅうご
ただし指名ランク最上位ではありません。
現時点での最上位は
「近大・佐藤外野手」
「早大・早川投手」
の大学生2人と、
「福岡大大濠・山下投手」
「智辯和歌山・小林投手」
の高校生2人。この4人がカープの指名リスト最上位と思われます。
私はこの4人に行かず、いきなり「牧1位指名」に行ってもらいたい。
牧は2位で獲れないしハズレ1位も競合する恐れがあるからです。
ハッキリ言いまして牧は
「好みのタイプ」
の選手です。スラムダンクネタもやりやすくなりますし。笑
牧君の特徴。
[1]オールBのバランス型内野手。ポジションは二遊
[2]右投げ右打ち
[3]顔が古風でイカツイ←ごめんなさい。褒めてるんですよ。
[4]3年生で大学全日本の四番を張っていた
[5]空振りが少なそう
牧君は勝負強いアベレージヒッターです。足の速さと守備力はアマチュアでも「中級レベル」
肩も普通。長打力はまあまあありますがAではありません。Bくらい。プロでは15本くらいなイメージ。
ただし即戦力間違いなしです。ミート打ちは完成品でAランク。ライトにもレフトにも打てるし、初見の変化球すらジャストミートしてます。
去年の高校全日本vs大学全日本
西純矢の3球目を同点HRするんですが、
ストレート、スライダーでカウント1-1。
この状況で最速156kmを誇る西の変化球を狙う野球センスが私にはたまらない。笑
ハッキリ言って即戦力で新人王候補。性格も良くてキャプテンタイプ。しかも打点マニアで得点圏打率の鬼。
多分サードもそつなく守れるでしょう。私のドラ1は中央大学の牧秀悟です。絶賛。
中央大学の五十幡亮汰
その牧君のチームメイト。
五十幡亮汰君。いそばたりょうた。
彼はちょっと変わり種。
有名な彼のキャッチコピーは
「サニブラウンに勝った男」
中学校の全国大会。100m走でサニブラウンに勝って五十幡優勝。
五十幡本人は
「いつまでも昔のことを言われたくない」
と思っているらしいですが。
とにかくメチャクチャ足が速い。
ソフトバンクのスカウトは「周東レベル」と言ってます。
てか、やっぱソフトバンクも五十幡を狙っとるんか。
・・・と、まあ、ここまでは割とよくある話。
毎年いるんですよ。犬より速いとか馬に勝ったとか。
サニブラウンに勝ったくらいじゃ特に驚きません。笑
野球選手は速いだけじゃダメですからね。
ところがこの五十幡君。
結構バットに当たるんですよ。
ストレートをライトに引っ張ったり、左投手のスライダーをファールで当てたりもできます。
非力は非力ですが、周東やロッテの和田より打ちそうです。
ファールで粘れるようになれば日本ハムの中島卓也とか阪神の赤星憲広のようになるかもしれません。
赤星かぁ・・・じゅるり。ヨダレ出てきた。
え?イチロー? それはさすがにまさかねぇ・・・
そんな彼の守備位置はセンターです。外野手。
守備範囲も広いらしい。←監督談
肩も良い。Bランク。私が見たのは練習でしたから試合ではAランクかもしれません。
※参考記事:五十幡亮汰のスカウト評
とても魅力的な俊足強肩の五十幡君ですが、残念ながらカープでの需要度は低い。
24歳の大盛穂が出てきたし、6年前のドラ1センターも余ってる状態。しかも五十幡君も右投げ左打ち。
今のカープに右投げ左打ちの俊足打者は必要ありません。お腹いっぱい。数えてみたら16人もいました。
※カープの野手35人中、右投げ左打ちは16人。右右は19人。
それでも私は五十幡亮汰を指名したい。
2位で。
もし牧君を2位で指名できる情報をキャッチできたら1位五十幡でもいいです。
さすがに1位五十幡は言い過ぎでしょうか?
でもヤクルトやソフトバンクが2位で指名する可能性があるらしい。
カープに右投げ左打ちは不要ですが、盗塁王は必要です。
五十幡君は50m5.6秒で、1塁到達が3.55秒、3塁到達は10.77秒。
カープの需要は低いと言いましたが、かと言ってよそに行かれると非常に迷惑です。
この子の足で接戦を落としそうだからです。
万が一巨人なんぞに行かれたら・・・
厳しい。考えたくもねえ・・・
セリーグに来られるとメチャクチャ厄介です。五十幡君。
だからカープが獲っちゃおう!
現実的には1位牧で2位五十幡。
五十幡はできれば3位で獲りたいがカープの3位指名は36番目。36番目には残らない。
だから2位で行かないといけないのである。
ドラフトまとめと戦力外通告
「1位2位が揃って野手」というのは大樹&誠也以来です。
ただし、あの年はピッチャーをくじで外したから1位で大樹に行きました。
んで3位で獲れないから誠也を2位で行きました。
今年はこの時と雰囲気が似てると思います。
「ピッチャーをどうすんだよ?」
とお思いの方も多いでしょう。
私は今シーズンの敗因が投手だと思っていません。
だから「最下位チームは即戦力投手を指名するべき」という論調にも反対します。
今年の敗因は1~2番打者です。去年も同じです。
1番は大盛が出てきました。カープの課題は2番打者なのです。
昨日、2番菊池涼介が1死13塁で思い切り引っ張って逆転スリーランを打ちました。
その瞬間、私はテレビを消しました。
こんな野球をしているから最下位なのだ。
クリーンアップの前で2番バッターが個人プレーをしているのが今年と去年の広島カープです。
牧は巨体ですが2塁とショートを守れます。んでアベレージヒッター。イメージは今岡誠タイプ。坂本勇人はちょっと違う。牧は右にライナーを打ちますから。
牧をタナキクのプレッシャーにするのです。
んで牧はたぶんサードも守れます。牧がサードなら堂林をファーストへ回せます。堂林は1塁で無失策。3塁で12失策です。
近大の子もサードを守れるみたいですが彼も左打ち。
それに彼は即戦力ではありません。将来面白い人。正随と被るからカープは要らないと思います。
私の1位はやっぱり牧秀悟です。
ピッチャーは来年も床田と岡田で勝負します。中村祐太もクビにしたくありません。
ドラフトでピッチャーを3人指名するなら3人放出しないといけません。
野手も同じです。牧と五十幡を獲るなら2人放出。私はこの枠を金銭トレードで空けたいです。
苑田さんも尾形さんも普通にスカウト活動をしていて、下位指名で広商の子とかちっちゃいピッチャーとかを普通にマークしてるみたいですが、本当に今年も普段通りにドラフト指名するのでしょうか?
クビにできる選手もいないし、収入激減で契約金も抑えたいはず。どうすんでしょうねえ・・・
明日20日(日)は中村祐太の先発です。
祐太の選手生命を賭けた登板になるかもしれません。
命がけで応援します。