私はパリーグ音痴です。
何も知りませんが今日は千葉ロッテを語ります。
スポーツニュースで連日
「ソフトバンクを3タテ!0.5差!」
「得失点差がマイナスなのに貯金10」
「ジャクソンの穴を唐川が埋めている!」
なんて騒ぐものですから、ちょっと気になって調べてみました。
エースも抑えも特別じゃない
たいへん失礼ですが千葉ロッテ。
エースも抑えもたいしたことありません。←失礼
本当にスミマセン。試合を見ず記録だけを見てこの記事を書いてます。
今年は交流戦もないのでロッテの試合を1試合も見ていません。
まず先発陣。
規定投球回に達しているのは開幕投手の石川歩(32)ただ一人。12試合で6勝2敗。ERA3.82。QS率75%。
他の先発投手はFA移籍の美馬(33)、2年目の小島(24)、岩下(23)、二木(25)、中村稔(21)など。
エース候補種市(22)は離脱中。
みんなまずまずの好成績とも言えますし、ドングリの背比べと言えなくもない。
ハッキリ言って千賀晃大、山本由伸、則本涌井の活躍に比べれば地味としか言いようがありません。
リリーフも苦しい。
故障者続出。
内竜也(35)はトミージョン?今季絶望?
佐々木千隼(26)とベテラン大谷(35)はどこ行った?
昨年復活の気配を見せた西野(29)も今季登板ゼロ。
んで新外国人のジェイ=ジャクソン(32)が開幕直後に退団。なんか責任感じるわ・・・
左殺しの松永(32)もいない。サイド転向の成田翔(22)も全然アカン。
投手陣をまとめると
先発投手防御率 4.44
救援投手防御率 4.17
ハイ。パリーグ5位です。
打線はもっと弱い
防御率は5位でもチームは2位。首位に0.5差。
てことは打線が強力なのかな?
チーム総得点は292。パリーグ3位。普通。笑
四番は安田(20)。清宮と村上のライバルで中村奨成とタメ。
安田君の成績は.221、5本、30打点。得点圏打率も.230。
安田君は57試合に先発し42試合で四番を張ってます。んでこの成績。とても地味です。
当たった時の打球はハデですよ。でもまだ「四番として育成中」のイメージです。
他も小兵。
鈴木大地が中村奨に代わっただけのようなイメージです。
あの鳥谷敬(39)もけっこう試合に出ています。荻野貴(34)はまたケガ。
一発もなければ足もない。元陸上部の子だけは昨年の周東みたいですけどね。
ロッテの際立つ数字はコレ
ロッテが特別「接戦に強いか?」と言われると私にはわかりません。
試合を見てないですから。
ただ数字だけを見ていると、異様に際立つ数字がありました。
それは・・・
コレです。
私の大好きな
四球獲得数。
ロッテは目に見えて飛び抜けてます。
■チーム全体で獲得した四球の数
ソ 227
ロ 314
楽 263
日 259
西 238
オ 219
ちなみにセリーグの1位は巨人の238個。
カープは12球団ワーストの201個です。
ロッテのチーム打率は.244。しかし出塁率は.347へジャンプアップ
IsoD(出塁率-打率)が.100を超えたら四球王で出塁王クラス。
昨年「最高出塁率」のタイトルを獲得した鈴木誠也と近藤健介のIsoDは「.120」でした。
今年のロッテはチーム全体で「.103」
チーム平均で「いい頃の田中広輔」みたいな数字をたたき出していることになります。イヤらしいチームです。
勝つのが上手いのかな
ロッテのチーム盗塁数は55個。12球団トップ。
とはいえ年間100個ペースですし、あの陸上部の子が一人荒稼ぎしてるだけでチーム全体としては「あんま仕掛けてこない」というイメージです。
守備力はまあ「普通」でしょうか。
コーチ陣も渋いですね。
鳥越ヘッド、吉井理人は優勝請負人。
勝ち方を知ってる人たちですな。
チーム防御率5位で得点は3位。んでチームは今日にも首位奪回。
羨ましいぜ。